home  7   journal [思い付記 || 過去 | 現在 ]
November 30th
Indian Summer
インディアンサマーとは小春日和、それは秋を迎えたにもかかわらず、暑くなる事をいうのですが、
普段秋なんて、ほんの2週間で、あっという間に冬に突入なのに、今年のニューヨークの秋はそれがずっと続く状態。
嬉しい事;暖かいままなので、活動的でいられる。
困る事; 活動的でいられる分、勉強に未だに身が入らない!
困る事2;切る服がない!!

November 27th
Happy Holidays
この週末はサンクスギビング(感謝祭)でした。独立以前の初期の移民が食料に困ってるところに、インディアンの人が、
食べ物を与えた事に期するものです。宗教時の要素が少ないお祭りなので、けっこう好きです。そのインディアンを
殺りくしてしまったアメリカ人って、、、
そして、このサンクスギビングからクリスマスまで、ユダヤ人のハナカーンや冬至があって、師走とは呼ばないまでも、
みんな忙しくなります。学生は最後の期末試験、課題などのつけ合わせ、主婦はツリーの飾り付けやプレゼントの用意など。
そして、あしたはロックフェラーセンターのツリーの点灯式です。幸い、インターン先の国際観光振興会がロックフェラーセンターに
ありまして、そこでパーティーになっています。『 現在のツリーの様子 』その報告は、また今度。

November 18th
就ショック!
バラ色の留学生活も、就職の事を考えると鬱になります。
目指すは名付けて、ピンポイント就職作戦。
業種で絞ると言うよりは、今話題の公益性のある特殊法人などを、標的としているため、
就職斡旋会社などを使う事ができない。よって、各機関の人事担当者に、直接コンタクトをとって、
アピールして行こうと思っています。金曜日にはバルークで就職セミナーを開いたのですが、
リクルート社の人の話によると、アメリカでの雇用状況は悪化したとのこと、
日本での状況も折角上向いたのに、あの海賊どものために、不確定な雰囲気がただよっているそうです。
しかし、大学卒業時の、就職氷河期突入といい、今回のテロ事件といい、ホントついてないかも???

November 12th
えっ!
えっ!ちょっと奥さん聞いてよ!的なネタを二つ。
昨日ここに。ニューヨークは安全なんて書いたもんだから、飛行機落ちちゃった。
エアバス300って、どこかで聞いた事ありません?そう、名古屋で落ちたものと機体が同じです。
その他に3ケ所で落ちているらしいのです。古いので、寿命でないかと思われます。
もう一つのえっ!は、シリコン!
いやー僕は胸にも尻にも入れていないけど、電話の線に入っていたのだった。
家の電話はたまに耳を塞ぎたくなるほどの雑音持ち。かれこれ、何人もの技術者が来ては、
直したつもりになって出て行った。技術者がチョコチョコいじっては、その間に回復という感じだった。
そんで、今日もいつもの通り雑音に悩まされていたところ、電話のジャックの部分をいじってみたら、
とろりと透明のシリコンが出て来た。
ウギャーと叫び、同居人に報告して、耳カキでほじくり出してみたところ、
どうやらグリースが溶けているらしい、
それにしてもこんなに寒いのになんで?なんで?なんで?
そのシリコンを取り除くのに、3時間以上かかってしまった。明日テストなのに、、、

November 11th
2ヶ月
月日の経つのは早いもので、あの事件から2ヶ月が経ちました。
WTCが崩壊するのを見て感じた不安は適中しなくとも、長い期間僕の中に居座っています。
それは、次に狙われるのはどこか?自分も巻き込まれるのではないか?という不安です。
WTCがやられたのなら、つぎはエンパイヤステートビルだと、事件直後に直感し、
そのビルを避けて避難して来ました。
そして、2ヶ月たった今も、人込みに自分を置いた時に、今あのような事件があったら、
自分はどのような行動を取るべきなのか?などと考えています。
これをトラウマというのでしょうか?
しかし、もちろんこれは僕だけに起こっているわけではなく、数多くのニューヨーカーが
トラウマに悩まされています。悪夢を見続ける人、夜眠れない人々を知っています。
かと言って、みんなが暗く沈んだ気持ちで毎日を過ごしているかというと、そんな事はありません。
表面上は全くいつもどおりの、活気溢れるニューヨークなのです。
ただ、観光客の数は激減しています。世界的に見ても旅行業界の低迷は深刻なものがありますが、
当地であったニューヨークを訪れる人は、目に見えて減りました。
たしかに、上記の通りの不安を抱えた人々に加え、炭疽病の脅威も気になるところですが、
ニューヨークはNew York、そう力強さを持った都市です。
そんな所で暮らす人々の暮らしを垣間見たいという方は、ぜひ訪れてみて下さい。

November 5th
dame=damn it
じつはこれ、ダメダメと読みます。
ヤンキースは勝利の方程式を崩されるし、しかも最後の最後で。
NYは北西からの強風が秋を吹き飛ばし、冬を呼んで来てしまい、心までさむい。
デモ、実際にそんなに日常生活に関係あるかと言われれば、答えはNO。
学校の方も書いたとおり、忙しくなって来ました。例えば、
こんど書いたドキュメンタリーを見てのエッセイ、先生は文法なんかは見ないんだけど、
もっと掘り下げろもっと書けー、と要求して来ます。
さらには、書け書けと言ってる事と授業で言ってる事が重なっていて、
なんか先生の思想をちょっと押し付けられている感じ。まあ、出来上がったら、乗っけてみようかな。
スピーチのクラスは、説得。アメリカが放り出した京都議定書について、語ろうと思います。

