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| もう一つのエッセイ:半端者 | 最新のエッセイへ |
| 不景気と暴力の話題にはことかかない2001年が終わろうとしている |
| 24日はクリスマスイブ |
| 聖なる夜がやってくる |
| 若人は街に繰り出す |
| 私もポケットに手を突っ込んだまま |
| しばらく散策としゃれこもうか |
| 東京ではホワイトクリスマスとはいかないけれど |
| 少しは華やいだ気分も味わえるだろう |
| 不景気よりは刹那でも賑わいのほうがいい |
| 暴力よりは偽りの団欒のほうがいい |
| いや、どんな偽善だってまだましだ |
| まして金銭主義とはいえ平穏な日々なら |
| 数倍はいい |
| 数十倍嬉しい |
| 世界には不平が蔓延し |
| 不満が噴出している |
| 解決策はないのかもしれない |
| でも解決しようという人の存在を知っている |
| ならば、このつかの間の閉ざされた日本の安寧を |
| 信じて今日の日を祝おう |
| メリークリスマス、あなた |
| メリークリスマス、世界 |
| メリーメリークリスマス |
| 世界のどこかにいるサンタクロースに |
| どうか、人みな幸せでいられますように |
| 今夜はホワイトクリスマスにしてください |
| そう、お願いしてみよう |
| 世界のどこかにいる明日を築く人々に |
| けっして挫けない強くてしなやかな心の持ち主たちに |
| そして私を含む多くの弱くて小さな力しか持たない普通の人たちに |
| メリーメリークリスマス |
| 明日は今日よりいい日でありますように |
| メリークリスマス、全てのいとしい人 |
| アメリカの景気後退がささやかれ始めた時に |
| 今の深刻な状況を予測した人がどれほどいるだろう |
| もちろん、理不尽なテロ攻撃を知っていた人は当のテロリストを除いているわけもなく |
| 危険が近づいていると、鐘が鳴り始めていたものの |
| それは、昨日よりも少し悪い |
| つまり今予想できる範囲の暗雲だったはずだ |
| こんな、一気の奈落の底 |
| これほどの深刻な事態を想像してはいなかった |
| アメリカもえらいこっちゃ |
| もちろん、日本もえらいこっちゃ |
| えらいこっちゃえらいこっちゃ、よいよいよいよい!てなもんである |
| おちゃらけてないと不安でいられない人もご一緒に |
| えらいこっちゃえらいこっちゃ、よいよいよいよい! |
| 悪ふざけと怒らないでいただきたい |
| 暗雲を吹き飛ばすのに必要なものは |
| 知恵と勇気と何がしかの愚かさである |
| 愚かさ担当としては、それこそ愚かに騒ぐしかないのである |
| それが私に与えられた使命なのである |
| ちょっと偉そうだですね、私 |
| まあ、気が弱いので現実逃避してるって考え方もできるけど |
| でも、負けたくはないからなー |
| 何に負けるのか、よく分からないけど |
| 世の中の理不尽ってやつに負けるのは気に食わない |
| 真面目に |
| 真っ当に |
| 真っ正直に |
| 断る必要はないと思いますが、私のことを指しているのではありませんので |
| クレームやお叱りのメールはご勘弁ください |
| そういう人が安寧に生きれない世の中ではいかん、のです |
| 不況なんてものは悪い宗教の布教と同じで |
| 油断してるといつの間にか押し寄せてくる |
| ちょっと前のニューエコノミー論では、もう不況は絶滅したはずだったけど |
| 敵は手ごわいから |
| そう簡単には居なくなってくれない |
| でも、雑菌が居ない世界で人は生きていけないことも確かで |
| いい、悪いではなく |
| 不況も世界を構成している一要素なんだと思う |
| 諦めるんではなくて |
| 病を患った体をいたわりながら |
| 一病息災てな感じで |
| ほどほどに付き合っていくのがいいんじゃないだろうか |
| そうは言っても病も不況も |
| 弱いところに負荷がかかり、症状が現れるもので |
| すぐにえらいこっちゃ!になってしまうけど |
| すぐ腹下しする弱い胃腸でも |
| 自分の胃腸なら致し方ない |
| 冷たいものや刺激物を取らないように |
| 十分な睡眠と適度な運動に心がけて |
| そうやって付き合っていこうよ、末永く |
| えらいこっちゃ!なんかに負けないように |
| マンションに引っ越して念願の24時間、常時接続になった |
| 入る前は高速ネットマンションというふれこみだったのだが |
| 実際はISDNの2チャン分、128Kbpsであった |
| 電話回線と別の専用回線がきていることが |
| しいて言うなら高速ネットマンションの体をなしているか? |
| さすがにこれにはマンション中の住民から不評が噴出しており |
| 接続業者を変えようとか、という話が持ち上がって |
| 現在、鋭意検討中 |
| 国や役所と違い、鋭意検討中といったら、本当に検討中してるようで |
| 先日、ネット環境というか接続業者に関する |
| アンケートなるものが回ってきた |
| そういえば、まだ回答していないことを今思い出した |
| 簡単な住民票をつくるというアンケートにも答えてない |
| ちょっと不味いね。後で、回答しておこう |
| 怒られないうちにしたほうがいい |
| 表札をまだ出していないが、これは個人の勝手と突っぱねることも出来るが |
| こと、アンケートとなると答えを出さないのは拒否権発動ととられかねない |
| 話が大分飛んでしまった |
| 書きたかったことは、常時接続のことである |
| 24時間、接続時間を気にしなくていいのは凄く気持ちがいい |
| 気がつけば、2時間。あっというまに3時間 |
| のろのろしてれば4時間、5時間 |
| なんてこともあるので、従量制だと「オーマイ、ガット」てなもんである |
| それが心置きなく、いつでも、どこでも、いくらでも。である |
| 心の安寧というのはこういうことを言うのであろうか |
| いくら使っても同じ値段である |
| 使わない手はない |
| いーや、飲み放題と同じで元を取るまでまでは、止められない |
| つないで、つないで、つなぎまくるのである |
| さすがにあまり頑張りすぎると、飲み放題の飲み過ぎ状態と同じで |
| 胸がムカムカしてくる |
| ネットも酒も、過ぎては体を壊すということか |
| しかし世の中はうまく出来ているもので |
| 128Kbpsは・・・遅い! |
| すごーく遅い。あきれるほど遅い。我慢できないほど遅い |
| NTTはこんなもので金を取ろうとしてたのか、と憤慨することしきりである |
