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Great Ocean Road

Day One. Saturday 19 February

Great Ocean Roadを目指す

▼オーストラリアに来たら、ぜひいってみたかった場所、Shell beach、Ayers Rock、そしてGreat Ocean Road。私の大好きなバンドMr.Childrenが、このGreat Ocean Roadで、Tomorrow Never Knowsのビデオクリップの撮影にも来た場所なのだ。本当は、3月末に友人が遊びに来るまでは、グレートオーシャンロードに行くつもりはなかった。が、アデレードまで来て、急に「すぐそこまで来ている」という思いが心ざわめかせ、ツアーに参加することにした。ま、友人を案内するときの、予習をかねて、ってことでね。(^^ゞ

▼参加したツアーは、Wild Life Tour。AdelaideからMelbourneまでグレートオーシャンロードを通り、一泊二日でかけぬける。ドライバーはBen。客は、同じバッパーから日本人の女の子ばかり4人、他、すでに乗っていた日本人が4人、カンガルー島ツアーで一緒だった、ドイツ人の女の人が一人、あと、アメリカンの女性、フランス人の男性、他、アルゼンチンからの女の人もいたっけな?総勢20名くらい。小型バスで約400kmほど?の移動。このバスが、なんか乗り心地悪い。ギアがギシギシゆってるし、座席は固くて薄っぺら、その上、エアコンが壊れてた!!!ここのところ、オーストラリア全土が暑いのか、この日も、強烈な暑さ。Benが、「エアコンをつけたいの?ほら、エアコン、ON!」といいながら、窓を開けてまわる。ち、おもしろくねーよ。(笑)

▼まず、今日はグレートオーシャンロードにはいかない。Grampionsへ。

The Grampions
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▼グランピオンズとは、アボリジニの言葉で意味はPlenty of Waterだそうだ。その名のとおり、乾いたオーストラリアに似つかわしくなく、水が多い。最初に訪れた場所は、Fall。滝まで約1kmと看板に書いてあり、急勾配の下り階段になっている。横を通り過ぎたおじさんが「この階段は、二千(二百だったかも?)何段あるんだよ」などといっている。「しんどそー」と思いつつ、ゆっくり降りていってたら、横を誰かが元気に走り去っていく。「だれ?」と思ったら、なんとドライバーのBen。猛ダッシュで駆け下りていく。元気やなー、って感じ。

▼Mckenzie Falls(滝)までつくと、壮大な風景に、感動。滝の下では、たくさんの人が泳いでいた。その中に当然Benもいる。しかも滝に打たれながら、ノリノリで踊っている。変な人だ。(笑)

The Balconies
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▼次は、。また15分ほど歩かなきゃいけないらしい。うー、広いのも考えもんだ、オーストラリア君。なんだか、どこを歩いているのか分からない小道をひたすら歩く。15分、といっても、上りあり、下りありで、けっこうしんどい。「この先に、この苦労の見返りはあるの?」なんて思いがよぎる。

▼ようやく到着。そこには、一面にオーストラリアの大地が横たわっていた。岩が少し突き出て、切り立った崖になっている。底までそろそろっと降りていって、みんなで写真を交互にとる。そういえば、よくパンフレットに載ってる写真って、ここなんだー、と気付く。後で聞いた話だけど、宮崎駿の映画「もののけ姫」で、アシタカとサンのお母さん犬が話していた岩のモデルらしい。

バッパーにて

▼ツアーのほうでアレンジしてくれたバッパーにて宿泊。一泊15ドル。食事はついていない。バーベキューを6ドルで提供してくれるとのこと。貧乏旅行の私は、前日にチャーハンを作って用意していた。けど、今日の暑さで、なんとなく異臭がする。「う〜ん、まあ、大丈夫でしょう」と、においを無視して食べる。観光で来ていた男の子が、驚いている。だって、6ドル(日本円で500円くらい)をケチって、少し異臭のするご飯を食べてるんだものね。「お腹壊すんじゃない?」といわれ、「まー、便秘気味だから、ちょうどいいよ」と答えると、「そういう問題じゃないやろ\(^^\)」と、つっこまれる。(笑) そして明日はグレートオーシャンロード。もちろん、明日のために?Tomorrow Never knows のCDを聴きながら眠りにつく。


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