Club 80's~

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 私事で恐縮ですが(って、私事しか書いてないか)、7月の頭頃から私のかみさんが熱を出してダウンしています。まあ、1週間もすれば治るだろう、今月も80's行くで〜、と、許可を取っていたのが結局18日まで熱が下がらず、ああ、今回は無理かな、と思っていましたが、別に行って来ていいよ、CDもらってきて、といわれ、申し訳ない、とお言葉に甘えて出かけて行きました。しかし、なんか、無理して言ってくれたのを利用して出て来たような気がしてあまり気が晴れず、入ってしばらくは音を聴くでもなく、椅子に座ってぼんやりと、壁にかけてある現代美術の作品とおぼしきものを眺めていました。時間が割と早かったのでまだネタに走っていて、流れていたのがサザンとEPO「Down town」(今検索してみたら、まだ活動してたのね、びっくり。)。ビールを飲みつつちょっと真面目な事を考えようとしてみましたが、バックで流れている曲が曲だけに、「オレたちひょうきん族」のビデオ、だれか売り出さんかな、とか、しょうもない方向に思考が向いてだんだん罪悪感が消えて来て、あちゃぴんくんがどこかで聴いた事のある甘酸っぱいメロディの曲を流し出した時点でスピーカーの前に移動。ああ、80年代だ。上手いとか何とか言う以前に、こういう曲をかけると言うのは多分同じ時代の空気を吸ってたんだろうな、と共感してしまう。けど、リアルタイムで聴いていた人の比率はどんどん減っているはずだのに、ぜんぜん人気が下る気配がありませんね。今日はひとり、かなりの年輩と思われる人がえらい楽しげにフロアで踊っていて、こういう人が楽しめるのはやっぱいいなあ、と思いました。あ、見掛けだけで実は年輩じゃなかったらスミマセン。

 久しぶりにでかい音を聴くとやっぱりいいわ。かみさんにはわるいけど、わたくしには定期的にこういう音が必要なんです。一月ぶりぐらいに来たせいか、聴いた事はあるけど聞き飽きてない曲が多いように思えてなかなかいいです。「ああ、何かで聴いたな」とおもいつつ曲名を思い出せないので全然ここで再現できませんが、UB40の"red red wine" とか、Robert Palmer "Addicted to love"とか、お久しぶり、と言う感じでした。あ、でも、割と最近聴いたような気もして来たな。単純に私の記憶力がやられているだけか?深水さんは来るなり夏セットと称して枝豆を売り出して、相変わらずサービス精神抜群。本日はつかみから「愛のコリーダ」、「Ghost bustersのテーマ」と、色物臭い選曲のくせに全然そう思わせない音にしていて、おお、さすが。VJも復帰していて、Tank Girl の味のある絵なぞ眺めながらじたばたと踊っていました。

 今日はDJ陣がみなアロハを着ていて、あれ、今日はそんな縛りがあったかの、と思っていましたが、今回のCD、ハワイの放送局のラジオ番組、という趣向になっていて、凝りまくり。CDジャケットも配るようになって、曲名も判明。Bobby McFerrin の "Don't worry be happy!"が入っていてちょっと嬉しい。たしかこれ、全部ボーカルで作った曲だったはず。