| 実際にはごっそり、金を取ってしまった、と過去形の話であろうが |
| いや、取り続けていると、現在形が正しいか |
| おかげで、適当なところで疲れてしまうので |
| まあ、そうだな。。。今日はこの辺で勘弁してやるか |
| (一体誰のことを勘弁するのか) |
| となって、歯止めがかかる |
| NTTには私の健康まで心配してもらってまことにありがたい |
| (大きなお世話であるし、NTTはそんなことは考えてもいないだろうが) |
| しかし、そのために常時接続にもかかわらず、早朝にネット接続していることは |
| さすがのNTTも知らないだろう |
| えっ! 知らないだろう |
| 七月の猛暑はなんだったんだろうと思うほど |
| 今年の夏は聞き分けよく去っていった |
| 残暑と言えるほどの歯ごたえもなく |
| 坂みちを転がり落ちる、いいや滑り落ちるような感じで |
| 朝夕に虫の音が聞こえるとほどなく |
| 半そででは少し肌寒い日が現れるようになった |
| やがて空に秋の気配が見え始め |
| ああ、今年の夏は終わったんだと思う日が増えた |
| いつだって去り行くものは少し悲しい |
| 歳を重ねるたびに眩いばかりの夏は遠いものになる |
| それでも、去り行く夏を振り返って探すことがある |
| あの空の、もっと向こうにまだ夏はいるのかもしれない |
| そのずっと遠い空の下には |
| 眩いだけのあの頃の夏があり |
| 少年や少女が元気いっぱいに走りまわっているのかもしれない |
| 誰かを呼ぶ「おーい」という声が聞こえたような気がした |
| 目の前には秋晴れと呼ぶにふさわしい景色がある |
| 日差しの温もりはあくまで滋味に溢れ |
| 強さはあっても痛さはない |
| 季節を人生に重ねるようになる |
| 歩き出すときに一呼吸置くようになる |
| そして自分の影の長さに気づきだす |
| ああ、秋がやってきたんだ |
| よく晴れたある日の昼下がり |
| 不思議に環八の車の音も聞こえない |
| 静寂の中に立ちすくむ |
| 「おーい」また声が聞こえたような気がした |
| 振り返らないでおこう |
| 振り向いてもそこにはもう、あの夏はない |
| それに、第一 |
| あれは私を呼んでいる声ではない |
| そう、私はこれからこの秋の景色の中で生きていこう |
| ゆっくりと、そしてなんとなくそんなことを考えた |
| よく晴れた日の週末 |
| 季節はもう完全に、いつのまにか秋である |
| お盆休みを取って墓参りに行ってきた |
| という話の続きである |
| もっともまだ東京駅に着くまでにいたっていない |
| トホホなことだ |
| マンションを出るのに遅れたものの、無事蒲田に到着 |
| 当たり前だ。無事でなければ困る |
| 予定よりも大分遅いのは、出発が遅れたに過ぎない |
| 単純なことだ。原因ははっきりしている |
| 急いで京浜東北に乗り換える |
| 東京駅到着までにはちょっと時間がある |
| 予定の時刻までにはそれほど余裕がない |
| この二つの時間の間には軽い緊張感がある |
| 駅ごとに携帯で時間を確認する |
| 確認することに意味はない |
| 電車が速く進むわけでも、時刻が遅く進むわけでもない |
| 手持ち無沙汰なだけだ |
| しかしこの程度の緊張感なら |
| 特段のアクシデントがない限り |
| 予定通りと言っても差し支えないとばかりに |
| いささか強引に、ほっと一息つく |
| まあ、なんとかなるだろう |
| 小さくガッツポーズをする |
| まあ、なんだ |
| 神はまだ我を見捨てなかったということだ |
| 墓参りに行く身ではあるが、神に感謝する |
| 9時25分までに改札口だよ |
| 分かった?東北新幹線の改札だよ |
| 間違えないで |
| と親との約束を思い出す |
| 余裕だね |
| 京浜東北線での東京駅までの駅の数に勘違いがあろうと |
| 結果が全てさ |
| 人生はそういうものである |
| ちょっといつもの人生訓とは違うけれど |
| 勝ってる時はこんなものだ |
| 東京駅のホームに下りれば |
| 出る時間が違っても |
| 東京駅までの駅数を間違っても |
| 靴を取りに戻っても |
| 初期の想定時刻と1分と違わない |
| どうだ!まいったか |
| 悪運というやつである |
| 勝てば官軍 |
| そんな気分である |
| ふふふ、自然と笑みが浮かぶ |
| 小心者の常である |
| 出張で何度か使ったなじみの改札に9時25分に到着 |
| 改札の前まで行って周囲を見回す |
| まだ両親は来ていないようだ |
| ふー、と息を吐く |
| 念のためぐるっと周りを回ってみる |
| 柱の影に隠れてるかもしれない |
| それほどお茶目な親だとは思わないが |
| 人生には何かあるか分からない |
| 右に行って・・・きょろきょろ |
| 左に行って・・・きょろきょろ |
| やはりいない |
| 安心したような、不安がちょっとかすめたような |
| 改札の前に戻ればはや、28分を過ぎている |
| うーん、早くしてくれないかなあ |
| 遅刻しそうになった自分のことはどっかに置いてしまって |
| 少し困った顔をする |
| 実際ちょっとあせり始める |
| 父親は時間には厳しい人なので |
| あまり遅刻は考えられない |
| もう一度早足でぐるっと一回りする |
| 居ない!やはり、居ない |
| 30分を過ぎている。何かが起こっている |
| この段になってやっと異常事態発生に気がつく |
| お間抜けである |
| 駅員さんに慌てて聞く「改札ってここだけですか?」 |
| あちらの方に中央口があります |
| ・・・なんてこったい! |
| それだ。答えはいつも足元にあり |
| 急げ。走れ |
| 落ち着け。こけるな |
| ダッァーシューーーーである |
| 本日二度目の疾走 |
| 見えてきた |
| 確かにそこにも改札があった |
| 結構立派な改札だ。こっちがメインか? |
| おお、老親二人発見 |
| ただでさえ小さい体がさらに縮まってしまっている |
| そりゃ、そうか |
| 切符をもった倅が約束の時間になっても来ない |
| 出発の時刻が迫っても来ない |
| どないしょ |
| おお、老親二人我を発見 |
| 顔に悦びと怒りの表情が浮かび上がり、少しだけ体が伸びたぞ |
| 訳は後でとばかりに |
| 老親の荷物の一つを持ち |
| 切符を渡す |
| ごめん、遅れて |
| 早く歩いて・・・早く |
| 老親の足取りの遅さに苛立ちながら |
| せかしている |
| 俺はいったい何様だ |
