対ヴァンクーバー・グリズリーズ
Photo by APサンズ・プレ・シーズン・ゲーム報告、というか感想です。私のサンズページはこれだけです。せっかくアリゾナにいるくせに使えんやっちゃ、とサンザー一同様からの冷たい視線を背中に感じます(笑)。ほっとけ。
一年たった一回の更新で去年に続いて毎年恒例になってきました。でも来年はないです(笑)。さらばアリゾナ。
去年と違って今年は写真バカスカ撮りました。しかし、スタジアムではコートサイドまでわざわざ下りて行って写真を撮っている人はあんまりいなかった。コート横で皆が注目してるところだから目立ってしょうがねぇ。しかもスタジアムは大学のだから知ってるヤツが絶対いる。現にその夜に会った香港人の友達に「今日スタジアムで見たあるよ。」なんて言われたがね。私事ながら、実は私、極度の自意識過剰かっこつけマンなのでこーゆー行為はとても嫌いです。何が言いたいかというと、このサイトのために勇気をふりしぼってがんばりました!それにしてはロクなもんじゃないが(笑)。今年の対戦相手はグリズリーズです。アリゾナ大97年NCAA優勝組マイク・ビビーとマイケル・ディッカーソンがいるチームです。そう、これはサンズ・マーケティング部が送る単純企画「マッケイル・センターでアリゾナ大OBと激突」の第2弾。しかしフタを開けてみたら今年はその企図は見事に大ハズレ。1万5000人入るスタジアムに実際やってきたのは1万人弱(公式発表)。私が見た感じでは8000人ぐらい。去年ディモン・スタゥドマイヤ率いるブレイザーズのときは超満員だったのに、とグリズリーズに対して同情を禁じえない私だった。優勝OBをないがしろにするとはツーソニアンも冷たいもんだ。というかサンズ・マーケティング部のリサーチ・分析力がオヨバナカッタともいう。
そんなこた、どうでもいいです。試合はとってもおもしろかったです。生サンズはこれで5回目か?アリゾナに2年以上住んでいながら意外と少ない。そのうち一回はトロントで見たし。
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国歌斉唱のサンズ(左)グリズリーズ(右)一番手前ビビー Photosby eueじらすじらす。
試合開始前、国歌歌ってるときもしぶとく通路で写真撮影。あまりに熱中したのでアブドゥル・ラウーフが起立してるかどうか見るの忘れた。というかこの時点では来ているとは思ってなかった。カナダ国歌のときは起立してアメリカ国歌のときは着席してたら笑えそう。
そうして私が写真をパシパシ撮っているところへ向こうから見なれたオッサンが登場。親父コランジェロ。チケット片手に「わしの席はどこやねん。」とうろうろしてました。なんじゃ、あんたもわしと同じようにチケット買って入ったんか!<ちょっと違う
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チケットを睨みながら席を探す親父コランジェロ氏 Photosby eueそして、選手紹介では当たり前の話、敵チームであるはずのビビーとディッカーソンは一応形の上ではホームとなるサンズのどの選手よりも声援が大きかった。ちなみに「ちっぷおふ」の前は今年から恒例なのかサンズ大将キッドさんの興行挨拶がありました。印象的にイヤイヤやってる感じ。
ユニフォーム。はっきり言って個人的にグリに軍配。めちゃめちゃかっちょええやんか!サンズの、シンプルでいいんだけど殺風景すぎる。前のが濃すぎたから慣れるまで大変そうだ。
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シュート練習中のグリズリーズ 手前はラひム(左)同じくサンズ(右)
Photos by eue試合開始後、一番驚いたこと。「アレダレ?」と思った人、ビッグカントリー、ブライアント・リーブスだった。むちゃむちゃ痩せたやん!痩せたのはこの大きい田舎モノだけでなくオセラー・ハリハリも!あまりにスリムでセクシーに見えました。グリズリーズはこのオフシーズンにエステクラブをやってたのか、と思った。お二方とも痩せた効果はしっかり表れていてフットワークがあってプレーにもキレがありました。それでもリバウンドの点などやっぱりまだまだツメは甘い感じはした。
