びんちゃんは、朝倉家の庭で地質学的な本格調査を行い、この庭は以前海面下にあったか、意図的に貝殻を含んだ砂が造園業者によって持ち込まれたかの結論づけを行った。
これは従来の森林伐採によるネーデルランドの湿地帯、低地化の定説をくつがえすもので衝撃をもって受け止められ、賛否両論を巻き起こした。以下は発表後の記者会見の模様である。
びんちゃんの会見は、朝倉家のバルコニーで行われた。
AB
C
A:インタビュー開始前の助手との打ち合わせ。助手の方は思案顔である。
B:それでは質疑応答にはいります、手短に願います。
C:あぁあ、つまらん質問だ。馬鹿らしくてあくびが出るぜ(服違うの気にしないで)。
DE
F
D:うん、なるほどそうゆう意見も認めないではないが、ロジックの組み立てが弱いな!
E:じゃ、わかりやすく説明してみましょう。このようにして、ジュラ紀の終わり頃には海面隆起がおこり、水面下にあった貝類が化石化して発見されるに至ったわけです。
F:それでは、時間の制限もありますので記者会見をこれで終了します。これ以上のご質問は、びんちゃん地質学研究所までお問い合わせください。また、本日発表した講演の全文は、来月の「月刊びんちゃん」に掲載されます。ありがとうございました。
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Vincent K.Asakura