| まあ、一応新幹線には間に合ったんだから |
| とりあえずよしとしておいてください・・・ |
| 父、母様 |
| 以後気をつけますので |
| お盆休みを取って墓参りに行ってきた |
| 老親二人と味わい深い電車での旅である |
| 東京駅、新幹線の改札口で待ち合わせ |
| 二人の分も切符を手配しているので |
| 待ち合わせがうまくいかないと大変なことになる |
| 親の冷たい視線に耐えての新幹線の旅となる |
| 考えたくもない状況ではないか |
| 切符を取ってもらった手前 |
| 明け透けに愚痴を言うわけにもいかない老親二人 |
| 切符を取ったうえに愚痴まで言われてたまるかという愚か者一人 |
| ああ、嫌だ。寒気がする |
| だから念入りに下調べをして |
| などと言うことを考えるようなら |
| もう少しまっとうな人間になっているのだろうが |
| そこは、それ |
| もって生まれたものと育った環境のあわせ技で |
| ほんの少しだが歪んだ精神回路を保有しているので |
| まあ、なんとかなるだろう |
| なんとかならないのは今までの経験で分かっているだろう |
| この二つの意見の前者に軍配を上げてしまう、どうしても |
| 電車は9時36分だから |
| 9時25分までに改札口だよ |
| 分かった?東北新幹線の改札だよ |
| 間違えないで |
| と親にはくどいように念を押す |
| さて当日の朝である |
| 夕べ遅かったこともありまだ荷造りが終わっていないが |
| まあ詰めるものはそこそこ集めてあるし |
| どうにかなるでしょう |
| ええーと、東京駅までは |
| 蒲田に出て、JRに乗り換えてすぐだな |
| まあ、一時間見ておけば楽勝だろう |
| 呑気なもんである |
| 一週間留守にするので生ごみとかは気をつけないと |
| どうです。少しは成長したでしょう |
| なに?当たり前のことではないか |
| 昔の私を知らないからそういうことが言えます |
| 長足の進歩です、、、これでも |
| 驚くべき発展です |
| 脅威の復興です |
| なんのこっちゃ |
| でも、気がつくとあれれっ、である |
| 予定では十分時間があるはずなのに |
| おかしい |
| どこかで計算を間違えたのだろうか |
| すでに発車の時刻まで一時間を切っている |
| 複数の時計で確認したからまず間違いはない |
| 慌てて、生ごみは冷蔵庫に直行だ |
| 生ごみが一転、有価な商品に復活した瞬間である |
| 誰も成し遂げなかった完全リサイクルである |
| 我ながらおそれいった |
| これではまっとうな社会生活は営めないはずだ |
| まあ議論している時間も推考を重ねる余裕もないので |
| 食える食えないにかかわらずとにかく入れる |
| 何でも入れる |
| 一時しのぎといわれても、とにかく冷蔵庫に入れる |
| 荷造りをササッと終わらせ |
| 忘れ物はないなと呪文を唱え |
| 慌ててエレベーターに走る |
| こういうときに限ってエレベーターはノンビリしてる |
| ような気がする |
| いかん、いかん。遅刻だ |
| マンションの管理人さんに挨拶して |
| いざ出発のその段になって |
| 靴を忘れたことに気がつく |
| 難しいところだ |
| 電車に乗った後ならあきらめる |
| しかし、今ならまだ間に合う |
| ・・・どうする? |
| しかし老親二人の冷たい視線が脳裏に浮かぶ |
| やはりそこまで、大胆な男にはなれない |
| 踵(きびす)を返すとはこのことか |
| ダッァーシューーーーである |
| 心臓に悪い |
| それでも機械は非常である |
| こういうときに限って |
| エレベーターが来るのが遅い |
| ような気がする |
| 部屋の鍵がうまく入らない |
| ような気もする |
| さっきから、なんやかんやで、気がしっぱなしである |
| 俺 |
| 待ち合わせに間に合うだろうか? |
| でも、まだこの段階ではぎりぎりセーフと思っている |
| 根拠は一時間あれば余裕だね |
| という大雑把なスケジュールのみである |
| ちなみに、時刻表とかは調べていない |
| 野生の距離感と少ない経験値がこの自信を支えているのである |
| どうだ、おそれいったか? |
| はは、親にはちょっと言えない言葉ですな |
| 反省・・・次回に続く |
| 明日は待ちに待った参議院選挙である |
| 選挙フェチの私としては |
| 今に見ておれ、自民党の思いでこの一年を耐え忍んできたわけで |
| 必然、握りこぶしに力こぶ |
| そうならなければならないわけなのだが |
| どういうわけか力がでない、脱力モードである |
| そういうわけもこういうわけもない |
| 原因は小泉さんである |
| この人平気で「ぶっ潰す」なんてことをおっしゃるので |
| 誰が宿敵か、何が問題かがあやふやに見えてくるのである |
| 表紙が変わっただけのことではあるが |
| いやはや、困ったことだ |
| 同じ党、同じ議員、同じ党員なのに |
| 何か「改革」は任せておけと言われているみたいで |
| どうもお尻の辺りが痒くなる |
| 言われているみたいだけでこうなる |
| 言われたりしたらどうしましょう |
| もし口が滑って、うっかり言ってしまったら |
| おお、考えただけでおぞましい |
| まして、ひょんなことで実行してしまったらどうしましょう |
| 万が一誤って、実行命令書に判でも押してしまおうものなら |
| ああ、想像しただけで身震いする |
| もしそんなことが起こったら |
| もちろん仮の話ですよ |
| あなたならどうする? |
| 私なら尼寺に行きます |
| 何、男は尼寺にはいけない |
| それなら修道院に行きます |
| 神にすがる以外にこの苦悩から救われる術を知らないからです |
| だって、あなた、自民党がですよ |
| あの、自民党がですよ |
| 誰でもない、あの、自民党がですよ |
| 少ししつこいですか |
| そうですね、少ししつこいですね |
| これで終わりにします |
| なんたって自民党ですよ |
| かんたって自民党ですよ |
| しつこすぎます? |
| まあ、ありえないことで無意味な文章を連ねるのはやはり無意味ですね |
| でも無意味な文章が私の売りなので許してください |
| 価値は、耐えることで作られます |
| または続けることで生まれます |
| いい言葉でしょう |
| 私の言葉です |
| 無駄も続ければこの程度のことは言えるようになります |
| 自民党も続いていることだけで意味があるのでしょうか |
