Club 80's



 さて、毎回矢鱈と客が多いこのイベントですが、今回浴衣を着ている人のみ五百円、それ以外は1500円と言うことで、なんかちょっと勝負に出ている感があります。客が来ている原因が選曲なのか、チャージの安さなのか、今日の入りを見ればだいぶ分かるかな、と。しかし、浴衣と言うのはくそ暑いし踊りにくいしで(あ、そうでもないか)、なんだか向いていないような気がしますが、大文字の送り火見物の人を取り込むことができるでしょうか?ついでに夜店ぐらい出しているかも知れない。

 と、ここまでは行く前に書いておいて、私は取りあえず浴衣を着込んで、大文字焼きを見物してから行ってみると、なんだか人がいません。ああ、やはりあの人出はチャージか、とがっかりしていましたが、そのうちに徐々に人が集まり出して、結局いつもの8割ぐらいで落ち着きました。で、浴衣を着ている人は全体の1-2割ぐらい。たまに、浴衣で踊っている外人がおってなかなか微笑ましいのですが、あんまり普通の日と変わらないなあ。まあ、逆に言うと、チャージ1500円取っても商売として成り立ちそう、と言うことか。頼むからあんまり値上げしないでね。

 ところで、この間某映画館の企画で、東映の怪獣映画二本立てをみてきたのですが、大味な特撮(モゲラだモゲラ)はともかく、合間に写る昭和30-40年代の日本の風俗の方が強く印象に残りました。ああ、昔のコーラだ、とか、ああいうテレビあったよなあ、とか。で、その中の「地球防衛軍」で、最初に盆踊りのシーンが出てくるのですが、今日の場合服、内装(ビヤホールみたいでした。)もあわせて、このイベントって、3-40年前の村祭りと同じような機能を果たしているのかも、と思いました。だって、この馴染み方はただ事ではないぞ。何か私の後ろで40歳ぐらいのでっぷり太った台湾人らしき人がひらひらと踊っていたけど、ただの輸入文化ではこうは間口が広くならないはず。

 合間にVJのブースを覗いていたら、なんかWindowsのプログラムで字幕をリアルタイムで入れていました。歌詞がそのままひらがなで出てきたのがなかなか阿呆っぽくてよかったです。VJって、ちょこちょこっと独自の絵を作って、あとは基本的にはどこかから画像を借りてきてつなげて流している人が多いので、絵だけみても誰が誰だか分からないことが多いのですが、こういう技術的なものが進化して、VJという役割自体がもっと進化してくれないかな、と思います。取りあえず、もっときっちり音とタイミングをシンクロさせる技術がないものか。現段階では映像が煽るんじゃなくて、疲れた時に暇つぶしに見る役目になってるからなあ。

 で、本日、浴衣の他に、「ディスコ大玉」という企画とカップルして、2時頃からディスコビートばっかり流しておりました。しかし、いまいち馴染めずにへたり込んでしまい、起きたら最後の4時頃でした。最後の2-3曲はいつもと全く変わらず、この辺りの安心感も長続きの理由か。しかし、5時間で体重が2kg減った。