小石牧師の本よりの抜粋;
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#三回の世界大戦はアルバート・パイクの計画
「一八四○年、アーカンサス州リトルロック出身の南軍の将軍アルパート・パイクは『ルシファーの僧侶
団』の頭領であり、イルミナティの一三階級だった。一八五九年から一八七一年にかけてバイクは二○世
紀に起こす三回の世界大戦の計画を作り出した。バイクの計画は次のようなものであった。
第一次世界大戦 ロシアの皇帝をひきずり落とし、カール・マルクスの『共産党宣言』によって共産主義
を制定する。さらに他の国々の政府も共産主義によって滅亡させる。第一次世界大戦はイギリスとドイツ
という二つの異なった体制の揚力によって実現した。第二次世界大戦 ナチズムをてこに、ファシズムと
シオニズムの間の違いを利用して、ドイツを滅亡させる。それによって、〃ユダヤ人の〃イスラエルをパ
レスチナに造る事が出来るだろう。共産主義国をアメリカと同じ力になるまで育てる。フランクリン・ル
ーズベルトとウインストン・チャーチルがこれを助けた。
第三次世界大戦 キリスト教民主主義国家を滅亡させる。世界平和のためのルシファーの教儀が公に宣言
され、無神論共産主義が世界中で確立する」
ある程度この道の事を学んだ人でないとこの辺の事は理解できないかも知れない。今世紀に起こった世界
大戦が緻密な頭脳によって十分練り上げられ、巨大な力によって周到に
準備された計画的なものだったなどという事を信じろというほうが無理というものであろう。もちろん事
実はここに書かれたものほど単純ではないし、アルバート・パイクという一人の人物によって全てが決ま
ったというものでもない。しかし、確かに二つの戦争の前に、そのような戦争を起こそうという計画があ
ったという文書が今に残されているのである。間題はこの計画によれば、さらにもう一つの世界大戦があ
るということである。第一次、第二次の二つの戦争でどれほど多くの人々が死に、どれほど悲惨な事態が
起こった事であろうか。それでも飽き足らずにさらに第三次まで起こそうというこれらの集団は、確かに
人間とは言えない。彼らはサタンに身を売った悪鬼である。一体このような悪業をなぜ神は許されるのだ
ろうか。二○世紀に流された数千万、数億の血を神はなにゆえ黙って見過ごしておられるのだろうか。私
にも判らない。しかし、今は本当の世の終りである。人間の罪と、サタンの悪が最後の一滴まで注ぎ出さ
れる時なのである。物質の世界の限界が来ようとしている。そのように全てのものが極限まで熟して、人
の知恵、力、サタンの悪の全てが残りなく出尽くした後に、神の介入が成されなければならない。中途半
端ではまた出てくるだろうから。