Club 80's~

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ペルシャ語。右から左に読みます。

 先日から、私ん所の研究室にイラン人の研究生が来ています。イラン。といっても上野公園でテレカを売り捌いている人たちとは違って、どうやら大金持ちの息子らしい。あまりきついイスラム教徒でもないからあまり気を使わなくてもいいし、英語はそこそこしゃべれるし、まあそれはいいんですが、こいつがとにかくやたらと喋りまくる。院試が近いんだから勉強しろといっても全然落ち着かず、延々誰かを捕まえては何かまくしたてている。しかも、なんかほとんどが自分の自慢で、実力以上のことを大口を叩いているのがちょっと聴いてみたらすぐわかるので、聞いているとどんどん腹が立って来ます。一度忙しいのに入って来て何か話し掛けようとして来た事があったので、完全に無視して以来わたしにはあまり話し掛けてこなくなりましたが、大人しい研究生の先生がえらく時間を食って迷惑しています。これが国民性なのか、こいつ自体の人格なのか、それは良くわかりませんが、もう一つ致命的なのが、サイエンスに対する愛がない事。基礎医学の教室で働いていたといっていましたが、なんでここにきたのか、要するに親が箔を付けに何となく送り込んだらしい。だから、大学院試は通る意志はあるんですしが、後は4年間適当にやって学位をもらったらイランにかえって大金持ちの生活を送る、こんな安月給で長時間働いている人たちは理解できない、というような事を平気で言うため、これはもう民族性とは関係ない人間性の問題だ、こんなやつに手間をかけてやってもしょうがねえ、期待外れでした。ということでちょっとしんどかったけれど無理矢理発散しに入場。

 入り口でスタンプカードを作っておりました。うむ、リピーターを増やそうと言う事らしい。しかし、ほっておいても入る私は逆に、一体俺は一年でここにどのくらいお金を注ぎ込んでるのかな、とちょっと引いてしまいましたが、中に入ってみたらあっさり忘れてビールを飲みまくってしまいました。相変わらず結構外人密度高し。しかし、ふらふらと踊っているうちに、このなかに例のイラン人がいたらどうしよう、と思いついていきなり凍ってしまいました。ああ、何か私は単にいい音が好きっちゅうだけなのにあいつ遊び人風だからナンパに精出しそうだな、そんなのにつきまとわれたらたまらんわ。私、そう言えばここにはずいぶん長い事いるけど、あまり実生活で付き合いのある人に偶然あった事はないな。逆にあちゃぴん君には寺町でパソコン関係でずいぶん世話になっているけど、逆はないなあ。あ、Comfortのオヤジに会った事はあるな。学生さんは...知らんわ。でもなんだかとっても気まずくなるような気はするな。

 音は...ああ、Whitney Houston ってそう言えばかかってなかったなとか、わりと耳新しい感じがしました。ま、一回間をあけたせいかも知れませんが。ついでに、全員なんかつなぎがうまくなっていました。強化合宿でもしたのでしょうか。バックの映像は、渋くて良かったです。結構しんどくて動けなかったので、画像を見ている時間が長かったのですが、飽きませんでした。特に80年代の糸井重里が出て来るような馬鹿なコマーシャルを流しているのはヒット。しかしみんなそう思ったらしく、来月20:00から80年代のバカビデオを流すイベントをするそうな。ふうん。あと、新衛門君が大学院に入学したそうな。ああ、いいなあ。学生時分は、自分の好きな事で金がもらえる、と言うことでとっとと社会人になりたかったけど、なってみると雑用だらけだ。

 

雑用だらけだ。