立ちあがり、そのビッグカントリーが明らかにシステム・プレーと判る連携から絶妙なパスを見せてグリズリーズが先制(確か)。今年のグリズリーズはちがーう!と唸るもそれが単なる最初っ屁だけだったことが後ほどわかる。グリファンの方ほんとにすいません(って一応私も応援しとるんだが)。
そして始まって少し経ってから、今日一番の見せ場だった(と思う)オセラ・ハリントンとキッドによる乱闘未遂。スクリーンを掛けたハリントンにキッドが激突し、転倒。私はちょうどそのときたまたま彼らの動きを見てたけど確かにあれはムービング・スクリーンでハリハリの負け。ちょっと前方に向かってきすぎだったわね。何で審判はファウルを取らん?と思った。と、いってもハリハリも悪気があってワザとやったんではないのは歴然だったので怒るキッドも文字通りお子さまだったかもしれない。得点を決められみんながフロントコートに行ってしまってから、ようやく起き上がろうとするところへスローインを終えたハリハリが通りすぎ、手で突っつき攻撃を試みるキッドであったがまだ座っている状態だったので効果が上がらず、ハリハリに無視される。見ててとってもかっこわるい風景でサンズファンとしてはちょっとトホホ。そして起きあがってフロントコートまで戻るや否やハリハリのとこに一直線で突進してドツく。すぐに止めが入ったので乱闘にならずに済んでダブル・テクニカルで収束した。キッドがあんなに怒ったの初めて見たけど。
プレ・シーズン・ゲームはほんとお試し期間だというのが最近よく判ったので、試合中あんまり得点は気にならなかった。私の場合、グリも好きなのでどっちが勝ってもうれしいというのもある。しかし第1Qで一時23対4とかなってたらしくビビッた。今日のグリは後半追い上げはしたが、サンズとの力の差は歴然。全然相手になってなかったと思う。印象的にそれは“クリフォード・ロビンソン差”って感じだったかな。マルチなベテランがいると違うな。
関係ないが、タイムアウト中のパフォーマンスで、フェニックス・ゴリラのTシャツバズーカ攻撃が運よくわしのとこに飛んできた。のに、キャッチミスであっちに行ってしまった(T_T)。それはともかく、やっぱりダンス・チームはええのう、とうっとりできたよのでよかった(^ ^;)。
笑ったのは今年もあった「新戦力紹介ドラマちっくビデオ」。今年のドラフトの様子、トニー・デルク、マリオ・エリーの入団発表の模様まではかっこよかった。しかしその後のロングリーとダドリーのトレードでは二人の写真に「TRADED」のスタンプが犯罪人みたくダーンと押されて会場から爆笑がおこった。いなくなってもこういう扱いのロングリー(笑)。そんなこんなで各選手のコメント。
まずグリ。ハリハリとリーブスは上の通りで、我がアリゾナOBコンビ、マイク・ビビーとマイケル・ディッカーソンから。グリ(NBA)でのビビ夫くんのプレーを見るのはこれが実は初めて。NBC、TNT、TBSえーかげんにせーよ。
それはそうと、ビビ夫くん、パス裁き、ぺネトレイトのキレ、シュート力、どれを取っても一流のPGと再認識、文句なしだった。難を言えば、彼はただ自分の仕事を黙々やってる感じでリーダーシップという点がイマイチかな。まだ若いしNBAでも3年目だからそんなもんだろうか。えがったのは、自陣フロントコートでのターンノーバーからラひムへのノールックアリウープパス。そういえばキッド先輩は最近ノールックをやってくれない気がする。
そんでもって、もう一人のワイルドキャット、ディッカーソン。いかんかった。最初の7本の試投をすべて外し、ワイルドキャッツファンの観客からはため息の連続だった。そして8本目でやっとFGを決めたときはお客サン大喜び。デカ雄くんはどうもこのところ調子がよくなさそう。結局この日は全然いいとこなしで終ってしまった。慣れてるはずのコートで伸び伸びプレーできていいようなもんだけど。
