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Withnail and I
ウィズネイルと僕

Written and Directed by Bruce Robinson
Handmade Films, 1987. 107 minutes. UK.
リチャード・E・グラントと言えば「ウィズネイル」というくらいの重要作品です。上映当時よりもその後の評価が高く、今ではイギリスのカルト・クラシックとして広く認められています。(1999年には British Film Institute の「イギリス映画100選」で29位に選ばれました。)ひとつの時代の終焉を迎える喪失感と切なさとが、ジミー・ヘンドリックスなどの音楽と英国式の皮肉な笑いを通して絶妙に描かれています。“おもしろうて、やがてかなしき”映画哉。
Richard E. Grant
Paul McGann
Richard Griffiths
Ralph Brown
Michael Elphick
Daragh O'Malley
Michael Wardle
Una Brandon-Jones
Noel Johnson
Irene Sutcliffe
Llewellyn Rees
Robert Oates
Anthony Wise
Eddie Tagoe
... Withnail ウィズネイル
... "I" (Peter Marwood) 僕
... Montegue "Monty" 叔父・モンティ
... Danny ドラッグ・ディーラー
... Jake ハンター
... 酒場で喧嘩になりそうなアイリッシュ
... Isaac Parkin 薪など持ってくる農夫
... Mrs. Parkin 農夫の母
... ジェネラル
... ウェイトレス
... 茶店のオーナー
... 警官1
... 警官2
... Presuming Ed 勝手に風呂入ってる男
使われている音楽はこの映画独特の絶妙な雰囲気をかもしだし、またその多くは1969年という時代を象徴するものだったりします。サントラも出てます。

"A Whiter Shade of Pale" (1969) -- King Curtis
"My Friend" -- Charles Kent
"Piano Sonata in B Flat Major" -- Leslie Pearson / comp. Schubert
"Walk Hand in Hand" -- Charles Kent
"All Along the Watchtower" (1969) -- Jimi Hendrix / comp. Bob Dylan
"Voodoo Chile" (1969) -- Jimi Hendrix
"Hang Out the Stars in Indiana" -- Al Bowily
"While My Guitar Gently Weeps" -- The Beatles / comp. George Harrison
Movie Locations に記載されている『ウィズネイルと僕』のロケ地についての概要

『ウィズネイルと僕』はロンドンのキャムデンタウン生粋の映画という印象を与えるかもしれないけれど、実はキャムデンタウン以外の場所で撮影されている部分の方が多い。キャムデンにある設定のむさ苦しいフラットは本当はノッティングヒルにあった。(撮影後すぐに取り壊された。)また、Mother Black Cap という架空のパブもノッティングヒルにあるパブである。 Mother Black Cap という名前はキャムデンにあった2つの有名なパブ、 The Black Cap とMother Red Cap の名前の合成である。キャムデンで撮影された部分でさえ現実そのままではなく、ロンドン動物園の檻からは狼たちも移動させられた。本来はリージェントパーク側から狼たちを見ることができる。

Crow Cragg は実際には Sleddale Hall といい、つい最近まで放置されたままのコテージだった。カンブリアの Penrith から12マイル南にある Shap という町にある。 Penrith から Shap へは数少ないがバスが運行している。

因みに、King Henry というパブはバッキンガムシャーのミルトン・ケインズの近く、Home Counties にある。
“僕”がコテージで読んでいるのはR. C. シェリフ( Robert Cedric Sherriff, 1896-1975 )が塹壕にいたときの経験を元に1928年に書いた戯曲、 Journey's End です。 1929年にはウェストエンドでスマッシュヒットとなりました。初演でスタンホープを演じていたのは若き日のローレンス・オリビエでしたが、ロングランになったときに主役もコリン・クライブに交代しました。

ジェイムズ・ホエール監督がメガホンをとった映画版では、舞台の俳優がそのまま映画に出演しました。コリン・クライブはその後、ホエール監督の『フランケンシュタイン』でフランケンシュタイン博士を演じてもいます。

物語は戦争中の非常時的緊張状態下にある人間関係についてです。スタンホープ大尉、新人中尉ローリー(彼の妹をスタンホープは恋している)、頼りになるオズボーン次長、臆病なヒバートなどなどが登場し、最後は、オズボーンとローリーが死んで(戦争中のまま)終わります。ジョージ・バーナード・ショウはこの作品が戦争をロマンティックに解釈する傾向に対してのアンチテーゼを打ち出していると、その現実的で控えめな表現を評価しました。
関連書籍
 Withnail and I: The Original Screenplay
 With Nails : The Film Diaries of Richard E. Grant


関連ウェブサイト
 ◆ Withnail and I .WAV Gallery
 ◆ The Arena of the Unwell
 ◆ The Withnail and I Multimedia Archive

『ウィズネイルと僕』のストーリー紹介はコチラ(工事中)
このページは2001年8月15日に UP しました。
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