えらく久しぶりに行って来ました。その間新婚生活で全然夜遊びする気が起きなかったかと言うとそうではなく
Club 80's ... 水曜日と勘違いしてやり過ごしてしまう(かみさんに締め技を食らう)
入ったらいきなり吉本君がいて御挨拶。今日はもう一度回すそうなので楽しみにしてフロアに出てみましたが、時間が遅いため既にみなさん弾けており、なんだか英語圏以外の国に紛れ込んだような違和感がありました。はじめてメトロに一人で来た時って、たしか Pop mania かなんかで、かかっている曲がことごとく体質と違って呆然としたような気がするのですが、その時の事など何となく思い出しました。これはきっとアルコールが足りないために違いない、と取りあえずビールを1リットルばかり呷ってみたら、そのビールを売ってくれるスタッフのお姉さんがこれまた見た事のない人で、何だか急に現役を引退したような感じに襲われてしまいました。しかしこのような感慨に襲われたのも束の間、やはり酒の弱いわたくしにとってこの量は効果抜群で、あっという間に正体不明となってスピーカーの前でふらふらと踊っておりました。はは、そういや、違和感があるのはいつもの事だったぜ。若い者がばんばんフロアで暴れているのを横目にスピーカーと向き合って振動を味わっておりました。
先日、かみさんの友人が自宅に遊びに来た時、「何か音楽をかけない?」といわれ、さて、と探して見ると、最近愛聴してCDラジカセの近くに置いてあるものはことごとくダンス音楽で、これを小音量でちゃかちゃか流していると、大音量で聴くのと違って異常に神経に触る音になるため、結局コンサバなアカペラのグループのCDを流しました。しまった。で、音楽の種類によっては適正な音量で聴く事が非常に大事である、というような事を前に書いたような気がしますが、さて、この Beatles の曲というのはわりと小音量で聴いてもそれなりに楽しいのですが、大音量で聴くとどこがどのように変わるのか、ちょっと考えてみました。結論。音がでかいと踊れる。阿呆みたいですが、Beatles のリズム自体は後世のダンスのためだけに作られた音楽にくらべるとシンプルで、というかはっきりいって「踊る」という機能だけ考えると明らかに劣るのですが、取りあえず音量をでかくするとドラムの音が際立って来て、そこそこ踊れるようになる。で、世の中のリズムを重視した音楽でメロディも美しいものというのは少ないから、その辺で勝負できるようになってこういう所でかけてもなんとかなる、というようになっているのかな。
で、吉本君のDJを聴くのは久しぶりだったんですが、最初に流れた妙にへたれた(昼間のスーパーで流れていそうな)Lady Madonna 以外は大体聞き覚えがありました。ああ、バナナラマの "Help!" 懐かしい(上図)。最後に一曲だけ Stones vs. Beatles 縛りと違う曲をかけていましたが、これまた80's で聴きまくっている曲だなあ。まあ、久しぶりにでかい音を浴びたので選曲のいい悪いはどうでもよくなっておりました。あとは、他のDJがまたなし崩しになって"Rocks"なぞかけていたところまでは覚えていますが、気がついたら自宅で寝ていました。