Stones vs. Beatles

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2時間かけて計算するも、還付金なし。殺。

 あああ、何だか忙しいぞ。世の人々は普通は博士号を取ったあとはしばらく骨休みして海外旅行に行ったりするらしいのですが、全然関係なく仕事をしまくっております。特に年度末だから本業と関係ない雑用が入って切れそうになっております。へろへろになりつつ23:30頃まで仕事をしてから行って見ました。なんか、吉本君がいなくなってから大分さぼっていたな。

 入って見たら結構な人手。おお、この寒いのにみなさん薄着で元気なことであるなあ。しかし、なんだか来る前に読んだ「Cell」という雑誌のリビューが引っ掛かってあんまり盛り上がらない。私のいる分野はどんどんフロンティアではなくなって行く。大航海時代は終わってPax Britanica に入って行き、組織的な効率重視の仕事がどんどん増えていって、個人的な冒険心が入り込む余地が抜け落ちて行く。私は今一匹狼的な仕事でそこそこその筋の人に注目されはしているんだけれど、こういう洪水のような流れの中で個性を保ってしかも異端に走らずにやっていけるのだろうか、と、ぼんやりと後ろの方のちょっと高いところで踊る人々の集団を眺めていたら、ちょうど、わたしが今置かれている立場と似ているように思われ胸が一杯になり、何だか踊る気がしなくなって椅子に座ってぼんやりしていました。

 ところで、SoulzvillのTaroさんがきていて回していました。どういう選曲をするのかと思いきや、全然趣旨と関係なく自分の持ち曲(?)を流しておりました。...なんか、60年代の曲と比べて音質とか圧倒的にいいからまあ盛り上がるんだけど、どういうのか、短歌なのに57577じゃなくて原稿用紙一枚ぐらい使っているというような、なんだか反則だなあという印象を拭えませんでした。縛りがある中でやるからなんか面白かったのに。それと雑用の疲れとが重なって萎えてしまい、1:30頃抜けて帰ってしまいました。申し訳ない。