ずるくて、こすくて、情けないもの。それが大人の男なのです
解説して欲しい言葉・法則がありましたら憂鬱のKまで、感想もお待ちしています
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41.「国語」の法則
42.「禁句」の法則
43.「盗聴」の法則
44.「傍受」の法則
45.「先送り」の法則
46.「前倒し」の法則
47.「好事魔多し」の法則
48.「ピーク」の法則
49.「七転八倒」の法則
50.「七転び八置き」の法則
大学入試に国語が必要ないのか、と疑問を持つ前に科目数が少ないことだけで私立大学を選ぶ輩が後を絶たないことに疑問を持とう。本を読まなくても死にはしない。手紙を書けなくても困らない。ましてこんなHPを読むのには… |
国語: 「読み書き算盤」が基礎である。これが出来ないと立派な商人(あきんど)にはなれない。近頃の商人はみな算盤の能力に比べて読み書きの能力が著しく劣る。この為にバブルのような暴力的な商売を罪の意識もなく行ってしまう。かつての商人は読み書きの能力と算盤の能力がほぼ同じぐらいであったため罪の意識を持ちながら暴力的な商売を行っていた。 但し本来あるべき読み書きの能力に比べればかつての商人も不合格と言わざるを得ないレベルではあった |
行ってはいけないといわれると行ってみたくなる。言ってはいけないと思うほど口に出てしまう。知らなければ言えない、知っているから言いたくなる。言ってはいけない言葉を作ったのは誰だろう |
禁句: 語尾が濁れば王様の意味になるが、両者に関連はない。お店で「するめ」のことを「あたりめ」というように言葉も時と場所を選ぶ。但し実際には人が時と場所を選んでいるにすぎない。おめでたい時にはおめでたい言葉を選び、もっとおめでたい雰囲気にするのが大人の智恵である。おめでたい人におめでたい言葉をぶつけてもてあそぶのも大人の智恵である。 しかし悲しんでいる人に悲しい言葉を浴びせもっと悲しませることは「禁止」されている。ただこれを大人の密かな楽しみと評価する人種も存在するし実践している人種も存在している |
盗聴法などとは口が裂けても言ってはならないのである。本音で語れぬ人々は生きていくのも大変ですなあ |
盗聴: かつて創価学会が共産党の宮本顕治委員長に行った行為。かつてアメリカ大統領が行って辞任させられた行為。 現在秋葉原にいくと誰でも行える行為。実際にそこかしこで行われている行為。犯罪行為。 今後警察権力が裁判所の許可により自由に行える行為。この場合のみ合法行為とみなされることが決まった |
二つの言葉の意味の違いを述べよ。数年後の大学入試に出るのではないかと期待している。トホホな国になってしまった |
傍受: 盗聴を行う立場からみた場合は傍受。傍受された立場からみた場合は盗聴。これらは所謂「コインの裏と表」の関係と揶揄されるもので、一般には区別がつかない。また区別をつけても意味がない。つける必要もない。 まあ、まるいスイカも切りよで…なのが大人の男の法則であることのいい例ではある。 |
歯痛をごまかすために手を思いっきり抓る、二日酔いを誤魔化すために向かい酒をする。この一連の行為を笑う人に限って「先送り」の愚かさに気づかないのはどうしてなんだろう |
先送り: 一般にはどこに送るか、何を送るかが問題、といった議論になりがちである。本質はどこまで送るか、いつまでに送るかである。送られた方が困ることから考えても送った方も結局は困ることから考えても、送るものは「見てはいけない」「さわってはいけない」といった「いけないもの関連」であることは明白である。決算、処理、情報開示等が送られるものの代表。 現在が未来に負の遺産を送る、という認識をもっていれば大きな間違いはない。 |
今まで「もうちょっと待って」と言っていたのに急に「もっと早く」と言われても対応は取れない。健全化という名の魔女狩りでなければいいが |
前倒し: 予算、対応、処置といったものが無理矢理に倒されつつある。「前」に隠されているが「倒されている」現実を忘れてはならない。言葉のレトリックは大人の男の常套手段である。「寄り倒し」も「浴びせ倒し」も負けを意味していることに注意しなければならない。 世はすべて強者の論理で成り立っている。強者は常に変遷することを忘れてはならない。「前借り」は後で返さねばならない。倒したものは立て直さなければならない。自明の理である |
前首相の橋本さんも調子に乗りすぎてロッキード事件で有罪が確定している国会議員 佐藤孝行氏の入閣をごり押ししたことで急坂を転がり落ちるように消滅してしまった。その二の舞は踏まない様にと祈っている。それとも踏むように祈っているのか |
好事魔多し: 「工事間多し」は工事は時間がかかるの意。公共事業の場合はわざと時間を掛けているので致し方ない。「公示摩多し」は選挙活動には摩擦を覚悟しなければならないの意。この程度でビビる人はそもそも立候補しないので案ずる必要はない。「好餌麻多し」は麻婆豆腐は美味しいの意。単なる作者の好み。「後事真多し」は真実は後になってからしか分からないの意。 従って今あなたが読んでいるこの文章の本当の価値は今のあなたには判断できない。 といったような物言いを続けることが「好事魔多し」の見本である。一般には妬み、恨み、嫉み(ねたみ、うらみ、そねみ)の「三み」による失敗工作、陰謀、策略といったものが「魔」だと言われている |
登っている時はピークは見えない。下り始めて始めてピークを認識する。もちろんピークを過ぎたことを認識するに過ぎないのだが |
ピーク: 人生を「打点」で判断する人がいる。一般には過去に生きる人とのレッテルを貼られることが多い。それの何倍もの人が人生を「打率」で判断する。今を生きている人との印象を与えやすい。 ちなみに作者は明日に生きているといわれることがある。「実力の半分も出していない」との言い訳を多用するせいである。 体力のピークは人生の早いうちにやってくる。致し方ない、生命の宿命だ。それに反して知性のピークはいつまでたってもやってこない。我慢ならない、愚鈍の宿命であっても |
七回も転がるのである。その上八回も倒れるのである。そりゃもう体中いたるところ傷だらけなのである。しかし一番大変なのは転がるためにも倒れるためにもいちいち起きあがらなければならないことである |
七転八倒: 古来大変な苦痛を示す意味に用いられる。四字熟語の世界は異世界なので、たかが苦痛を表すためにこれほど大袈裟に表現する。本当に七回も転がり、八回も倒れるぐらい元気だったらそれほど心配する必要はない。試しに今実験したところであるから疑うことは許されない。但しこの実験体力に自信のある方以外にはお勧めできない。 運悪く実験をした方は苦痛というよりは労苦の方が近い、との感想を得るだろう。 |
七回転ぶのである。その都度起きあがるのである。起きないと転がれないからである。起きなければ転ぶこともないことに気がつかないことを嘆くべきか、諦めの悪さを嘆くべきか。それにしても七回起きればいいのではないかとの疑念は晴れない |
七転び八置き: 一転び一起き。二転び二起き。三転び三起き。四転び四起き。五転び五起き。六転び六起き。七転び七起き。あれっ こんな簡単な算数が出来ない様では大人の男とは言えない。転ぶためには最初に起きなければいけないのである。従って、前提となっている、「一転び一起き」が間違い。(一起き一転び二起き)が正しい。しかしこれでは誰でも転ぶために起き上がることを理解してしまうために、通常は最初の一起きは無視される。 なんで人にそんな無駄なことをさせるのかって?この程度のことも理解できない様ではこの講義を最初から受け直す必要があると判断せざるを得ない。民は愚かなほうが治めやすいのが世の習いなのである |
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