| それでも、森前首相の時に確か今の幹事長の山崎さんは |
| 自民党は21世紀に生きる意味を失ったのではないか |
| ということを発言されていたような |
| それがあなた、今じゃ |
| 予算を盾に岩手の方でしたか |
| ブラフをかけるなんて性質の悪い選挙演説をやったりしてるんだから |
| やっぱり自民党は永遠に自民党だ |
| しかし、こんなに自民党を連呼して |
| 選挙応援になったりしていないだろうな |
| これでも私、20年来のアンチ自民党 |
| いけない!また言ってしまった |
| とにかく、明日の参議院選挙では |
| 自らの権利と義務を行使しよう |
| 21世紀に生き延びるのは私なのか、それとも自民党なのか |
| それをはっきりさせようじゃありませんか |
| どうだ!文句あるか |
| こっちにはない |
| いつもながらの身勝手な論理である |
| その点だけは自民党とタメをはる |
| はてさて、こんな男の一票に |
| 明日の日本を変える力があるのだろうか |
| あると信じてこの二十数年間投票にいそしんできた |
| その報われない日々を |
| なんとしても取り戻したいと思う |
| りっぱな男の大人になれますように |
| 七夕はとうに過ぎてしまったが |
| 星に祈りたい気分なのである |
| 一人の力がなければ国の力が出るはずはない |
| そう固く信じて明日に備えよう |
| 今日はいやにまじめである |
| まじめすぎる |
| いかん、飲みすぎたか |
| いやはや |
| こんなことで、どうする |
| はてさて |
| 明日は暑くなるのだろうか |
| どちらかと言うと面倒くさがり屋の部類である |
| しなくていいことをするのは賢くないと思っている |
| 明日できることを今日しようとする気が分からないなどと思う |
| 必然的に |
| 一般社会人としての常識を疑われることも少なからずあった |
| それは自分の好き勝手を通すための税金のようなもので |
| ある程度は仕様がないと思っている |
| しかしそのような前向きな考え方をしているのは |
| こちらの方だけなので、人生に衝突はつき物ということになる |
| 例えば銀行との相性があまりよくない |
| このほど大手の銀行同士が合併して、もっと大手の銀行に衣替えをした |
| 中身が変わったかどうかが分からないので衣替えである |
| 中身も変わったのなら変身である |
| どちらが優れているかを論じることは無意味である |
| 次元の違うことを比較は出来ない |
| ただ、目的は変身にあったのであろうと推測は出来る |
| この大手との相性がよくない |
| このたびのマンション購入にあたっても購入金の一部前払いの段で |
| この銀行を利用した |
| あまりいい感じを持っていないので最初は他の銀行を利用しようとした |
| カタカナ名で呼ばれる海外の銀行である |
| ところが指定された振込み用紙が使えない |
| ATMから振り込めます、と言われる |
| そのほうがお得だとも言われる |
| それはありがたいのだが、当方としては振込みの証明書として |
| 指定された用紙に印紙を貼っていただきたいのである |
| その旨説明すると、そういったサービスはしていないとのこと |
| 「おやおや」である |
| 結局、すぐそばにあるの漢字名の日本の銀行に行くはめになった |
| 予定外の行動のため通帳や印鑑を持ち合わせていなかった |
| 本物のカードと本人が目の前にいるのに |
| 振込みが出来ないという |
| 何故かと問えば、何故でもだと答える |
| いや、そんな無礼なことは言わない |
| そういう決まりです、と言われた |
| どうしても本日中に振込みを行いたい当方としても |
| その程度で引き下がるわけにはいかない |
| 現金なら出来る、との回答を得たものの |
| 数百万円もの現金をいきなりどうしろというのだ |
| という怒りを抑えながら「困った」顔で対抗したが |
| あまり有効な手段ではないようだ |
| キャッシュカードで卸されてはいかがでしょう、との提案を受ける |
| 検討に値する案だとの判断のもと |
| 一回で卸せますか?と切り返す |
| 一回に百万円までです、と紋切り型の回答を得る |
| 何回でも必要なら手続きを繰り返せ、という熱いメッセージを感じたため |
| それ以上の質疑応答は時間の無駄と判断 |
| ATMの列に並ぶ決断を素早く行う |
| 昼休みの時間を利用しているため時間がないのである |
| ここまでですでに昼休みのかなりの時間を費やしている |
| 昼飯が食えないかもしれない |
| 振込みできるかどうかの時にそんな能天気なことを考えた |
| 順番待ちは暇なのである |
| ATMで同様の操作を繰り返すこと5回 |
| やっと必要な金額を手にする |
| 自慢ではないが生涯で手に持った最高金額である |
| 結構厚いものだ |
| 毎月この程度の給料があったならなあと不埒なことを考えた |
| 銀行の中とはいえ、多額の現金を持つのは不安なため |
| 一種の現実逃避だったのだろう |
| この金を持って振り込み窓口に再び突入 |
| どうだ、文句あるか! |
| こちらの鼻息に比べてなんともビジネスライクな態度 |
| 一人相撲だったのか |
| 小さく赤面する |
| 小さくって何だと問われれば |
| 顔のごく一部のみで赤面する高等テクニックをさす |
| そんなことが出来るのかと問われれば |
| 自分の顔を見れないので本人はそのつもりだとしか言いようがない |
| 許していただこう |
| お約束のように現金の数を数え |
| (君の銀行から卸したので違っていたら君の方の過ちである) |
| 書類に目を通し私の記入漏れを指摘する |
| (そんなことはさっさと教えろ、の思いと裏腹に) |
| 済みませんと素早く訂正 |
| じっと我慢、ずっと忍耐 |
| そんなこんなでやっとこさ手続きが終わった |
| どうして引っ越してから一週間以上も経ってから |
| はっきり言って相当に不愉快 |
| それでも決められたマニュアルの通りに |
| 頭を下げお礼を述べる |
| 反射的に小さく会釈を返す |
| 「おやおや」ですなぁ |
| どちらかと言うと面倒くさがり屋の部類である |
| しなくていいのならしない方がいいのではないかと思っている |
| 明日できることを今日しなければならない訳を教えてほしいなどと思う |
| だからというか、従ってというか |
| なるべくいじらない、触らないという生き方をしてきた |
| 結果として幸せだったかという事はどうでもいいことで |
| 幸せかという現在形はもっとどうでもいいことで |