ラひム。うるさい。試合中、審判にイチャモンつけてばっか。運動能力もあるし、シュートもうまいけどタダそれだけって感じかな。何かが足りない。なんだろ。
アイザック・オースチン。サン・デビル(アリゾナ州立大)だけあってやっぱり耳がとんがってた(関係ない)。UofAのライバル、ASU(アリゾナ州立大の略)出身だからといって観客からブーイングが起こるとかそういうことはなかった。しかし、彼はちょいとサギだよな。動きが重くてヒート時代に見た面影皆無。彼にもリーブスとハリハリを見習う必要あり。第3Q終了の余裕のブザービーターを思いっきりミス。とてもイケテない。
目を惹いてよかった人はデイモン・ジョーンズ。シュート打ってよし、パスも余裕があってリーダーシップの点でもよかったんじゃないかな。よすぎな選手だった。
グリズリーズは全体にボールが回ってなくて、連携も悪くインターセプトも多かった。サンチアゴにバックコートエリアでパスカットされて速攻食らってること自体終っとる。
あとコーチうるさすぎ。試合中落ち着きなく叫んでいることが多く、プレー中なのにハリントンがコーチの方を見て、言われるままという感じのシュートを打ったのは信じられなかった。これがNBAか?笑ったのは、コーチがガードのジョーンズに抱きつきながら耳元に口をやってアドバイスしてたこと。恋人を口説いてるみたいでとっても怪しい感じだった。
グリはメンツ的に悪くないと私は思う。問題はやっぱりコーチやフロントなどチーム全体の体質なんじゃないかな。白黒に挑戦(うそ、失敗) Photoby eueそんでもって我がサンズ。
今年も私の注目は新人さん。
うれしい誤算だったダニエル・サンチアゴ。身長216cm。イタリア出身らしい。
顔からしてイケテないと思っていて、実際ゲーム序盤ではキッドのパス取りそこないとかダメダメなプレーがあったが、実際はすごかった・・・。ラひムを2回連続でブロック!ヨーロピアンプレーヤーらしくアウトサイドシュートも果敢にトライ。3Pライン近くからのシュートを難なく決めやがった。しかも上に書いたように、プレーがセットに入ったトップからサイドへのパスをカットしてそのまま一人で速攻。ファウルをされてフィニッシュ(ぴゅっ)できなかったが、その後支柱に激突して根性のあるところを見せた。その上彼はリバース・ダンクまでかっこつけてやったんですよーっ!おくさんっ!彼はサンズの伝統「打つなーセンター」に逆らう存在になってくれることでしょう。
そんでもって酸が効くデュポール大出身のポール・マクファーソン。身長低い。ごっついから余計にそう見える。全身筋肉の塊。去年デュポール大の試合2回も見たのにQちゃんしか見てなかった私は甘かった。中距離シュート完璧。ボディ・バランス文句なし。アリウープ余裕。3メン速攻では、ダンクコンテストも難なく披露(自分でバウンドさせてそのままおしこみ)。サンズフロントさんたちが気に入るのも納得。小マリオンって感じで私も大変気に入った。彼のディフェンスについてはよく見てなかった。身長的にPGやらないけないと思うけど、どうあってもできなさそうで典型的なSG。背番号的にも肘サポーター的にもこの世代にありがちなジョーダンになりたい組なんだろうね。
数いる新人さんたちでレギュラーシーズンに向けて残るのはこの二人だというのは明らか。ゲームではそういう使われ方してたしね。
他の新人さんたちではルーベン・ガーシズがフォローダンクなんか決めちゃって存在をアピールしてたぐらいかな。ジャスティン・ラブは名前に反し愛らしくなかった。マクファーソンに「あっち行け」と指図すること多々。マクファはその度に素直に従っていた。ラブはいいところは一つもなかった。そんでもって新加入の人たち。
