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マッチ

愛煙家の私は、何処へ行くにもライターは愛用のものを持参する方なのだが、時々オイルやガスが切れてしまったり、石が磨り減って使えなくなる場合もある。そんな場合は手近な所で“100円ライター”を買うか、ホテルなどであればマッチを入手する。 マッチは屋外で使用するのには、余り向かないと思う。火を点けて、煙草へ持って行くまでに消えてしまうことが多々あり、少々苛々する。それでもホテルの部屋や喫茶店、バーなどでは重宝である。 それほど多量に使う訳でも何でもないのだが、ホテルやバーで目にすると、つい持って来てしまう。ここで画像化したものは、夜行列車を待つ間に寄ったベルリンのホテルにあるバーでもらったものと、フランクフルトのホテルの部屋にあったものだ。ベルリンの方は建設ラッシュの街をシルエットで入れてある。フランクフルトのホテルの方は、ドイツ全土に広がるチェーンの所在都市を記し、「更に情報はこちらをご覧ください」とURLが記されている。“時代”である。古典的広告媒体に、近年一挙に一般化した媒体の案内が書いてあるのが面白い…

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