ある週末近隣のSanta Cruz市へ出かけた。もちろん車で。 夏前だが温暖な天気で浜辺を散策するにはもってこいの日よりだ。 車を駐車場に止め、パーキングメーターに25セント硬貨を入れた。 25セントで20分停車できるしくみだ。通常4-5枚入れて散策に出かける。 しかし今回は硬貨を入れても時計が進まない。まさか壊れているのでは と思いながらも二枚目を投入しつまみを回転させる。時計が進まない。 本当に壊れているのだ。近くに空いている駐車場も見当たらない、やっと 見つけた駐車場なのだ。このままほっておこう、反則切符を切られても 言い訳の理由があるのだと心に決めて浜辺へ向かった。
2時間後戻ってくるとなぜか自分の車のワイパーの下にピンク色の 封筒が。。。反則金$20を郵便にて送付せよとの事。以外に安くて ほっとする。車に戻る時いやな予感もしたのだがあとの祭り。
さてここからが戦いだ。不服の申し立ては2週間以内となっている。 まずデジタルカメラで壊れているメーターの写真を取って帰宅。 不服の申し立てを書面にて準備をしている時にSanta Cruz市から 反則金の催促の手紙がきた。プレート番号から車の所有者を探して 手紙を送ったのだ。この手紙はおそらく”俺はピンクの封筒なんて 知らねー"としらを切られないようにするための催促状なのだ。 先方も攻撃の手を緩めず、逃げ道がないよう要所要所を抑えての 責めだ。私のほうも数日後不服の手紙を送りつけた。 硬貨をいれたがメーターが雨動かなかったという内容だ。 もちろん硬貨を何枚入れたかなど細かい内容は書かない。 墓穴を掘る可能性もあるからだ。本当の所硬貨は2枚しか入れていない が実際は2時間以上も駐車しているので本来は駐車違反なのだ。。。
一週間程度たってから先方から手紙がきた。勝ちか負けが封を切るまで わからない。ドキドキしながら開封した。内容は違反金の納付を免除すると の通知。戦いに勝った!
今回の出来事は今まで5年間アメリカ文化に触れ、自分の 体験、経験した数々の出来事から学びとった知恵があって こその勝訴(おおげさ)なのだ。自分の成長を祝福したい。 今回の出来事は自分にとって大変大きな自信になっている。
パーキングメータ(壊れているのは右側)反対側に硬貨挿入口と つまみがあるのだ。
駐車違反通知(左側が催促の通知、右側が免除の通知)
今回のアメリカ文化のお値段、$20のところ手紙代34セントにて一件落着。