Club 80's~

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(済) って、年末調整でしょうか。

 先日、BBCニュースのホームページを見ていたら、Big Country のボーカルがハワイのホテルで自殺、と言う記事がでていました。ああ、なつかしい、LPいっぱい持っていたなあ。"Remembrance day"だの"rain dance" だの、ウォークマンで随分聴いたような気がする。U2ほど臭くない真面目なロック、と言う感じでした。メインのボーカルの人がもともとはギタリストで、「バグパイプ・ギター」なる触れ込みの妙な音を出していたっけ。でも、 "In a big country" のイントロでちょっとドラムが変拍子になるところがありますが、そこをレコードの針が飛んでいるものと勘違いして、いろいろとターンテーブルを調整してもどうにもならず、購入元のタワーレコードに変えに行って、店員さんと「う〜〜ん、どれでも飛んでしまうなあ」と頭をひねっていた(馬鹿)のを思い出しました。これは絶対何かのネタに使うに違いない、と思いつつ入場。

 CDをゲットして入ったら取りあえず深水氏が回しておりました。最近最初から最後まできっちりいることが多くて嬉しいのですが、それはひょっとして本業が暇なのでは、と不吉なことを考えてしまいました。でも、西部講堂のカウントダウンに田中知之氏と一緒に呼ばれていたし、景気が悪いわけでは無さそうですね。あまり人がおらず、かなり渋い選曲をしていたのでなんかお得な気分になりました。なんというか、サンプラザで人が居ない時間に入って特売の96円の卵をゲットした気分、って、表現から生活臭が。だめだこりゃ。ぼんやりとスピーカーの前にいたら、あちゃぴん君が挨拶して来て、今日は最後にクリスマスプレゼントがあるそうな。と聞いたところで、かみさんには悪いけど最後まで居ることに決定。

 次に山内氏が回していましたが、最初のうちはいまいちで、このクリスマスソングのリミックス、安っちいスチールギターの音色が昼間のスーパーのBGMみてえ(あ、でもCDに入っていた。気にいっているのか?)、とか沈んでいたら、次にヴァネッサ・パラディスがかかったのでいきなり回復。ああ、懐かしい。そう言えば、ホームページでリクエストをしているらしく、そこから何曲かかかっていましたが、Whamの "Freedom" とか、かなりありがちな曲が。むかしStones vs. Beatles でリクエストボックスを置いていたけど、何を書いて入れようが入れまいが結局かかる、ということで無くなってしまったことがあるので、もっと誰も知らん様な曲の方がいいのでは。というので思い出しましたが、先日柄にもなくクラシックのコンサートに行った(というか連れて行かれた)のですが、嫌いで避けていた割には知っている曲が多い。良く考えると、「クラシック」というジャンルで括られる曲というのは数に制限があって、(今でも増加はしているのでしょうか)しばらく真面目に聴いていたら聞き覚えのある曲ばっかりになってしまうのでは。そのなかで演奏者があれこれと工夫してあたらしい音を提供しているという、じつはこの辺りのイベントと似たような苦労があるんではないか、とと思っているうちに"In a big country" がかかって、案の定ボーカルの自殺について何やらコメントしておりました。合掌。

 その他クリスマスだけあってみなさん気合いを入れた衣装を着ておられまして、ぼーっと見ているうちに結局最後まで居てしまいました。で、クリスマスプレゼントって何かと思ったら、シングル盤大放出でした。わたくしも引きが強くて1枚ゲットしたので、ターンテーブルを買わなくては。