
白い箱が窓から突き出ているのが私達の部屋です。クーラーの室外機です。
ごらんのように、クーラーは、その昔、日本でも安くて流行った窓据付け・一体型です。
NYではこれが主流です。理由は、ビルが古くて、室外機を設置する場所がないためです。
ベランダなんてしゃれたものがあるビルはほとんどありません。
この写真で見て、お分かりのようにクーラーのある部屋は、私達の部屋だけです。全般に少ないです。
NYの夏は、日本とよく似て、暑くて湿度が高いです。でも、夜になると我慢できる程度に涼しくなります。昼間仕事に出る人は涼しくなるまで帰ってこなければ、なんとかなります。その性もあってか、皆さんよく外食します。キッチンが狭いのも、その影響かもしれません。
私達は息子の忠告を入れて、まず、クーラーを一番に注文に行きました。配達料と据付料と2年間の品質保証で、製品価格の50%増しになりました。据付のラフなことに驚きました。自分でやった方がはるかにきれいにできます。ただ、もう年ですから、重たいものを持てなくなった悲しさで、やきもきするだけでした。
NYだけか、アメリカ全土か知りませんが、ほんの100m配達しても、$20最低取られます。部屋が4階にあって、エレベータがない場合は、+$15ほど取られます。そのせいか、配達料込みの料金設定で、Internetを使った商売が急激に伸びてます。私もステレオを買いました。注文すれば1時間以内に配達してくれます。アイスクリームでも家具でも、24時間、何時でも注文できます。便利です。しかも安いです。何せ店を構えなくて良いですから、高い家賃と店員の人件費が要りません。倉庫と配達する専門の業者(?か、社員?)が24時間走り回っているだけですから。