Tour'99 "DISCOVERY" in Okinawa 1999年7月11日、2月から始まったTour DISCOVERYの、この日が本当のラスト。ファイナルステージ。朝方と、夕方18:00頃、雨が降ったが、あとは快晴といかないまでも、何とかお天気には恵まれた。 ここ、宜野湾の野外公演では、ブロック内自由のため、10日のライブが終わった直後?から、徹夜組が順番待ちをしていた。私は、といえば、前の日の泡盛に、完ぺきノックアウト。優れない気分のまま、沖縄市を観光し、行列に並んだのは17:00頃。当然、最後尾に近い。まぁ、会場が狭いから、良しとしよう。 ちょうどその頃、リハをやっていた。野外だから、もちろんまわりに声も音も筒抜け。滞在していた近くのホテルまで、響いてくる。私に聞こえたのは、ホテルでかすかに聞こえた「抱きしめたい」、並んでいるときに聞いた「DISCOVERY」、「アンダーシャツ」のさわり。友人達の証言によると、抱きしめたいは、何度もリハしていたとか。「#2601」もリハしていたらしい!(これは10日かもしれないが)あぁぁ、うらやましい。#2601聴きたかったなぁ...。 11日の席も、Aブロック。真ん中、ちょい田原さんよりの最後尾列。ナカケーサイドにも、少し後ろ髪引かれたけど、今日は桜井さんも、飛び降りないだろう、と思い、あきらめる。 前日にも設置していた雨よけ用テントをスタッフの人たちがはずしてくれました。よかった、よかった。Aブロックならメンバーの顔が見えないこともないが、邪魔なことは確かだからね。蒸し暑いなかにも、時折海から吹く風が、心地イイ。 10日は、雨のせいで夕方から、もう真っ暗だったけど、11日は、同じ時間帯でも、全然明るく、メンバーの顔がはっきり見える。顔だけじゃなくって、ドラムや機材の上に置いている人形(ドラエモンと、ゴマちゃんのぬいぐるみあり)やら、サイドで待機しているスタッフまで丸見え。普通のアリーナとかだったら、メンバーが登場するとき、薄暗い照明のために、姿は見えても、表情までは見えない。が、今回は、ホントに丸見え。Jenがガッツポーズをしている。(当然上半身裸)すごい気合いの入りように、こっちまでガッツポーズ。(笑) で......10日の時のように、あまりの出来事の多さに、記憶がかなり欠落しております。ご容赦を...。
10日の時ほど、動きはない。だが、桜井さんの声の伸びもよく、聴かせるライブになりそうな予感がした。
桜井さん:「もう何も言うことナイですっ。そのままでいい。最後までゆっくり!」(MLの友人談)
名もなき詩の時、♪あるがままの心で生きられぬ弱さを〜のサビところ、まるまるを会場が歌う。桜井さんが、満面の笑みで一緒にクチパクしてくれて、うれしかったぁ!
Prismのあと、いつものように「Everything(It's you)」が始まるのかと思っていると...
何となく、今日は抱きしめたいはやらないだろうと、勝手に思っていたので、思わぬ展開に「ギャー!!!」歌い出す前、桜井さんは、ステージ後方、ドラムの前の方まで下がり、頭をたれ、じっと佇んでいる。その様子が、何とも言えず、イイ。しかも、キーボード担当の浦さんが、間奏でソプラノサックスを披露。めちゃくちゃ上手い!ふぁー、もう、昨日に引き続き、大感動。(*^^*)
手拍子、いっさいナシ。さぶいぼモンの、素晴らしい雰囲気。会場から桜井さんの声が、空を突き抜けて響いていく......。こんな素晴らしい雰囲気、なのに、なのに、、私の前で見ていた人たちが、しゃべりまくりの騒ぎまくりで、がっかり。なんで、あんないい雰囲気の時に、しゃべれるんだぁ!(怒)ガンガンの曲なら、いくら騒いだってイイ。でも、静かな曲の時は、頼むから静かにしてくれ。ライブに来ているのは、君たちだけじゃないんだから。 I'll beと花のつながりの時、Sunnyと浦さんのキーボードでつながってるよね。Sunnyが弾いた後、演奏を讃える拍手が起こったのは、聴くときは聴く、素晴らしいときには拍手と、なんて気持ちのいい観客さんたちだ!って気がして、うれしかったです。(^^)
桜井さんが上半身裸に...ということは!
