◆ワイルドキャッツ最新情報・観戦報告2月前◆

2月12日(土)◆ワシントン州立大◆

本日の相手は現在11戦全敗でカンファレンス最下位街道を突っ走るワシントン州立大。オルソン監督によれば今シーズンで一番内容のよかった試合だったそうで、シュート確率もスクールレコード65%に次ぐ61%。

ルーズボール争いのときにファウルを取られて泣きそうなウッズPhoto from FSNA
この試合ではアリナスくんが大爆発。まるで何かに取りつかれたかのように一心不乱にプレーしていた。味方のとこに「ボールちょーだい、ボールちょーだい」と掛け回り、言うだけあってそれを必ずゴールに沈めていた。見ていてほんとシュートを落とさなかった。今までは外しまくっていたスティールからの速攻ダンクは今日はしっかり豪快に決め、こりゃ無理だろうと思った敵に囲まれたターンアラウンドショットも決め、速攻のとき加速している状態でジャンプしボールを受けそのままシュートして決めるなど、目をつぶってでも入るんじゃないかというほどシュートが好調だった。14本中11本のシュート確率で3ポイントは2本打って両方成功。シュート以外でも絶妙なパス出しで4アシスト、5リバウンド、3スティールと大車輪の活躍。
この日ワシントン州立大があるプルマンは雪嵐がやってきたとのことで、生涯でまだ一度しか雪がアリナスにとってはそれで興奮して好調だったのかもしれん。
現在シュートスランプ中のガードナーくんは少し復活の兆しがあり、ミドルシュートと3ポイントを一本ずつ決めた。3ポイントが決まった後満面の笑みでほんとうれしそうだった。本人もこの試合で少しは自信回復したとのことで今後に期待したい。
ウォルトンは今日も好アシストが冴え、7アシスト。ウッズくんはここ2週間腰痛だったらしく、普段より多い10分ベンチで休みを取ったこともあって10得点に終わった。それでもブロックは5を記録し今シーズン通算ブロック数が100を越えた。今日も前の試合に続いてウォルトンからのめずらしいアリウープが見られた。

今日もウチはディフェンスはすごかった。そんなに動き回って疲れんのかという感じで、ゾーンをやったり、マンツーマンをやったり、ボックスアンド1をやったり今日はディフェンスのデパート状態、相手のシュート確率を34%に抑えた。

私の大好きなアリナスくんが大活躍だったし、今日は大満足の試合だった。これから2週間はホームでの試合が続く。

前の試合、3ポイントが一本も決まらなかったんだが、これは10年ぶりのことだったということ。


2月9日(木)◆ワシントン大◆
Photo by AP
今日のワシントン大戦からカンファレンス2巡目に入りました。前回1月に対戦したときは弱小校ながら競った不甲斐ない試合をしたため、今回はこちらがどれくらい強いのか見せつけてやると望んだ試合だったが結果的には65対56とそれほど点差がつかなかった。
前半は確かにすごかった。開始後10分、ワシントン大が決めた得点はたったの1点!16対1と圧倒的に試合を支配していた。ウチがオールコートプレスをする姿というのを初めて見た。しかし後半は気が抜けたからか10分を過ぎたあたりからハスキーズの猛攻が始まり、一時は5点差まで追い上げられた。毎回のことながらこーゆー一定性のないプレーぶりなんとかしてほしい。若さゆえのことなんかね。
いかんかったのは3ポイント。チームで7本打って決まったのはゼロ。3ポイントがゼロという試合は初めてなんじゃないだろうか。ガードナーくんは今日も絶不調。10本打って決まったのはたった1本。しかもそれは速攻のレイアップ。この4試合では36本中4本とシュートスランプの真っ只中。3ポイントを2度もブロックされていた。今日の試合なんかは、「もうオマエは打つんじゃないっ!」と怒鳴ったくらい。これは今までウォルトンに言っていた言葉。
そのウォルトンくんはシュートはやはりよくないのだが、今日もアシストがすばらしくチーム一の7。スティールから取ったボールを倒れこみながらビハインドバックで速攻のパスを出したのが今日のベストプレイ。外と中のつなぎ役として今では彼は欠かせない存在となっている。あの身長であのパスのうまさは今後アンソニー・メイソンみたくポイントフォワードとして使える。
一方こないだまで同じようなダメぶりでお友達だったアンダーソンくんは、段々症状が悪化しているようで3ポイントがエアボール、インサイドでもブロックされるし、今では全くスカラーシッププレーヤーの資格なし。
今日活躍は毎回のことながらウッズとアリナス。アリナスくんは14点と安定感のあるところを今日も見せてくれた。他方ウッズは29点とキャリア・ハイを記録。彼は今ではすっかり一流選手の仲間入りをしてしまったなぁ。今日はガードナーからのアリゾナ大での初のアリウープも見られた。ほとんどジャンプしてなくてかっちょわるいものだったけど。この調子だとウッズはPAC10のプレイヤー・オブ・ザ・イヤーかな。


2月5日(土)◆オレゴン州立大◆

今日の試合はカンファレンスで最下位争いをしているオレゴン州立大が相手だったので楽勝だった。が、どうもウチはエンジンのかかりが遅いために前半の13分ぐらいまでは相手にリードを許すいつも通りの情けない立ち上がり。

