この写真は、前の写真と全く同じに見えますが、別のシャッターなんです。

なかなかシャッターチャンスがなくて写せません。とりあえず最初の写真に戻ります。

(話の続き)

当然ニューヨーカー達は多くの犬や猫を飼ってます。犬は放し飼いされることもなく、したがって、野良犬もいません。猫は繋がれることもほとんどありませんから、猫はリスの天敵となりそうです。

どういう訳か、猫がリスを追っかけて走っているのを見かけません。どの猫君たちも丸々と太って、ゆったりしてます。金持ち喧嘩せずという態度です。ショーウインドーの中で、昼寝している猫をよく見かけます。

リス達は、おそらく、猫にも犬にも追いまわされることなく、ニューヨークライフをエンジョイしているのでしょう。

公園のベンチに腰掛けて、西瓜を食べている老人に、リスが後ろ足で、立ちあがり、寄りかかって、西瓜をおねだりしているシーンを、見たことがあります。よほど傍に寄らない限り、人間を見ても逃げる様子はありません。

地上の天敵は人間に躾られて、おとなしくしていてくれるとして、空から来る天敵はどうかというと、アメリカの国鳥白頭鷲に代表される、鷲鷹の猛禽類は、ほとんど見かけません。

不思議なことに、NYでカラスを見たことがありません。どこかに居るのでしょうが、日本には、少し遠慮してもらいたいくらい、沢山棲息するカラスが、なぜいないか、実に不思議です。

鳩はリスとともに沢山います。カラスがいない性か、鳩ものびのびとしてます。