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親知らずを抜いた日

 よく、友人から親知らずを抜く話を聞いていた。たいていの人は、「痛かった。」とか、「顔が腫れた。」とか、嫌な話ばかり。20歳を過ぎたころから、歯茎を破って生えてくる、ということを聞いていた。社会人になっても、何の変化も現れないので、「よかった、私はカンケーないわ」と、ほっとしていた。ら、25歳になって、突然うずき出した。

 はじめは、痛くてもほおっていた。が、左上の親知らずが、変な方向へとはえはじめ、、頬の内側をはさんでくるようになってきた。こうなったら、もう我慢できない。歯医者へ直行。

私:「あの、親知らずが生えてきて、内側の頬をかむんですけど...。」
歯医者:「そうですか、じゃ、抜きましょう。」
私:「・・・・は?。」

 最終的には、抜かなくちゃいけないだろうな、と、多少の覚悟はしていた。が、まさか、行ったその日に、いまからすぐ抜くなんて...。

私:「あの、いまから・・・ですか?」
医者:「ええ。善は急げっていうでしょ?」
私:(善は急げって、ヒト事やなぁ、このおっさん)と心の中。

左上奥、麻酔、ますい、がんがん麻酔
ペンチか、もしくは、巨大ネジまわしが登場。

私:(うそーん、あんなんで抜くのぉ??)(>_<)(>_<)(>_<)

ゴキゴキ、ミシッ!

私:(ミシッ!って何の音じゃー???)

医者:「はい、抜けましたよー。」

...かなり、あっという間の出来事でした。全然痛くなかったし。歯って、意外と簡単に抜けるんだぁ、って感じ。

 でも、歯医者さんに言わせれば、手ごわい歯だったらしい。というのも、通常、歯茎に包まれている、歯の根元の部分は、まっすぐらしい。が、私の歯、途中から、うにゅ、っと曲がっていたみたいで、抜きづらかったとか。

医者:「この歯、どうしますか?」
私:「え?どうしますか?って?」
医者:「記念に持って帰ってください。はい。」


親知らずといって、手渡された歯が、これ。
実は、この写真が見せたいがために、このページを作ってみただけだったりして...。(^^ゞポリポリ
写真では、いまいちわからないかもしれないけど、先端が、かなり曲がってます。(ううぅ、性格があらわれているのか?)

 実物の歯を、人に見せようとすると、たいてい激しく嫌がるのは、男性。女性は、結構興味シンシン。男性って結構、ホラーとか、スプラッタとか、とか、嫌がる人多いから、歯も、それに近いのか?(単に、私の歯なんてきょーみねーよ、ってことかもしれないけど)

たまに、狼の歯、とかをペンダントにしてる人、いるよね。私も、自分の歯をペンダントトップにしようかな?(^^;;

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