ザックス：なあ、明日って大晦日だろ？何か予定入れてる？
セフィロス：・・・・・いや。明日はどのパーティからの出陣依頼も断ったが
ザックス：出陣って（＾＾；　あ、じゃあさぁ。明日の夜はゆっくりできるんだー♪
セフィロス：ゆっくり・・・？
ザックス：そうそう！明日はディナーはどっかに喰いにいってさぁ。
セフィロス：・・・
ザックス：ゆっくり、喧噪なんか楽しんでさ
セフィロス：・・・・・・・
ザックス：夜はおまえの部屋で・・・
セフィロス：くくく・・・・（壊笑）
ザックス：あ、やっぱ俺のプランが嬉しいのかなー？
セフィロス：夜といわず、休みに入ったのなら今日これからでもいいぞ、ザックス
ザックス：えええ！？お、おまえからお誘いって、それって（驚喜）
セフィロス：何ならディナーとやらを全額奢ってやってもいいが・・
ザックス：奢るって、どこでもいいのか！？あそことかーあそことかー
セフィロス：当然だ。手伝ってくれるんだろう？
ザックス＊：・・・・・・は？
セフィロス：年賀状書きのことだ
ザックス：ね・・・ねんがじょー！？なにそれ
セフィロス：ルーファウスから頼まれた直筆サインいり年賀状８０００枚がおわらんのだ
ザックス：（＾＾；・・・そ、それはぁ・・・あんたが受けた仕事であってぇ
セフィロス：安心しろ。住所書きもついている（壊微笑）
ザックス：ぎゃーーーーーーー

明けて２００２年元旦朝、憧れの英雄から年賀状を受け取った幸運な人々のうち約半数に当る四千人は、新年早々小首を傾げたと言う・・・
「セフィロスって・・・案外字が汚いんだな・・・」

そう --- 神羅屋敷に残された、あの手紙で我々が知る通り ---

遠くに響くは１０８の煩悩を打ち消す除夜の鐘か、はたまた、諸行無常の鐘の音か・・・ちりーん・・・