November 3rd
学生の本文
秋の夕日に照る山紅葉
秋も深まって参りまして、いよいよ学校の方も忙しくなって来ました。
テロの影響エトセトラがありまして、やる気ない半分、やるせないような気分でありました。
しかしそれもこれまでの話、ここからはエンジンも75%くらいの出力で頑張ります。
就職活動もボチボチと開始し、履歴書を送りつける作戦に出ます。


September 1st, 2001

秋の気配

NYも9月に入り、すっかり秋の気配。
というには涼しすぎる。15度くらいまで気温はさがり、風が冷たい。
東京よりも、だいぶ高緯度にあるためであろう。
今週は目まぐるしい日々が続いた。
月曜に新校舎のこけら落としと共に、新学期が始まり、教科書を買うのに列を作り、エレベーターの列は確かになくなったが、
分かりにくい『超現代建築』の中を、教室探しに翻弄する人が増えた。
空き時間は、ストリートに出なければ結局成らず、街の人のエネルギーに押されぎみ。
そして、追い討ちをかけるかのように、金曜日のインターン。
なんと、週1回のインターンでも、仕事がチャンと用意されていて、嬉しい!?
そのご、ブルックリンで行われる、スティールドラムの練習会をのぞきに行った。
(そしてーなんとーそのごー、って新聞みたい。) 

スティールドラムは夏の音!
このドラムの音はNYの地下鉄などでも聞こえて来る、あの金属音なんだけど、
これがアンサンブルとなると、これがまた3次元的な世界を表現するのです。
フライパンの裏をたたくような、アノかん高い音から、ドラム缶をたたく、ベースになるような音と、
その間に2〜3種類で、ハーモニーを形成して行きます。
ドラムの性質上、リズムをたたきながら、実はメロを奏でていると言う不思議なものです。
総勢100人ほどで、壮大な音色を創出するのですが、楽譜などはないようで、
観ている方にはどのようにして、曲が創られて行くのかは全くのなぞです。
それでも、音楽のすばらしさに加え、
小学生くらいの子供から、大人が一体となって、演奏しているその姿を観て、とても感動しました。
アメリカでも日本でも、こういった民俗的な事は、特に都会では急速に失われつつあって、
自分もその原因の一分子だけど、やはり大切にして行きたいと思います。
皆さんは、今年の近所の盆踊り大会、参加しましたか?
 

August 9th, 2001

猛暑

暑がNYにもやって来ました。
週明けぐらいからじわじわと気温が上がり、今日はついに100度を越えたようです。
38度近くという事ですね。
それで、節電が呼び掛けられているにもかかわらず、相変わらずエアコンの聞き具合は凄まじいものがあります。
ニューヨーカーの多くはバケーション中という事ですが、
それでもカリフォルニアの二の舞いになるのではないかと、危惧されています。
我が家では既に4回もフューズを飛ばしている。
そんな暑さの中、例えば地下鉄のエアコンが故障していたりすると、余計に暑さが増す気がします。
一両だけ壊れている事は良くあるけど、昨日のはひどくて、全車両効かなかったみたい。
それで乗客は涼を求めて右往左往して、車両のつなぎを開け放ったりしています。デモ、この暑さには叶わない感じです。
市の対応としては、cool hotlineという電話を設立して、高校などエアコンのある施設を紹介して、
公営プールの時間を延長して、涼を提供しています。僕としても、なるべく外には出たくないのですが、
一日中冷房に使って、夕方一気に外に出ると、どっとだるくなるので、お昼に外に出てみたところ、
その暑さは周りの空気自体が暑い感じで、どうにも逃げようのです。四方八方を熱に囲まれるとでもいいましょうか。
暑中お見舞い申し上げます。

June, 13 2001

常連

連というのはなる方にとっても、迎える方にとっても気持ちの好く、便利なものである。
迎える方は、スターバックス店員時代に経験していて、常連が店に来ると、
ある種の緊張感とも恋心とも言い表わされそうな感覚と共に、奉仕した記憶が過る。
既出のチビとは、Nolita(あえてSOHOとは書きません)にある日本酒バーの"Chibi's bar"のことで、
かれこれ1年以上通い続けているうちに、オーナーに顔を覚えられて、
ちょっと、おまけをいつももらっています。
ナンカ、チビに行くと落ち着くのですね、これが。
僕にとって同じような役割をもつ店は。近所にもあって、これ又前に出て来た、
日本食料理の、シマに始まり、イタリアン、メキシカン、ギリシア料理の各店です。
大体ルームメイトのNORと行くのですが、たのむモノもほとんど同じなため、完全に顔を覚えられた感じです。
シマはいいとして、メキシカンでは、ウエイトレスのネイちゃんに、
「この前はマメ抜きだったのに、入れちゃってごめんね、今日はちゃんとするからね」
ギリシアでは、いつも頼んでいた、サラダを忘れた事を指摘されるし、
客にとっては実に、なんとも親近感があって、相互の信用性も増して、いい感じ。
こういう事で、留学も日常になったんだと感じるのです。
 
 

July 4th, 2001 

Happy Birthday to... 

America & my sweet niece! 今日は言わずと知れたアメリカ独立記念日。 
それに加えて、東部時間の朝8時過ぎ、昨日に引き続き母からの電話で目覚める。 
姉が無事に女の子を出産との事です。 
これで立派なおじさんになると言う、宿題が出来ました。 
生命を与える事ができる女性を尊敬します。でも、妊娠中の姉の姿を見ていないので、実感が無い。 
実はコウノトリが運んで来たんじゃないの? 
アメリカの方は、国民としての自覚が無いため、ただの休日でしか無く、 
毎年グレードアップしているはずの花火は曇りのためよく見えず。 
k、地下鉄に乗って高架線の上から、遠目に見ました。 
それでは、もう一度。 美江さん、女児誕生おめでとう!