冗句
Jan.24.99

冗句【joke】

Jokeの当て字に、冗句を使ったのは、なかなか上手いと思う。


雑誌を見ていて、洋の東西を問わず共通しているものが、いくつかある。
万国共通の不文律みたいなもんである。

女性雑誌ならば、ダイエットと星占い
男性雑誌ならば、新車情報とセンターフォルド(折り込みのグラビア写真)

その中で、一つ気がついたのが、洋の西だと、男性雑誌に、必ずあるのだが、日本のだと、あまり載っていない事がある。
それは、ジョークだ。よくParty Jokeなんてタイトルで、イラスト付きで載っている。
しかし、日本の男性雑誌だと、結構なかったりする。

根本的な違いは、日本人は、パーティーでジョークを交わす習慣が、もともと少ない事だろうか。
また、バーで酒を飲むときにも、ジョークは言わない。愚痴をこぼすか、カラオケが普通だからなぁ。
ヨーロッパに来て、バーのカウンターで飲んでいると、よくジョークを連発して、誰が一番面白いかを、競っているのを見る。
また、ジョークのネタにも、旬がある。例えば、今なら、ビルクリントンと、ヒラリーネタが、やはりホットだ。

今週、アメリカ人に、クリントンネタを沢山、教えてもらった。


ビルと、ヒラリーが、ドライブの途中で、ガソリンスタンドに立ち寄った。
H:「ねぇ、ビル、あのスタンドの主人、あなたの前に付き合っていた、昔のボーイフレンドよ」
B:「ヒラリー、君は幸運だ。僕と出会っていなければ、スタンドのおかみさんになっていたんだからね」
H:「何言っているの?幸運なのは、あなたでしょ。そうでなきゃ、彼が合衆国の大統領になっていたんだから」
スター検察官が、ホワイトハウスの女性100名に、無記名でアンケートをとった。
Q.あなたは、ビル クリントンと不適切な関係を持ちましたか?
A.
74%;Yes/    1%;No/    25%;Never again

スター検察官は、この1%の"No"が、モニカ ルインスキーだったら、大変だと、慌てて、徹底調査を行った結果、この1%が判明した。
この回答者の名前は、「ヒラリー クリントン」


大陪審にて、
検察官:「大統領、あなたは、Missルインスキーに、偽証を教唆"tell a lie"しましたか?
大統領:「いや、その様な事実は全く無い。私は、"only asked her to lie on the desk"(机の上に、横たわる様に、頼んだだけです)」
こんな調子のが、いっぱい続いた。
さて、オブチ君ネタのジョークって、なにか気が利いたのはなかったかな、、、、
ないんですよねぇ、ジョークのネタにも、ならない。特徴がないというか、注目されていないと言うか。
なんか、寂しいですね。