| 重要なことはしがらみがないことである |
| どうせ一人で生まれて一人で死んでいく |
| こういうことをことを言うと母親は嘆き父親は呻く |
| なに、それほど大げさなことではない |
| たかが引越しのことである |
| そう、たかがである |
| する前はたかがである |
| してみれば、たかがか?である |
| 世の中には不届きな者がいるようで |
| 引越しが趣味であるかのごとくうそぶく輩がいる |
| 趣味は引越しなどとのたまう輩がいる |
| まったくけしからん |
| 本当に趣味が引越しなら |
| 私の引越しを手伝ってほしいものである |
| 自慢ではないが引越しは苦手である |
| 新しく始めることが、と言えばいいのか |
| 過去を振り切ってしまうことがと言えばいいのか |
| とにかく、色々片付けて・まとめて・準備するのが苦手である |
| しなくていいことのように思えたりする |
| 部屋の模様替えが必然かどうかみたいなものだ |
| 必要ないでしょ? |
| そう思う人間もかなりの数存在する |
| 何もしなければそのままの姿を保持する |
| 残念ながら世の中はそういう風には出来ていない |
| エントロピーの法則というやつだ |
| 形を留めるためにはエネルギーが必要なわけだ |
| 年をとると美人も老けていくといえば分かり易いだろうか |
| 若さを保持するには気力が必要 |
| まあ、そういうことだ |
| 引越しとどういう関係があるかと問われても |
| 答えようがない |
| それほど高尚なことを考えているわけではないので |
| あまり気にしないでいただきたい |
| それでも、いい加減に生きていてはいけないということの |
| 何がしかは伝わってもらえただろうか |
| 伝わらないようではこのHPに遊びにくる資格はない |
| 筆者の文章力の弱さは読者が補う、暗黙の了承である |
| 無料のページなのだから |
| その程度の気概は持っていただきたい |
| くどいようだが重ねて言えば |
| 書き手には世の中を糾弾するなどという強い意思はない |
| せめて読み手にはその程度の思いを望みたい |
| どの程度だと言われても困るが |
| お互いに「やれやれ」である |
| 互角の勝負と言える |
| 別に勝負するつもりはないが |
| 売られた喧嘩は買わざるを得ない |
| ジャイアント馬場の言葉である |
| もちろん私のでっち上げなので信じないでいただきたい |
| まあ早い話がこの手の話で現実逃避をしなければならないほど |
| 引越しとは面倒なものだということだ |
| 雑然さもアナログの世界からディジタルの世界に変わると |
| 新築で部屋の数が増えたということをエンジニア的に表現したのだが |
| 書いてる本人も「イマイチ」な物言いだと思うが |
| それほど混乱しているわけである |
| それほどに理不尽なものが引越しというものである |
| もうとっくに引越しは過ぎ去ったのに |
| 後片付けがまだ済んでいない部屋でこの戯言を書きながら |
| 机の横も後ろも見ないようにしている |
| 逃避癖のエンジニア |
| それが私なのである |
| 「やれやれ」 |
| それでもなんとか、どうやら、とにかく、一応 |
| HPを再開しようと思うのである |
| ただ、まだネットワークがつながっていないという問題がある |
| 引越しの一ヶ月以上も前に説明を受け |
| 必ず申し込みます、と言ったくせに |
| どうして引っ越してから一週間以上も経ってから |
| 手続きに疑問がわき |
| 申し込み手続きの質問をフリーダイアルで聞いたりする |
| そういう理由でまだネットワークがつながっていない |
| 本当に私って「やれやれ」なんです |
| 家を出ようとドアを開けれると |
| 音もしない静けさの雨が降っていた |
| 玄関に無造作に置いてある傘の一つをわしづかみにして |
| 外に出る |
| 空を見る |
| 手の平で雨をはかる |
| そして諦めたように傘をさす |
| 黒い傘だ |
| 糸がほつれていて骨が飛び出てる。無様である |
| 致し方ない、他人様の傘だもの |
| いい分けは見苦しいが |
| しないよりはした方が心が落ち着く |
| どこで間違えたのかなあ、この傘 |
| 多分おれんじゃないよなあ |
| 独り言は寂しい |
| 止めようと思っても難しい |
| 寂しさゆえの独り言さ |
| 思いはぐるぐる回りメビウスの輪 |
| もう少しカッコいいやつと間違えればいいのに |
| 大抵新品がお古になって戻ってくる |
| 生き方の上手なヤツはちゃんと新品のやつと間違える |
| それから玉突きのように順に順にずれていき |
| 生き方の下手な誰かがお古のやつを掴まされる |
| それがたまたま自分だったということだ |
| それが偶然私だったということだ |
| 不運は我慢しよう |
| 不幸になるよりましだ |
| 我慢できるうちは不幸には落ちこまない |
| そう神様が言ってるとおばあさんが教えてくれたような気がする |
| 坊さんの家だから神様はおかしいか? |
| まあいい、たかが傘のことで宗教論争はしたくない |
| しかしこの傘ってやつ |
| なんか不思議だ |
| 知らない間に行方不明になる |
| 忘れる、という失態がその主原因だとは思うのだが |
| そんなにおれ忘れっぽいかな |
| どうも納得はいかない |
| 変だなあ、と思っているうちに |
| ある時気がつく |
| 傘がない、一本もない |
| いや、一本もないはずはない |
| どこかにあるはずだ |
| 折りたたみの傘がどこかに隠れているはずだ |
| そう本当に隠れている |
| 例えば出張の時しか使わない鞄の中なんかに |
| ずっと後になって見つけたりして情けなくなったりする |
| 君はこんなところにいたのか |
| 肝心な時に役に立たないヤツだと八つ当たりする |
| 役立たずは私の方なのだが |
| 見つけない方が悪いと思わないのが私らしいでしょ |
| 困った |
| 傘がない、いや有るんだが見つからない |
| 随分違うようだが結果は大差ない |
| かくして近くのコンビニまで傘を買いに走るなんてことになる |
| 悔しくて安物の傘を買う |
| そしてまた何処かで生き別れになる |
| 似たような安物の傘なんだから間違う方が正しい |
| 屁理屈だが他人様を責めなくていいので許そう |
| それにしても |
| 日本の人口がそう急増するとは思わないのだけど |
| 何時でも傘は売れ続ける |
| 例えば急な雨、喜こびの傘セール |
| またまた市場に出回る傘の本数が増える |
