Soulmen (Final)

次回予告。同じや同じ。
2週間ぶりに日本に帰ってきて、まず本屋に行って「噂の真相」を買ったら、レジに望月峯太郎の「ドラゴンヘッド」の新刊が!反射的に購入して、そのままクラブに入って人気のない所で読んだんですが、絵の緻密さは相変わらずで楽しめたんですが、どうも天変地異でびびらすだけでストーリーがちっとも進展していない。まあ、岩田くんが死んだぐらいか。この異変の正体は結局なんなのか?とか、あの脳手術されたやつらとか「龍頭」とか、ほんとに描き切れるのか?と人事ながらちょっと不安になります。まあ、全体の構成力で売っている作家ではないからしょうがないのかな。連載で、単行本でまとめて読んでもきちんと構成で読ませるようにすると言うのはたいそう難しいことなんでしょうね。最近の人で、全体としてまとまってるな、と思ったのは松本大洋ぐらいで、あとはなかなか思い付きません。このマンガに関しては、これだけ大風呂敷を広げてしまった以上、よっぽど強烈なラストがないと全体の釣り合いがとれないでしょう。
で、ついでに「噂の真相」を読んだら、あいかわらずジャニーズ事務所に対して果敢にアタックを仕掛けています。しかし、あそこのタレントが乱交漬けだって、別にいいじゃん。芸能人なんだし、一種のフリークスなのは当たり前だ。エンドプロダクトの「学校に行こう!」だの「鉄腕Dash!」だの「ガチンコ!」だの、きちんと高品質だし、それ以外のところにあんまり責任を持つ必要はないんじゃないの?ということで、則定さんの時のようなインパクトはあまり感じない私。なんか、乱交の件に関しては、この雑誌以外のところではもう終わりに近付いていて、もうあまり業界を震撼させるようなことは起こらないような気がします。(でも、TOKIO の城島君が乱交に関与していたのはちょっとびっくり)
と、全然関係ないことを書いていましたが、本日はこのイベントの最終回だそうな。えええ、かなり好きだったのに。(1) 安い (2) 知らない曲をばんばん流す (3) その割に音がよくてきちんと楽しめる (4) 高級感が(あまり)ない、と、初心者がいきやすい条件が揃っていたのに。ということで、「噂の真相」を読み終えてからフロアを見に行くと、これまた普通と全然変わらない。特に動員が増えているわけでもなし、DJがなんかあおっているわけでもなし、いつも通り淡々といい音を選んで流しております。まあ、このように自然に枯れていくのもよろしいなあ、と思って、たまたま挨拶したスタッフの人に「今日で終わりなんですか...」と言ってみたら、何のことはない、DJが一人(それも、あんまりうまくない方)が辞めるだけだそうな(上図参照)。というか、これ、前も似たようなことをしていなかったか?オジー・オズボーンの引退興行のようなものか(古い)と納得して安心して、あとは24:00頃にとっとと帰ってラーメンを食って寝てしまいました。早く帰ってしまったけど、相変わらず音はよかったです。