スコットランドヤード【Scotland yard】
先日、暗殺という題で、BBCのニュースキャスター、Jill Dandoさんの、暗殺事件を書いたが、昨日事件から一ヶ月経って、葬儀があった。
犯人は、いまだにつかまらず、スコットランドヤードが、懸命に捜査中だ。
映画のタイトルを、忘れてしまったが、ショーン コネリーが、劇中で刑事役(か、元刑事役)で出ていて、(L.A.あたりを舞台に、日本のヤクザと、企業犯罪を取扱ったサスペンスものだった、ぁぁ、思い出せない)「お前は、スコットランドヤードにでもいたのか?」と聞かれて、"No, Scotland backyard"(中庭じゃなくて、裏庭だ)っていうジョークを言って、映画館で観客が受けていたのを、覚えている。
ロンドンに、なんでスコットランド警察が、でしゃばっているんだ?と、またまた私の疑問は、膨らむ一方だったのだが、この疑問も最近になって、漸く解決した。
そもそも、ロンドン警視庁の設立は、19世紀の事だが、当初、ロンドンの、Whitehole placeに作られたが、その場所が、スコットランド王邸の中庭(yard)が、裏にあったので、通称として、スコットランドヤードと、呼ばれるようになった。
丁度、東京の警視庁を、桜田門と呼ぶのと、全く同じ事。
その後、手狭になって、引っ越したが、そのまま名称は、引き継いで、New Scotland Yardと名称を変えた。
いまでは、中心街のBroadwayに、でーんとした、立派なビルを建てて収まっている。
そういえば、ショーン コネリーと言えば、007 James Bondだが、彼が所属していた諜報機関を、MI6というのは、なぜなんだろう。
Ministry of Ixxxxx 6thか何かの略号なんだろうけど、冷戦が終わった最近は、何やっているんだろう。
確か、MI5が、国内の国内の公安をやっていて、国際安全保障のための諜報が、MI6なんだよな。
ユーゴの中国大使館の、誤爆は、古い地図を使っていたのが原因だとNATOが言っていたが、それが、CIAや、MI6あたりから、借りてきたものだったら、James Bondも嘆くだろう。
スパイ手帳ってのが、あって、水に融けて消える紙とか(考えてみればトイレットペーパーみたいなもんだが)、セロファンにミラーコーティングした、変装用のサングラスなんかを持ち歩いていた。
MI6, KGB, CIA, モサド etc..の諜報機関は、有名だが、日本では何という部署がやっているのかわからずに、(公安1部がやっているんでしょうね、恐らく)スパイになる夢も、立ち消えになった。
本当なら、今ごろ、世界征服をたくらむ、スペクターの大西洋に浮かぶ秘密軍事兵器開発工場に、KGBの女スパイと潜伏して爆破し、ヘリコプターで脱出する生活をしていた筈なのだが。。。
秘密諜報員になることを、諦めた私は、新聞とファックスの散乱する、コーヒーのしみのついた机で、絡まった電話のコードを解きながら、寝不足の目をこすっている。
そして、ボンドガールには、程遠いアシスタントから、「お昼、スパゲティーだったでしょ、ミートソースがワイシャツに飛び散っていますよ」と注意されるのが、現実の世界。
すいません、最後は、スコットランドヤードとは、関係ない愚痴になってしまいました。