| 忘れ物の数も増える |
| 間違いの回数も増える |
| 一体あれほど多くの傘はどこへ消えてしまうのだろう |
| すぐに壊れて捨てられるのだろうか |
| それとも知らぬうちに何十本も死蔵されるのか |
| 鞄の中に、物置の奥に、本棚の隅に、靴箱の上に |
| もちろん傘立てにも |
| 「お父さんまた傘買ったの」 |
| なんてことを言われながら |
| 黙々とただ使わぬ傘、使いきれぬ傘を家に溜め込んでいるのだろうか |
| それが日本人の習癖なのだろうか |
| きっとそうだ、そうでなければ |
| 買った覚えのない知らない傘が |
| こんなに我が家にある理由が見当たらない |
| まあ、無くなることもあれば |
| 増えることもあるさ |
| 人生ってめぐり合わせだから |
| 照れ隠しの独り言もあるんですねぇ |
| 東京はすっかり春めいて |
| つまり桜もすっかり散ってしまって |
| 今年は随分の早咲きで |
| カレンダーとも相性が悪く |
| 例年ほどの桜吹雪のなかの散策とはいかなかったけれど |
| それでもというべきか |
| やはりというべきか |
| 浮かれ病人の群れに混じり |
| 隅田川の堤をそぞろ歩いたのです |
| ある晴れた土曜の昼 |
| 浜松町から日の出桟橋までゆらゆらと歩き |
| 水上バスで浅草まで600円 |
| 待つこと6分乗船2分 |
| 下りれば空席、窓に区切られた世界 |
| 上ればベンチは満員立ち見の世界 |
| それでもやはり風の方が大切です |
| しばし立たされぼうずとなりましょう |
| ゆるやかに水上バスは進みます |
| いくつもの橋をくぐります |
| ジャイアント馬場なら手を伸ばしたくなる近さです |
| 右や左は高い建物が幾つもあります |
| 東京なんです |
| 右手にこじんまりと芭蕉庵 |
| 古池やカワズ飛びこむ水の音なんです |
| 東京なんです、これだって |
| ビールは直ぐに底をつきます |
| 空き缶はポケットに押し込んでしまいましょう |
| 両国を過ぎればもうすぐです |
| 近くで見なければ川は輝いています |
| ほら着きました |
| 浅草ですよ |
| 水上バスを降りて地べたに立ち |
| 橋をゆらゆらと渡ります |
| そのまま左に折れて川沿いに歩きましょう |
| 川と桜と人の流れが目を楽しませます |
| そのまま道なり流されて左に曲がれば |
| ほら着きました |
| 墨田公園ですよ |
| 毎年律儀にここにあります |
| 入り口近くの木々の間には昭和世代のフリーターさんたち |
| 自前ダンボール、一軒屋の生活 |
| 平成不況の街なんです |
| 公園の中央近くまでゆらゆら行って |
| ベンチに座り広島風お好み焼き500円 |
| ああ、これが春なんです |
| キャベツが多いのが広島風 |
| 多すぎるのがタマにキズなんです |
| 入り口前で買うと350ml缶ビールが500円 |
| 隅田川の堤で買えば300円 |
| 暴利がタマにキズなんです |
| ああ、それも春なんです |
| 公園奥のトイレはいつもの行列です |
| 男も女も同じトイレ |
| 個室が女性用にされますので |
| 注意しましょうねお父さんお嬢さん |
| 花見の恥は忘れましょう |
| それから堤に出て川を上ります |
| 桜が風に舞います |
| 豪勢な宴会質素な宴会 |
| 学生はなべて慎み深いのです |
| それが正しい姿です |
| ミスボラシイのが学生さんです |
| 風の流れが桜の花びら模様です |
| ほんの短いうたかたの夢 |
| ああ、これはやっぱりどう考えても春ですよ |
| そうです、これが春なんです |
| 休みの日 |
| ほんとうに何もすることがなく |
| 寒けりゃ寒いで炬燵に温もり |
| 温かきゃ温かいで畳に横たわり |
| まあ、高いびきと相成るわけですが |
| 歳も歳でありますから少年や青年の如く |
| 全身全霊を傾けた熟睡とはいかないもので |
| まあ、うつつの世界をいったりきたりしているわけです |
| 昼間からビールなんぞを飲んだ日には |
| まどろむ、てな感じでしょうか |
| 人様には自堕落などと写るかもしれませんが |
| まあ、私は人様ではありませんので別によしとしましょう |
| それでも、そうそう長い時間は潰せません |
| 暇つぶしで寝ているのか? |
| などと当たり前の質問をしないようにしてくださいね |
| することがないから寝ているのです、もちろん |
| 毎週,毎週こんな休日ではお天道様に申し訳ないことなので |
| 今日は一週間分のチラシ広告でも見てみましょう |
| 庶民の羨望の地・品川区に住んでいるからか、どうなのか |
| 昨今の不況は何処吹く風と |
| 新築マンションの売りこみ、売りこみ、売りこみですぞ |
| 週末が近づいてくると増えてくるわけです |
| 今度の土日に一度モデルルームでも |
| ってことですな |
| なんでも平均年収の5倍ちょっとで首都圏の新築マンションが買える |
| てなところまで来ているようです |
| もう、玄関のドアを開ければ手の届くところまで来ているってことです |
| もっともドアは「何処でもドア」という特別仕様でないといけないようで |
| 庶民には高嶺の花って嘆く楽しみはまだ残されています |
| 風呂が小さい、日当たりが悪い、駅から遠い |
| 難癖つける楽しみは永遠です |
| それでも時々、難癖のつけようのない物件にぶつかってしまうこともあります |
| まあ、災難だと思って捨ててしまいましょう |
| 家人に見られないように細かく千切ってからですよ、もちろん |
| 書斎は絶対 |
| 寝室は別 |
| 和室は外せない |
| バルコニーでバーベキュー |
| 風呂は手足を伸ばせるスペース |
| 日当たりがいいだけではダメ |
| 全ての部屋に大きめの窓 |
| 風通しも重要 |
| 上下左右からの騒音は不許可 |
| などと調子に乗って言いたい放題言えるのも |
| まあ買う気のない自由人だからであります |
| 真剣に購入を考えたらこんな能天気なことは言っておれません |
| せいぜい、玄関に大理石 |
| 吹きぬけなんかもいい |
| 天井は高く値段は安く |
| いくらでもお好きなように、ですな |
| こんな風にして休日の暇つぶしは続き |
| 日も暮れかけてくる頃 |
| 腹が減ったなとなります |
| ああ、なんと怠惰で虚ろな時間でしょうか |
| ちょっとぞくぞくします |
| 毎日やることではない |
| それを承知のうえで生きていますので |
| どうぞご心配なく父上、母上様 |
| ほっぺをつねれば、痛い! |
