Stones vs. Beatles





 まあた行ってるよ、という感じだとは思いますが、しぶとく通ってしまいました。今日はちょっと仕事が遅くなったので0:30頃到着。...なんだかお客さんがまばらでちょっと心配になりましたが、あっという間に一杯になりました。なんだか見たことのない人も多く、循環もうまくいっているようです。(澱んでいるのは私ぐらいか?)

 で、今日はかなり遅い時間に行って、ベタな選曲モードに入っていたので、まあ新ネタはあまり期待しないで行ったのですが、二発ばかりなかなかいいのがありました。一発目はなにかというと忌野清志郎のパンク版「君が代」。まあ、これもベタといえばベタなんですが、君が代・日の丸法案が可決されたあと販売中止になったとか、今日ニュースステーションで生演奏するとか、割とタイムリーだったので、さすが大衆演芸(こういうことを書くと怒られるかもしれんが)、と感心してじたばたと踊り狂ってしまいました。しかし、忌野清志郎、実は音いいな。曲自体はCrash の"White Riot" とどこが違うんじゃ、という感じだったけど。これもまあ、「日本国歌」という付加価値でかなり得をしているな。

 二発目は、キングクリムゾンの「21世紀の精神異常者」。...めちゃめちゃうまいけど、なんて踊れないんだ、とちょっと呆れるを通り越して受けてしまいました。みなさんフロアから引いてしまったのですが、休むって言うよりは真面目に聴いているって言う感じがつよく、結局いい曲だけどクラブ向きじゃないのかなあ、と思いました。しかし、これで上半身裸になって踊っていた人達もいたので、そう感じない人達もいるのかもしれない。ついでに、21世紀の精神異常者って、あと100日ぐらいでわんさか誕生しますね。あ、滑った。

 で、今日はよしもと君の方はあんまり新ネタ無し。(というか、早い時間にやってたのかもしれないけど)あまつさえ「ちょっと肥りましたね」と言われて大ショック。ううむ、Sky Walker でも買わないといかんかな。これはやはり、原チャリに乗り出してからであろうか。ところで私の地方は今日はとっても天気が良かったのですが、仕事で原チャリで外出して、そのへんを走っていたらやたらと白バイだの検問だのが見受けられ、2-3人スピード違反で捕まっているのを目撃しました。あのような糞みたいな連中に金を取られて説教されたかと思うと(違反者講習受講歴あり)なんだかとても腹が立ちました。その怒りをこういう所で発散させてしまっていいのだろうか。

 で、踊っている合間にぼんやりとDJブースの反対側の方を見ていたら、淡い光をバックしに女の子が一人シルエットになっていて、けだるそうに踊っているのが見えて、それも顔の細かい線のような所まで割とはっきり輪郭が見えて、その線の動きのなまめかしさ、なんだかナンパ等をする気は全然ないけれど、余りの美しさにちょっと呆然としてしまったぞ。まあ、あとでちょっと明るい所で見たらちょっと不健康そうな普通のお姉さんでちょっとがっかりしたけど。

 まあ、あとはいつも通り恙無く終わったのですが、ちょっとフライヤーを見たら「東京進出の予定」とか書いてあってちょっと受けてしまいました。この異常に高級感のないイベントが東京でどのように受け取られるのか、受けるにせよコケるにせよなんだかとっても興味があります。頑張って試してみて下さい。