第三回発さんライブ

神立高原スキー場で行われた第三回は後にウンナンファンの間で伝説となった名曲『リフト』が登場している。まさかここから何パターンも同じような曲が生まれようとは誰が予想し得ただろうか?その完成度の高い様をぜひ聴いていただきたい。


神立高原スキー場
〜発破氏の嘆き〜
1994年が始まったよね。でも、年明けから、世界中は自然の災害が続いている。オーストラリアの山火事、北アメリカの大寒波、ロンドンの大洪水。本当に、恐い恐い世の中だよね。そんな不安に脅えるみんなの為に歌います、『神立高原スキー場』。

神立高原スキー場を聴く

〜歌詞〜
ここで滑ってる奴等は あ〜平和だね あ〜のん気だね
先の事なんか考えちゃいない 平和だね あ〜のん気だね
滑って転んで 滑って転んで うれしい楽しい うれしい楽しい
でも 帰りにふと虚しさが
「でも1日滑れたから まぁいいか」
滑って転んで 滑って転んで
珍しく前フリと曲が繋がっている楽曲ではなかろうか。世界中でいろんな災害が起こっているのと対照的にここでのん気にスキー滑ってる日本人を激しく非難し皮肉った素晴らしい歌詞と言えよう。しかし曲のレベルの低さにプロデューサーも呆れたのか、途中でぶった切るようなカットをされてしまったがまぁ笑い的にはOKか。


リフト
〜発破氏の嘆き〜
センター試験って、何だろう。でも、この世の中、偏差値だけじゃないよね。そんな社会への憤りを、この歌にぶつけてみます。聴いて下さい、『リフト』。

リフトを聴く

〜歌詞〜
リフト お前は何故? リフト と名付けられたのか
リフト おまえがいないと リフト みんな上に行けない
リフト〜辛くはないかい ぐるぐる回るだけで
リフト〜飽きてこないかい たまには滑ってみたいと思わないかい
野球の左側はレフト サッカーの監督はオフト 御歳暮にはギフト
でもみんな兄弟でもなんでもない
あ〜リフト
伝説のシリーズ曲第一弾となった『リフト』、まさにギターを抱えたままリフトに乗って歌っていた(危ない)。前のリフトに乗っていたスタッフとの間が離れていた為か、それとも単に気持ちよさそうに歌っていたのか、サビで大声出して歌う発破氏。前フリの「センター試験って何だろう」にはさすがの内村氏もアホらしく思ったのか、VTRを見て笑う姿があった。


君が僕を愛したから なぜに 僕は君を愛している
〜発破氏の嘆き〜
スキーって楽しいよね。何でこんなに楽しんだろう?上手くても、たとえ下手でも、楽しいからみんな滑ってるんだよね。そんな中で、若い男女が愛を育んでいく。とっても良いよね。そんな気持ちを込めて歌います、『君が僕を愛したから なぜに 僕は君を愛している』。

君が僕を愛したから なぜに 僕は君を愛しているを聴く

〜歌詞〜
ギター抱えて滑るのは〜危険だからやめよ〜ね
前フリで爽やかな事を言ってるかと思いきや曲自体は何の事はない注意書きのような内容、馬鹿馬鹿しさのあまり声も出ないと言った様子だ。しかし歌っている本人は本当にギターを抱えスキー板をはいて上から下へ歌いながら滑っていくというホントに真似してはいけない姿であった。見事に綺麗に滑っていたのでこりゃまたビックリ。内村氏の運動神経の良さがここに出ていると言っても良いだろう。タイトルがなぜこんな具合なのかというと当時CDチャート第一位を独占していたB'zの歌が「愛のままにわがままに僕は君だけを傷付けない」とかいう長いタイトル名だったから。


神立
〜発破さんの嘆き〜
誰もいないスキー場。なんか、ポエムだよね。そんな、そんな気持ちを込めて歌います。
聴いて下さい、『神立』。

神立を聴く

〜歌詞〜
街は夜の帳が降りて 人々は次々に帰る
ナ〜イトスキーはやってないもんね 早朝スキーが変わりにあるよ
ライバル〜多い 多い 多いぜ
今だ目覚めよ 神立! 変身ヒーロー 神立!
「お前は誰だ」 「神立!」 「それ漢字でどうやって書くんだ」
ライバルはガーラ湯沢 手下のZOOは猿になる
蔵王 苗場 志賀高原に負けるなよ
ベルトのスイッチ押せば 変身!神立

第二回の『レインボーブリッジ』に続くヒーローもの第二弾。これもまた完成度が非常に高い。気持ち良く歌っているのは良いが編集で付けたドラムの音に全然合っていなくてスタジオの内村大爆笑、南原呆れ顔。如何に音符を無視した歌い方で歌っているのかが身にしみて分かった曲でもあった。


エンディングテーマ
エンディングテーマを聴く

〜歌詞〜
バスの上で唄うバカがいる〜 バスの上で唄うバカがいる〜
第二回からお馴染みとなったエンディングテーマだが、音声でも分かるように南原氏が大ウケ。確か前回にも観ているはずなのに、今になって「最後ちょっとツボだったわ〜」と大ウケしているということは前回はあまりVTR観ていなかったのだろうか?(笑)


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