| 他人のほっぺでは痛くない |
| ちゃんと区別もついています |
| まだ大丈夫です |
| 幸せがどんなものかはよく知りませんが |
| 不幸でないってことはとても大切なことで |
| こんなもんでも十分、不幸ではない |
| そう思える私はどんなもんでしょう |
| いいんでしょうか?悪いんでしょうか? |
| どっちでもいいですね |
| 世の中不景気ってことですけど |
| どこの話でしょ |
| チラシは答えてくれません |
| それでも一日カラフルなチラシを眺めているのです |
| 休みの日ですから |
| お日様はゆっくりと背を押してくる |
| じんわりと体を温めてくれる |
| ふく風に敵意ではなく好意を感じるようになった時 |
| それを人は春と呼ぶ |
| 春が来たと言う |
| 鳥もさえずり |
| それに気付く心の余裕が出る |
| 一つ背伸びをする |
| うーん、とうなる |
| ポケットから手を出し |
| ゆっくり大きく振ってみる |
| 凍えていた心を解き放つように |
| そしてもう一つ背伸びをする |
| 街中にも緑が増え、キラキラと光がまとわりつくようになる |
| 美少女なんてものが目立つようになる |
| 美女なんてものも散見されるようになる |
| 服装に引っ張られ街に彩りが戻ってくる |
| 彩りにあおられて思わず頬が緩んでくる |
| それを人は春と呼ぶ、かどうかは知らない |
| でも私は春と呼ぶ |
| 曇りガラス越しの美女ではなく |
| 透明ガラス越しの美女が増える |
| どちらも直接肌触りを楽しむことは出来ない点では同じではあるが |
| 心に余裕があるときは多少の難点には目をつぶれる |
| 必然美女に出会う確率も増える |
| これはポジティブ・スパイラルの数少ない好例である |
| 景気もこういう風にいきたいものだが |
| それは私の専門外なので深入りはしないでおく |
| とにかく、なんですな。まっ、春ですな |
| 意味なく落語のご隠居になったりする |
| 目じりが下がる |
| うっとりする時間が増える |
| 鑑賞気分に溢れる |
| 愛でる、なんて言葉がよぎる |
| やっぱり、あれですな。春は、春ですな |
| 分けなくご隠居を続けたりする |
| 梅が咲いている |
| 桜はまだかいな、と節をつけて梅に聞いたりする |
| 浮かれているとはこういうことだ |
| 俯瞰で見る自分の姿に赤面する |
| 知り合いに見られないように気をつける |
| 調子に乗って口笛を吹いたりする |
| 最近の歌を知らなくても |
| 口笛は吹ける |
| 流石にスキップはしない |
| そこまで落ちぶれてはいない |
| しかし時々横歩きをするぐらいには落ちぶれる |
| 予感がある |
| 温かくなると何かいいことがあるって |
| 予想する |
| それはこんなことか、あんなことか |
| もしかしたら、垂涎ものかもしれないと |
| 妄想は膨らむ一方である |
| だから春は街に少し狂気が混じっている |
| 妄想に目を潤ませた輩が増える |
| まあ適度に増える |
| それを人が春と呼ぶかどうか私は知らない |
| それでも、そんな人がいるということは知っている |
| 少なくとも千人に三人はいる |
| それだけではない |
| 予感は大抵間違っている |
| ということも知っている |
| 春はウキウキだってことも知っている |
| 憂さは晴らしたほうがよい |
| 憂さとは思い通りにならず気が滅入るようなことと辞書にある |
| まあ、なんだ |
| 世の中は世知辛い |
| 世相は暗い |
| 疑心暗鬼の世界である、社会である |
| ぱーっと派手にやりたいね |
| 植木等になって歌って踊って馬鹿騒ぎ |
| それも出来ないしがない立場なんだから |
| せめてゴルフくらい、いいではないか |
| 気のあった仲間とタマには、ねえ |
| チョコレートの1枚2枚程度は、ねえ |
| だってたかだかチョコレートですよ |
| 日銀券じゃあるまいし |
| 日銀券だって一万円以内なら罰せられることもないんでしょう |
| 詳しいことは知らないけど |
| 何処に行っても秘書官、SP、胡散臭い新聞と雑誌記者の群れ |
| プライベートな時間も欲しいんです |
| 少しは羽を伸ばしたいんです |
| 夜の宴席だけでは息が詰まります |
| 明るい空の下でもって |
| 誰に遠慮することもなく |
| ささやかな悪徳に心躍らしたいと思う |
| みなさんだってそういうことはあるでしょ |
| それの何処がいけないのですか |
| あなたは聖人君子なんですか |
| 断っておきますが私は聖人君子ではありませんよ |
| そう言って来たし、そう行動して来ました |
| それはお調べになればすぐ分かることでしょう |
| 総理になる前から分かっていたことじゃないですか |
| それを今更とやかく言われるのは心外です |
| 幹事長の時だって同じです |
| 大臣の時だって同じです |
| 私は何時だって影も日向もありません |
| 裏も表もちゃんと、正真正銘汚れているんです |
| そう言っているしそう思われているんです |
| ただ、そのこととゴルフ場にいたことは切り離していただきたい |
| いや、少し舌足らずですね |
| 私の真意を誤解なさらないようにしてください |
| 言いたいことはゴルフそのものには罪がないということです |
| もちろんゴルフ場にも罪はありません |
| それは自明の理といってよいと思います |
| すると問題はどこにあったのでしょう |
| プライベートな場所での発言は私人としての発言であるということです |
| ただ、それにさえも、もし批判があるとすれば |
| 甘受せざるを得ないということは再三述べてきています |
| いいですか |
| たかがチョコレートなんですよ |
| かけゴルフって呼ぶほどのことではないんです |
| 第一 |
| その程度で私の憂さが晴れて失言が減るなら |
| 目くじらを立てるほどのことはないんじゃないですか |
| 世の中はギブ・アンド・テークって言うでしょ |
| 森喜朗首相の国会答弁書を書いてみたんだけれど |
| これじゃ憂さは晴れないですね |
| 憂さが積もるほどに酒量が増えて |
| やけ飲みの明日の朝、憂さの代わりに顔がはれるこの頃である |
| 問題は未来である |
| 明日起こることが分かっていれば不安はないのだが |
| 控えめな性格のためか予知能力のレベルは相当に低い |
| せいぜい朝家を出る時に |
| 「こりゃ、雨になるな」 |
| 程度のものである |
| 天気予報にも遠く及ばない |
