最近、ちょっと上の先生が留学先から帰国してきました。で、「今後はどういう実験をするんですか」と聞いた所、「いや、もう自分で実験するというより、グラント当てて、人を集めて、使う方に回らないといけない」と言われて、あ、基礎系にいると何か若く見えるけど、一般企業だったらもう管理職に回るような歳だな、まあ、当たり前なんですが、何だかまた一つ歳をとったような気分になって、私もそんなことを考えないといかんのかなあ、まだ自分でじたばたするのが好きな年代なのに。最近は確かに変な書類仕事とか、解剖実習の世話とか、雑用ばっかりで本業の実験が全然進んでいない。そういや学生さんに「結婚したら、ふつうクラブなんか行きませんよ〜」とか言われたことなど思い出して、あ、何か最近しけた話が多いですが、こんなことではいかん、ということで、かみさんに、なるべく早く帰るし、と断って行くことにしました。
取り合えず早めに行ってCDゲット。あ、またケースがなくなっている。で、この時間に入るとさすがに人が少ないのですが、今日は深水氏は最初から来ていました。最初"I can't stop falling in love with you" のレゲエバージョン。これ、いろんな所で聴くけど、誰の曲か未だに知らないな。まあそれは別にいいんですが、あんまり低音がきつくないのでレゲエと言うより普通の歌謡曲に聞こえる。いやあ、レゲエのイベントもまた行こう、Stones vs. Beatles も行こう、などと思っているとあちゃぴん君がいて御挨拶。6/2にまたAnniversary party をするそうな。そうするとまた一気にきけるな、しめしめ、と思っている内に音がハウス風になって来て、またスピーカーの前に行ってぼーっとしていました。気が付くとまた大入り。この辺で一旦外に出て、家に電話して、遅くなりそうだし先に寝ておいて、と断わりを入れてからまたフロアに戻りました。
で、ついでにぼんやりと前のスクリーンを見ていたのですが、けっこうVJも頑張っていますね。Tears for Fears の"Sawing the seeds of love" でLezbianの乱交場面を流して、おお、愛の種を無駄に蒔いている、とか、後、何の曲のバックか忘れましたが、北朝鮮のパレードの映像が出ていまして、実際に動くんちゃうか、というぐらい精巧に出来たでっかい工場の張りぼてのうえで白衣を着た科学者がトウモロコシを両手に持ってダンスをしている、とか、いちいちい笑わせてもらいました。今日はDJが深水さん、あちゃぴん君、新衛門君の3人体制なのですが、頑張ってつなぐつなぐ、いい音でした。3:30ごろ帰ったらかみさんがまだ起きていました。しまった。