東方に覇を唱えるクローネンベルク帝国の皇太子。同国の軍事関係を一手に引き受ける大元帥でもある。動乱の激しい東部諸国において、虎視耽々と他国を狙い続けているなど、西部人に無い真剣さを持つ人物。セルバニアの片田舎で樵業を営んでいたギルドレインの才能を見抜いてスカウトするなど、有能さがうかがえる。その後数々の武勲を上げ続けるギルドレインに大満足ではあるが、戦場から忽然と消えたり(義弟の危機を感じ取ったのだろう)、騎士のくせに賞金稼ぎをしたり、とにかく金になるなら何でもしたりで帝国黒騎士団の品位を下げる!という苦情に
『うちの給料では足らないと言うのか!?』
と本人に直談判(?)した所、
『足らん』キッパリ
と言い切られて大ショック。現在彼の給料をもっと値上げするべきかどうかで頭を悩ませる日々を送っている。
4人姉弟の末子。3人の姉とは犬猿の仲。愛称「ビリー」(ル・ルー談)。
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