Live 1000

夕方からのイベントで、1000円でライブが3本見れるということで、まあお得かなと行ってみたら、開始15分前でお客さんが私一人しかいませんでした。入る前に入り口付近でフライヤーを漁っていたのですが、奥の方から「お客さんいなくても、俺はがんばるよ」とか「俺達どうしてもてねえんだろう」とか、「今日はここで猥談して終わりにすっかあ」とか、知り合いのDJ(主催者)のひたすら寒い話声が聞こえてきて、しばらく申し訳なくて中に入れませんでした。(同様に入り口の所で入る勇気がなくてうろうろしているお客さんが2-3人いた)入っていったら主催者やらバンドの面々やらに囲まれて有り難がられるし、なんだか帰りづらくなってしまいました。最終的には15-6人は来ていたのかな。
でも、音はまあ面白かったです。一人目のpeckというひとはエフェクターを5-6個足元に並べて、なかなか気持ちいいギターの音を出していました。久々にライブを聞いたから、生音がたまたま気持ち良かったのかと思っていたのですが、あとの人とくらべても全然違いました。エフェクターのかけ方も面白かったし、よかったです。となりで最初の曲だけ働いていた猿君は、イマイチ目立っていなかったので、とりあえず脱いだりした方が良かったのでは。
二人目の佐伯誠之助という人は、sukpatchとは全然違って、サンプラー芸人でした。「日本一サンプラーを無駄に使う男」とか言われていましたが、かなり笑えます。下手な二丁目芸人よりもセンスがあります。要チェック。
三組目は、小田一正系の声の二人組で、音自体はあんまり好みではなかったのですが、メインのボーカルの人がすごくいい声を出していました。どこにも引っ掛かる所がない。ボーカルがうまいというのはなかなかお目にかかれないので、結構得をした気分になりました。ただ、この人たちだけ笑いが取れていなかった。
客の入りにもかかわらず、まだ続けるそうです。まあ、今回みたいにいいバンドを選んでいたらだんだん客も集まると思うし、がんばってね。