ナカケーの出番がないとき、ステージ脇にはけてる様子が、ばっちり見えました。スタッフに、うちわで扇いでもらってて。その姿が、やっぱり仁王立ち。(笑)最初は、スタッフに向き合って。次に、裏面を扇いでもらってました。君は、ちらし寿司か?(笑)まあでも、あんなにノリノリで踊ってたら、暑いだろうな。私も、おニューのワンピース、全身汗まみれで、びちょびちょだったもん。
ニシエヒガシエがもう、最高!!!♪夢や理想にゃ手が届かないが の前に、恒例のスモークがブワーっと。でも、それが半端じゃない量。ステージがなんも見えない。「おいおい、昨日雨でリハできなかったからって、ちょっと出し過ぎちゃうんかい?失敗?」なんて思ってたら、歌い出しの前に、ギターを弾く健ちゃんの姿が、煙の隙間から、少し見えてきて、「うわー、かっこいい!!!」と思ったら、またすぐ消えて。 MLで知り合った友人(野郎3人衆)は、ライブ前からおなかに「J」「E」「N」の文字を仕込んでいた。♪ラーラララーの大合唱のために。そして、「男だけー!」の桜井さんの声に、野太い声で、拳を突き上げ「ら〜ららら〜〜!!!!!!!」。桜井さんも、Jenも、健ちゃんも、ナカケーも、みんな笑ってました。私の席まで聞こえてきて、かなり笑えた。(^^)
最後、4人が集まって演奏する場面で、桜井さんのギターの弦がきれるというハプニング発生!私の席からでも、切れた弦がプランプランして光っているのが見える。スタッフが、代わりのギターを持ってきても、そのまま引き続ける桜井さん。なんか、かっこよかったし、桜井さんもすごく燃えてるんだ!っていう様子が伝わってきて、感激。
もうすぐ終わってしまう...そんなことを頭の片隅に置きながら、私も熱唱。会場全体が、光の射す方へと手を伸ばしている。
ライブの終了。通常なら、アンコールがわき上がるところだが、最後の日は、「星になれたら」のサビをみんなで歌って送ろう!という計画がネットで持ち上がっていた。「いつ合図があるんだろう...?」みんなが顔を見合わせている。そこへ、笛の合図! この部分だけを、拍手で、みんなが歌っている。メンバーがでてくるまで、ずっと、ずっと歌っている。めちゃくちゃ揃っている。すごい一体感に、「みんなミスチルが好きなんだ!」って、改めて思う。
そして10日にもあった、曲にあわせたメンバーの紹介。(あんまりちゃんと覚えてないんだけど) そしてそのまま...
今回は、晴れていたからか、花火の大サービス!曲の途中にもバーン!があったような。とにかく、ノリノリで、あっという間に終わってしまった。
もうこれで、終わりなんだ...そう思って、一音も聞き逃さないように、全部、全部受け止めました。
「この会場で、ここのみんなとファイナルを迎えることができて本当にうれしく思います。また会いましょう!バイバイ!」 最後の最後、あいさつにでてきたとき、JenがDISCOVERY Waterを2本持って、飲んでた。で、あいさつするときに、メンバー同士で手をつなぐから、その水を舞台にいったん置く。で、置いたままJenは、はけちゃったんだけど、最後に河口さん(ナカケーだったかも?)がでていくとき、その封の開いた、Jenの飲みかけの水を客席へ、ポーン!「うわー、欲しいー!こっちにくれー!」って私さけびました。ハイ。(笑)
Jenも、自分の汗を手で拭って、観客へ、しぶきを跳ばしてました。その汗も、水も、ナカケーサイドばっかりに投げてたので、やっぱりあっちにいっときゃよかったかな?と、ちと思ったりしたな。サイドは、意外とおいしい席なのかも?
メンバーが去ったあと、I'LL BEをバックに、花火がどーん。沖縄の空の下で、ここにミスチルを求めてやってきた人々と、一緒にこうして、花火を見られて、なんて幸せなんだー!って、涙が出そうでした。(T_T)
DISCOVERY Tourは終わっちゃったけど、またきっと会えるよね! Thanks a lot! Mr.Children.
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11日の演奏曲
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