| 先が読めない |
| どこかに私の人生の台本があるのなら |
| 読んでみたいような |
| 読みたくないような |
| 先が見えない |
| 道は曲がりくねっているうえに霧に包まれている |
| 遠眼鏡が手に入れば便利なものだろうが |
| 遠くばかりを見て足下の石につまずきそうだ |
| 揺るぎ無い自信のもとに |
| 確固たる信念を持ち |
| 畏れも迷いもなく |
| ただ淡々と歩いていく |
| といった人生はどうやら絵に描いたモチのようである |
| ふらふらと頼りなく |
| よろよろと傾きつつ |
| あたふたと足踏みを繰り返す |
| だってさ、それが人生じゃん |
| と居直ることもできない私は |
| 転び倒れることに慣れようと努める |
| 挫折なんて大げさなもんではなく |
| 破綻なんて深刻でもない |
| 小さな小石程度なら |
| 笑って済ませられるように |
| 心は折れないように努める |
| 未来が不確かなものであるならば |
| 明日が必ず来てしまうものならば |
| 不安なことも受け止めて |
| 期待することも否定しないまま |
| 右に左に揺れ続けている |
| 昨日も今日も揺れ続けている |
| 明日もきっと、、、 |
| さあどうだろう |
| 未来はいつだって混沌の中 |
| ひょっとしたら明日こそきっと |
| そう考えれば |
| 読めないことも見えないことも悪くは無い |
| 絵に描いたモチよりも |
| ずっと確かな「不確かさ」がある |
| そして今日も心が折れないように努めている |
| 小心者の私なのである |
| 問題は肩の力である |
| 世間では結果が伴わなければ |
| 一生懸命はただの美辞麗句でしかない |
| 最速で進もうとすればアクセルを踏みすぎてはいけない |
| ハンドルを固定してはいけない |
| ブレーキを踏める状態を保持すべきである |
| 問題は肩の力である |
| 全速力が常に最速とは限らない |
| 2点間の最短は直線である |
| それでも直進が最速とは限らない |
| 人生の妙である |
| あそび、つまり余裕が必要である |
| 100%の力を出していてはあそびは生まれない |
| アクセルを踏みっぱなしがうまくいかない理由だ |
| 若さは硬さである |
| 色々なところがやたらと硬くなる |
| すぎればかたくなになったり |
| 逆上したりもする |
| もちろん硬くなっていいところもある |
| 歳を重ねると羨ましい点もある |
| でも、まあそれは、特殊な例だ |
| 忘れてください |
| 肩に力が入れば |
| 体がギクシャクする |
| 体がギクシャクすると |
| 心がしなやかさを失う |
| 人間とは悲しいほどうまく出来ているもので |
| そうなれば |
| 一生懸命は |
| 独善と無駄骨と後悔と過ちの果てしないループとなる |
| 実力不足は準備不足を助長し |
| 訂正は言い訳の枕詞となる |
| 悲しいね |
| 仕事も恋も勉強も |
| それこそあなたが望む全ての明日を |
| 食いつぶしなぎ倒す |
| 問題は肩の力だ |
| 心のしなやかさだ |
| 肩の力を抜いて |
| 私は出来る、って三回繰り返してご覧 |
| 間に深呼吸を入れて |
| 目を瞑りうまくいったことを想像するんだ |
| ほら少し心が軽くなった |
| 自信が出てきた |
| 誰だって出来ることしか出来ない |
| そしてあなたがあなたである限り |
| 出来ることはちゃんと出来るようになっています |
| それが世の中なんです |
| 昔先輩に言われた、おまじないみたいなもの |
| まあ、私の場合は大してききませんでしたが |
| 肩に力が入っている、あなた |
| 一度試してみてはいかがです |
| もしかしたらきくかもしれませんよ |
| 問題は新世紀である |
| その目出度い年の始まりを |
| 毎度毎度の寝正月でいいのだろうか |
| 飲み正月でいいのだろうか |
| などといったことを |
| 二週間も過ぎようとしている今日考えたりしている |
| 何事もそうではあるが |
| まったく後悔先に立たずである |
| 年と共に色々なものが立たなくなるのであるが |
| 後悔だけは人生のかなり早い時期から立たないようである |
| 小学生の夏休みの宿題でもそう感じたから |
| かなりの早さである |
| もっとも先に立たないだけで後からは十分過ぎるほど立ってくれるのであるが |
| 話しをもとに戻そう |
| 言いたかったのは新世紀だということである |
| もう生きているうちには二度とめぐり合えない |
| 大切な時だということである |
| 従ってまっとうな生き方を旨とする人々なら |
| 指折り数えて待つ |
| その日を大切な思いでとするために |
| お祝いやイベントや、あれやこれやを |
| てぐすねひいて待つに違いない |
| 既に私ったらスタートから間違っている |
| 何も用意しなかった |
| 生き方が怠惰なのは致し方ない |
| これは哲学の問題であるから |
| 血縁関係も肉体関係もないあなたにどうこう言われたくない |
| しかし新世紀の迎え方まで虚ろなのは情けない |
| やはり最低限身を清め |
| 厳かな雰囲気で除夜の鐘を聞き |
| 行く世紀、来る世紀に思いをはせ |
| 人類の未来に幾ばくかの責任を感じ |
| 例えば戦争の世紀からの脱出を誓う |
| てなことを義理にでもやるべきではなかったのか |
| それが人としてあるべき姿ではないのか |
| そうは思ったのだが |
| 人間も七十ともなると夜は辛いらしく |
| 両親ははや眠りの体勢になりつつあるし |
| あるべき姿より自然な姿のほうが |
| 少しばかり上等だと思う身としては |
| まあ、なにも新世紀は今日だけではない |
| これから百年新世紀なのだから |
| 細かいことはゆっくり睡眠をとってからでも遅くはないだろう |
| と至極論理的な思考の結果に落ちつき |
| 「寝るか」となったわけである |
| その挙句が今日のこの体たらくなのではあるが |
| まあ、なんだ |
| 論理的な思考にも欠点はあるってことか |
| 何しろ正しい論理なんてものは |
| そうそう出合えるものではなく |
| 「身勝手」と言われることが圧倒的なのであるから |
| しかしそれでも新世紀は新世紀である |
| 後百年も新世紀なのである |
| 既にちょっと飽きはじめている私 |
| 新世紀って本当に特別なことなのだろうか |
| などと不遜なことを考えている |
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