Soulzvill

彼女を駅まで送り届けてからぶらぶらと遊びに来たのですが、全然人がいませんね。22:30ぐらいだからそんなに遅いわけではないのに、まあ、天気が悪いせいか?TAROさんもこの状態ではあまりあおる気はないらしく、静かめの曲を流しておりました。例によってしばらく入り口付近でぼんやりと阿呆な雑誌を読んでいましたが、最近「噂の真相」とばしてますね。「愛する二人別れる二人」ヤラセ疑惑も最初に火を付けたのは噂の真相だし。しかし、今月号はあまり盛り上がらない。SPEEDなんぞ解散しても別に関係ないしなあ。デビ婦人もゴミだろ。原発利権関係はちょっと面白かったけど。
とか、馬鹿なことを考えているうちに、名前忘れたけど、Eurythmicsのボーカルの女の人、ああ思い出した、Annie Lenoxとか言う人だ、そののソロの"train in vain"なぞ流れてきて、おお、これcrashの元曲も好きだったけど、このアルバムもよく聴いたなあ、風媒館っていう、昔バイトをしていた飲食店にも持っていったっけ、おお次がTracy Chapmanの"fast car"だ、この人声と音はいいんだけど顔が悲惨なんだよな、と、つぎがstingの"Englishman in New York" で、急所を3発連続で直撃された私は、そのままふらふらとフロアに出ていってビールを購入して踊り出したのでありました。
この辺の曲って、私が高校-大学生の時分に製作された曲で、割と恵まれた環境にいる癖に性格が悪いために彼女がおらず、心の平安をこういう音楽を聴き狂うことに求めていたのを思い出して、ああ、もういまでは、彼女の両親に挨拶にも行ってしまったし、そういう荒涼とした気分の日々はもう経験しなくてもいいのだろうけれど、それでも貧窮者が宗教を求めるがごとく生存するために音楽が必要である、という状態自体はずうっと続くんであろうなあ、と感慨にふけっておりました。しかし、その割にCDは買わなくなってきて、何がどの曲なのかというような知識はどんどん減って行っているんだよな。
結局12:30ごろまでいましたが、あんまり人が来ませんでした。しかし、人数が少ない癖にフロアが盛り上がる、一人一人の間に1mぐらいずつ距離が空いている、という、なんだか珍しい現象を見せてもらいました。しまった、人数が増えるとフロアが止まっている状態から全体が盛り上がっている状態に相転移する、とか、理論モデルみたいなものを作れないかな、と思っていたのに、あんまり単純化はできませんね。取りあえず音はいいので、もっとお客さんが来るといいな。帰る途中、彼の書いたフリーペーパーをもらいましたが、端正な文章を書いておりました。
ところで、前に言っていた、Stones vs. Beatles 東京進出ですが、以下メールの抜粋:
東京のビートルズナイトは・・・・・あんまり客の入りが良くなかったです。
土曜日なのに、平日のメトロのほうがいっぱい入ってたし。
しかも盛り上がりがイマイチ。
まあ、初期のストビーナイトもあんなもんだったっけ、と
ひとり6年前を思い出してました。
あんまりつまんないんで、みんなにリクエストを聞きまくって
「メトロ恒例のリクエスト大会〜〜〜」とマイクで叫んでやりました。
でも、生まれて初めてギャラが出ました。すげえ。
まあ、初回はそんなものです。しかし、「すげえ。」って、よしもと君、タダ働きしてたのか。勤務先に似合わず淡白ですね。