丸い虹【raincircle】
虹の英語は、言うまでもなく、レインボー(そういえば、新宿名物のレインボーおじさんって、まだいるのかな?)です。
RAIN+BOW(弓)だから、半円なのだが、私は丸いのを、見た事がある。
私が、いままで見た自然界の、風景で、一番幻想的なものが、この◎い、虹だった。
以前、別の所で、その事を書いたが、その後、何度も光景を思い出したりする。
とにかく、素敵な光景でした。
虹の出来る原理は、理科の時間で習った通り、太陽光線の七色のスペクトルが、水滴に反射して、波長ごとに、分解して見えるわけです。
だから、太陽を背にして水をまかないと、見れないと教わりました。
私が、丸い虹を見たのは、去年モスクワに出張する途上の、飛行機の窓からだった。
たまたま、私が座った席が、進行方向の左側、太陽は右側の方向にあり、時刻が、午前11時だった。
下界は、天気が悪く、曇天だったので、下は、真っ白な雲のじゅうたんだった。
この雲のじゅうたんが、スクリーンの役割を果たし、自分の乗っている飛行機の機体の影と、一緒に出てきたのが、雲の上を滑るように、走る丸い虹だった。
この神秘的な、美しさは見たものにしか、判らない。
いくら文章で、説明しようとしても、うまく表現できない。
写真にとっても、あの、雲の上を走る、虹の姿は迫力ない。
ジェット機の機長だったら、きっとうんざりする程、見ているだろうが、凡人には、感動であった。
ことある毎に、何度もあの光景は、脳裏に焼き付いていて、フラッシュバックしてくる。
飛行機に乗る度に、もう一度見たくて、窓際の席をとるが、上記のように、限定された状況下でないと、見れないので、後にも先にも一度きりである。
そしたら、出るわ出るわ、結構引っかかった。
写真付きで紹介しているのだけど、どれもこれも、地上から見上げた虹で、違う!のだ。
そうじゃないんだってば、、、、といろいろ見ていったら、あった!
この人(TOYOTA DUOおじさんの旅日記のページ)が見たのは、私と同じ空からみた、あの丸い虹です。
やっぱり、実物のように、迫力もないし、動いていないから、この写真だけだと、まだインパクトが足りないけど、イメージとしてわかっていただけるかな?
同じ物をみて、感動してくれる人がいると、なんだか嬉しいな。