ああ、しんどい。いきなり景気の悪い書き出しですが、実はそんなに不調な訳ではなく、先日結構気合いを入れて書いた論文は通ったし、阪神は連勝してるし(例によって負けはじめてますが)、かみさんの学位は決まりそうだし、かなーり調子がいいんです。しかし、そろそろ学生さんの世話をしないといけない季節になってきて、しかも留学関係の事務で某国外務省と喧嘩したり(万国共通でヤな奴がなっているらしい)、親戚筋の接待したり両親に顔を出したり、なんだか訳が分からなくなっております。(本業以外の作業が異様に苦手な私)ということで、ここはイッパツ発散しなくてはいけない、ということで例によって行って参りました。
かみさんに適当に言い訳して家を出たんですが、偉く簡単に許可が下りたと思ったらどうやら仕事に行ったと思っていたらしい。入り口にナウシカのポスターがはってあったので、微妙に路線がかわったのかな、と思いつつとりあえずCD ゲット。(後で聞いてみたら、前回と似た路線でかなりベタ。She drives me crazy がはいっていて私には感涙ものでありました)。
で、入ってみたら正面のスクリーンに映っている映像がどうも見覚えがない。あちゃぴん氏に聞いてみたらVJが増えたそうな。ふえた、というか、たしかあちゃぴん氏と一緒にテクノ隊と呼ばれていた人では。まあそれはいいとして、おお、これは大昔の米米クラブのライブ画像ではないですか。全然話をしたことはないけれど、この人はきっと私と同じものを見て育って来たに違いない、絶対そうだ、そうに決めた、というようなことでしばらく見入っていたのですが、おお、昔懐かしいゲーム画像が。Xevious とかドンキーコングとか「熱血硬派くにおくん」とか Lode Runnder とか、書いてても知っている人がごく限られているような気がしてきましたが、とにかく特定の年代の人に異様に受けるラインナップで、しかもそのバックに「どうもありがとうミスターロボット」とか、これまた特定の人にしか受けないと思われる台詞が「裏ビデオみたいな( (c) 深水氏)」フォントのテロップで流れていて、頭が解けそうになりました。
ほんでもって次に流れたのがオリジナルのガンダムで、おお、これまたリアルタイムで見たぜ、しかもガンプラとかその後はやったから何体かもってたな、と、出てくる登場人物およびモビルスーツの名前をいちいち思い出して、ああ、この記憶力を別のことに使っていたらもっと仕事がうまくいってたんじゃないのか、とか思っていたら、今度はサンダーバードだ!って、実はこいつはまじめに見ていたわけではないんですが、これに出てくる人形の一つが、今のうちの仕事場の秘書さんに異常に似ている。等と妙なことを考えていたら今度は宮崎駿で、そういえば今まで微妙にありそうでなかったよなあ。「魔女の宅急便」「天空の城ラピュタ」「未来少年コナン」(名探偵じゃないぞ)「紅の豚」と。カリオストロの城がなかった辺りが何か見識なのか、単純に無かったのか。等と考えておりました。あ、いちおう以前までのアサダゲン氏が今回で出てしまうらしいんですが、まあ、後継者がいて安心ですね。音はまあいつも通りでした。ああ、投げやりな説明。とりあえず映像が下世話になってくれて涙が出るほど嬉しうございました。