Club 80's~

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こんなひともおりましたな。

 さて、そろそろ私、京都を離れる準備でバタバタしておりまして、というか、バタバタしているのはかみさんだけで私は比較的のんびりしておるんですが、出発日が近付くに従ってなんか嫌になって来まして、たとえばこの間私の送迎会があったのですが、ついつい真面目に挨拶をしてしまったらだんだん教室の未来が不安になって来て、たとえばうちの教室、籍はあるけど全然働かない人が2人おって、他の一人はよく手は動かすけど能力がないので全然仕事にならない。唯一きっちりしている同僚の講師の先生がいるんですが、この人はけっこう仕事以外のことに気を使わない人で、悪気はないけど暴言を吐くことが多くて秘書さんと仲が悪い。うちのかみさん経由で色々な話が伝わってくるけど、実は私はサイエンスがうまくいったら家庭が崩壊していてもまあいいか、というタイプなので、どちらの気持ちもわかってしまって、どうしよう、という感じなんですが、たとえば私がかみさんとトラブって(よくあるんですが)同様な立場に立たされてしまったら果たしてどのような行動をするだろうか、等考えるとやりきれず、やはりこういう職業に関わっている人は全般に人格が崩壊している、人並みの人間同士の交流なぞ期待しているとえらい事になるに違いない、かみさんのほうは人間関係に気を使わないのは最終的にマイナスになる、と良く言うけれど、そんなことに頭を使う程才能に余裕はないし、ああ、昔は自分の仕事をしているだけで良かったのに、だんだんつまんねえことを考えないといけなくなるなあ、などとえらく暗いまま入場。

 だいたい普段は一人で適当に酒を頼んで自分で訳がわかんなくなるんですが、今日は入ったところで前回居た男の子にあったので、挨拶していたら後ろから、「あ。先生〜!」の声が!げ。だれだ。こないだ引率した看護学生か。とおもったら、先日まで実習を担当していた本学の学生さんとそのお友達でした。なんてこったい。私の密かな遊び場が。一人は理学部の植物の人で知らなかったんですが、確か一人はまん中ぐらいの列でいつも帽子をかぶって実習をしていた班の人で、もう一人は学生さんの中でも真面目に勉強していてなんか魅力的な子だったのでかなりドキドキしてしまいました。ああ、かみさんに絞め殺される。とかおもいつつついつい会話してしまいましたが、まだ20歳なのか。このぐらいの年代の人だと80’sというのはどういう風に響くのかと尋ねてみた所、CMで良く聞く曲が出て来て楽しいとのこと、ああ、そういうもんなんかなあ。私の中ではかなりお笑いが入ってるんですが。ついでにこの子、クラブの楽しさを多くの人に伝えようと実習班の他の人に声をかけてたらしい。うん、それはとてもいいことだけど、これ以上見られたら私逃げ帰ってたぜ。ということで、私が居たことはあまり他のひとに言わないように、と頼んだら、既に私が夜な夜な此所で踊り狂っているという噂が立っているそうな。痛。

 その人らと一緒にしばらく踊っていたのですが、ま〜楽しそうだったのでちょっと救われました。皆さんの許に幸福が訪れますように、とか真面目に祈ってました。しかし、実習が終わっていて良かった。たとえばテスト前で、私が問題を知っているような状況だったらいろいろと問題になっていたに違いない。とか、余計なことを考えないように酒を多めに補充していたらなんだかわからなくなって、じたばたしているうちに皆さん帰ってしまいました。ははは、楽しいのは最後の方が楽しいんですが。

 その後、最初に飛ばしすぎたせいか気がついたら寝てしまい、目が覚めたら終わっていました。ああ、最後がこれかい。余韻も何もない。まあ、これだけ長いこと通ってたのも、人間関係その他ではなく単純にいい音で結びついてたからだし、いいか。だいたい2年後に帰ってきたらまた来るかも知れんし、と思ってとくに挨拶もせず帰って寝ました。DJおよびVJの皆様、長いこと最高に良い(&笑える)音と映像を提供していただいてありがとうございました。

(p. s. 次の日に二日酔いで死にそうになりながら出勤したら、前述の同僚の講師の人から電話が入って、自分は体調が悪いから代わりに講議の手伝いに出てくれ、と頼まれました。ヘロヘロになりながら講堂に行って、昨日(というか今日だけど)の子らにあったらどうしよう、と思ったら、幸いにして出席してませんでした。ひと安心。)

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