魂の進化

T 唯物論の段階 自分の物質的な欲望や肉体的な快楽がすべての利己主義者で、
魂や神の存在など全く認めない。
U 迷信の段階 何かしら超越的な力があるらしいと感じてはいるが、その真相を
知ろうという努力はしないまま、お呪いや占いを安直に頼ったり
するだけで、唯物論的な生き方を変えようともしない。
V 原理主義の段階 聖書やコーランなど、既成宗教の経えをそのまま頭から信じ込み、
少しでも違う思想は異端として厳しく排斥する。聖職者の言いな
りに型通りの祈りや儀式に励んでいれば天国に行けると信じている。
W 哲学の段階 既成宗教の教義を深く理解しながらも、それだけではあき足らず、
自分自身の頭で真理を考え始める。原理主義の偏狭さはなく、他者の
信念にも寛容であろうとする。
X 迫害の段階 存在の深遠な意味と目的を突き止めたいという強い願望に駆られて、
試行錯誤を繰り返しながらも、ともかく関係のありそうな書物を
片端から読みまくり、真理探究に役立ちそうな機会があれば
どんどん参加して、研究や修行に励む。