ニューヨークからやってきたクリントン大統領と同窓のクリス・ダドリー。この日はあまり試合には出なかったけど私の彼への印象は155°ぐらい変わった。敵としてテレビで見たりすると汚いプレーばっかでどんくさいしイヤなやっちゃと思ってた。でも味方として実際の彼を見ると優しい雰囲気だし、プレーも自分なりの一生懸命さで好感がもてた。またテレビで見ると胸毛ぼおぼおでムサ苦しい感じだけど、実際は結構かっこよく見えた。インサイド、言われているように特にディフェンスでは彼は頼りになりそう。ファウルになりがちだけどブロックもかっこいい感じ。ちなみにフリースローの打ち方変えてました(直線シュート)。どちらにしてもへん。でもそのかいあってか連続で決める快挙ぶりだった(笑)。今年のサンズはインサイド・センター革命かもしれないです。
マリオ・エリー。相変わらずです。ダメダメぺネトレイト。彼はやっぱりビッグゲームのみでの投入と決めたらいいと思う。この試合では全く目だったところなしだった。Photo by eue古株さんたちはいつも通りの活躍。
マリオンは相変わらずイケイケ。ダンク何回やったかな。フォローダンクもあったしアリウープもあったし、今年も更に伸びそう。第1Qだけで10点、ゲーム全体で18点の活躍。お試し組を使う必要からプレー時間が少なかったけど、もっと長ければもっと取ってただろうな。でも言われていた長距離シュート全然改善されてないように見えたけど。そういえば私が今一番サンズで好きな選手はマリオンだわ。<聞いてない
ロドニーは3Pがどうも不調のようだけど、ぺネトレイトで華麗にターン・ステップも見せて悪くはなかった。
クリロビは逆に外からのポイントが多くて中では目立ってなかった。それでも上にも書いたように彼の存在が今のサンズには勝利を呼びこむ大要素となってる印象があった。何が、と言われるとよくわからんのだけど。ベテランゆえの安心感というだけかな。ちなみにクリロビ、私がカメラを向けたらちゃんとこっちを見てくれてうれしかった(右)。
キッドは特になし。いつも通り。上の乱闘未遂がとにかく印象強すぎだ。
グリと違って今年も貴族バスケでパスがよーく回ってた。
サンズのディフェンスについて。たまに穴ができてノーマークで決められるのが直ってない。そういうものだろうか。この試合ベンチ人ケガ人多すぎだったので私はとっても悲しかった。
サンズでは、ぺニィ、グリーク・ルーキー(名前覚えたれよ)、デルクなどなど。この試合はグリーク・ルーキーをチェックするのが目的だったのに、私の前でプレーしてくれなかったことで更に印象悪し。ぺニィはスーツ姿でベンチにいたけどとてもかっこよかった。
グリではスウィフトとラウフ。スウィフトはこないだの『GQ』特集の影響か、とても洒落た服を着ててセクシーな感じ。
そしてアブドゥル・ラウーフ。私が今までNBAプレーヤーの中で一番好きだった選手。シーズン前にこの人の復帰を喜び、この試合のために生きてきたのに(笑)、風邪で欠場。ヴァンクーバー居残りでなくスタジアムに来てくれたのがせめてもの救いだった。試合中彼がベンチにいるのに気付いたので、写真を撮りに試合をほったらかして終了間際にわざわざベンチ近くまで行った。相変わらずビートたけしみたく首をくるくる回してたが、生ラウーフはとてもステキだったわ(うっとり)。活躍してくれるといいな。ということで、欠場選手が多く私にとってとっても不満の残る試合だった気がしないでもなかったかな。この鬱憤を晴らすべく、今シーズンも1回はアメリカ・ウェスト・アリーナに足を運ぼうかな、と思う。<当たり前?
イケイケプレー連発で華のあるサンズはやっぱり好きだな、って去年と同じようなオチだけど、やっぱりオフシーズンの間にチーム構成に変更が少なからずあるから、このプレシーズンを見て「あー今年も私の好きなサンズが変わりなくよかったよかった」と安心するということなんだと思う。おしまい。
2000年10月15日(日)追加の写真
小さくてよく判らんな。
ロドニーと誰か。誰だ?
ウォームアップ中笑顔のクリロビ。Nyankoせんせいに捧げる。でも小さい。ごめん。
私服の右からブラウント、ペニー(あいちゃんに捧げる)、デルク、後姿で安っぽいジーンズのサカリディス。デルク、コワイんですけど。
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