Rolling 6,7,8,9,0's

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 やった。学生実習の世話が終了した。これで好き放題実験ができるぜ。何だか知らないけれど5月下旬はやたらと忙しくて、学生さんに講義したり、実習の手伝いをしたり(これが一番しんどい)、申請書を書いたり、イギリスの先生のところにインタビューを受けにいったり、とにかくじたばたしていて、それも本業の実験ではないので疲れる疲れる。ま、それもほぼ5月で終了したので、お祝ということでむりやりかみさんも連れ出して遊びに行きました。今回は、平日にやっている割には動員数の多いイベントを全部束ねてやってしまう、ということで、そういえば、この手のチャージの安いイベントって矢鱈と行っていたけど、最近は80's以外はとんと御無沙汰していたしな。最近来たメールでは吉本君も復活したそうだし、あ、というか、この間のStones vs. Beatles は行く予定だったんですが、その前にちょっと学生実習の予習をしておくか、と標本を触ったら服に恐ろしい臭気が付いてしまい、これはまずい、ということで家に帰って寝てしまいました。スミマセン。と、あやまることもないか。まあとにかく、いろいろと御無沙汰している人がいるのでちょっと顔を出してみました。

 で、入ってみたら、たぶんClub '69の人がRed Hot Chili Peppers などかけていて、ああ、やっぱりベタだ。なんだか我が家に帰って来たような安心感が。しかしそんなに人は入っておらず、まあ、かみさんもいるからこのくらいの方が居心地がよろしい。さっさとビールを二本呷ってから例によってスピーカーの前に移動。しかし、なんだかあまりすぐに理性が飛んでいかない。奥さんが近くで素面でいるためか。やっぱり一人の方が気楽でいいかな、などと思っていたら、このあたりで深水さんが回しだして、おお、今日は何だか凝っているぞ。80’sに一回来たことがある人なら絶対に聞き覚えのある曲をBPMを合わせてうまーく重ねていい音を出しております。ところどころメジャーどころの曲を挟んで盛り上げていましたが、基本的には渋く聴かせてくれました。バックにはCulture club の「カーマは気紛れ」のビデオクリップが流れていて、「あのきつい顔の人だあれ?」とかみさんに聴かれたので、あれはボーイ・ジョージという男性で、SHAZNAというのはあの人のパチもんだよ、などと解説していましたが、ビデオクリップって80年代が全盛期ですね。Michael Jacksonがかなり気合いを入れて作っていましたが、そのほかハービー・ハンコックの"Rock It"とか、流れている曲から絵が目の前に蘇って来たりして、そういえばベストヒットUSAとかSONY MTV とか一生懸命録画して見ていたなあ。深水さんは相変わらずエンターテイメント精神に溢れていて、赤マムシドリンクだか丸薬だかをぶんぶん振り回して踊っておりました。ああ、赤マムシドリンクなら、中学校の時にクラブ活動の帰りにどんなもんかなと試してみて、あまりのきつい味に半分残して捨ててしまったことなぞ思い出しましたが、ああ、大人の味ですね。

 その後、Stones vs. Beatles のスタッフに移った辺りで、あちゃぴん君や奥さんと挨拶してから、前の方でふらふら踊っている人はどうも見覚えがあるなと思いながら見ていたら、吉本君でした。ああ、お久しぶり。あんまり変わっていませんね。私は顔がくたびれて来た割には腹が出て来ていたりして、生活に緊張感があるかないかが如実に出てるなあ、と何となく思いました。東京からわざわざ通ってくれているそうな。また聴きに行くかな。今日は3曲しか出番がなくて、"Rock'n roll music" と"Paperback Writer"のごく普通のカバーで、後一曲はstonesのカバー。まあ、かなりよかったんですが、目新しくはない。というか、あちゃぴん君によると、今日はDJの人数が多いので一人あたりの持ち時間が少ないらしい。ああ、もっと聴きたかったな。バックはYellow Submarine のビデオが流れていたんですが、真面目に見ていたらかなりシュールで面白いですね。

 しかし、実習の疲れがこの辺りで出て来て、ちょっと早めに2:00ごろ帰宅。入り口のところに深水さんがいたので挨拶してもらい、何だか後ろめたかったっす。ところで、いつも気になっているんですが、サントリーのウーロン茶のバックに流れているマドンナの中国語カバーは、誰が歌ってるんでしょうか。割と好きなんですけど。