基本的に今日も両ガード陣がシュート全然入らなかった。3ポイントはアリナスは4本打ってゼロ!ガードナーも9本打ってたったの2。どうもガードナーはこのところシュートスランプでシュート確率も現在下降中。それにアリナスは今日もガードナーのシュートミスをフォローするときダンクを失敗!その後またまたスティールからの一人速攻の場面でダンクに行けるところをビビっておとなしくレイアップしてるし。極めつけは同じくスティールからの速攻でボールを持っていたアリナスからゴール下に走っていたガードナーへのパスでお互いの意思が食い違ってキャッチミスしたプレイ。ガードナーはアリウープ(ダンクなしの)を狙ってジャンプをしようというところで上にパスを出してほしかったのに、アリナスは下に出した。その後まるで「おまぇ、オレのことちっちゃいと思って下に出しただろ」と言っているかのようにガードナーがちょっとムッとしてアリナスと話していた。ルームメイト同士なんだからもうちょっと連携ちゃんとしてよ!
Photo by AP
最高得点はマイケル・ライトの22点。彼はいつも思うがいつのまにかたくさん点を取っている選手。ほんと目立たない。ウッズは前の試合でもやったのだが、リバウンドを取ってから自分でかっちょわるいドリブルでフロントコートに切り込んで行き、そこからアホなパスミスでターンノーバー。同じミスをするかオマエは。それぞれ役割があるんだから無理なことはしないように。オルソン監督はすんごい怒った顔をしとった。あとウッズはどうも一つ余分なプレーが多すぎる。自分で打てばいいときにパスをして予想してない味方がキャッチミスするシーンが多い。まぁこーゆー言い方は結果論だけど、もうちょっと判断力をつけてほしいなぁと思う(独り言)。
ウォルトンくんは今日も大活躍。アホなパスミスはまだ量産するもののいいパスをたくさん出すようになった。今日などはガードナーよりも多い8アシスト。2回は失敗したがアリナスとの絶妙なアリウープも一本見られて満足。おかしかったのは3ポイントラインでフリーでボールをもらってシュートを躊躇する場面が何度もあって、その度に観客は「シュート打てよ〜!」と叫んでいたのだが、それで打ってもやはり入らないので、またその度に「やっぱり打たんでいい。」と言われていたこと。彼は3ポイントが最近はやっと入るようになったんだから迷わず打てばいいのに。シュートを打つときに一番大切なのは自信だ。その通り、迷わず打つときはほとんど入っているんだから。

ウチは相変わらずディフェンスの動きがすばらしい。オレゴン大のときもそうだったが、あれだけがんばって3ポイントで点を重ねられるんだったら仕方ないという感じ。ただやっぱり詰めがあまくて、オフェンスリバウンドを取られて点を入れられるのは何とかしてほしいな。

これでPAC10での対戦が一巡目終了。USCの敗戦が納得いかんがとりあえず現時点でスタンフォードと並んで1位なのでよしとしよう。後半一番の脅威はアウェイでのオレゴン大戦。こないだ見てダックスはほんとに強いと思った。まぁそこで負けても文句はいわんが、スタンフォードにはアウェイで勝ったんだからホームで負けるなんてことはしないように(独り言)。


2月3日(木)◆オレゴン大◆

現在パシフィック10カンファレンスは4チームが1敗で並ぶ混戦が続いていて、今日の相手はそのうちの一つ、先日ウチを負かしたUSCを破って波に乗っているオレゴン大ダックス。

で、結果から言うと、勝ちました。しかし、どちらが強いか。現時点でいうと、残念ながらオレゴン大でしょう。
と、謙虚なことを書きましたが、撤回してやっぱりウチが強いです。ビデオを見て相手のセンターがポストアップでボールをもらおうとするウッズを外に押し出しとった!しかし審判はそれを見逃している!ウッズは試合中ずっと怒って首を振っていたので、他にもわからないところでこの手のファウルをかなりされていたんだろう。だからそんなあくどいチームが強いとは認めん!

いや、でもやっぱり強かった。前半後半を通じて常にリードしていたのはオレゴン大だった。現在カンファレンスでシュート確率が一番いいだけあって3ポイント決まりまくり、だからといってウチのディフェンスは悪いということはなくそれどころかいい動きをしていてそれでもだった。勝ったのはウチがリードしているときにたまたま試合が終わりに近づいたといった方が適格だろう。ジェファーソンが帰ってくるまではとりあえず耐えるしかない。

ボールを見つめ瞑想に耽るウッズ Photo from WB
今日の主役は、ロレン・ウッズ。この試合で14ブロックを記録。これは1試合のものとしてはデビッド・ロビンソン、ショーン・ブラッドリーらと並ぶNCAAタイ記録。他に得点が16、リバウンドも10とトリプルダブルを達成した。これは1995年にUCLAのトビー・ベイリーがやって以来で、アリゾナ大ではディモン・スタゥドマイヤーに続いて2人目となる。試合開始早々の連続3ブロックでまずはご挨拶。これは見ていてほんと圧巻だった。これは、その後のプレーにおいて、オレゴン大をしてインサイドでの得点を恐れさせるには十分だった。
残り1分での決勝点を決めたのもウッズだったし、彼は頼りになるプレーヤーに成長したと思う。もう今でははっきり言って彼はカレッジでは全米一のセンターだろう(ケニヨン・マーティンはプレースタイルからしたらフォワードだから除外(笑)。

  ルーズボールを追ってオフィシャル席に跳びこんだガードナー Photo from WB
この試合負けそうだったのは、ジェイソン・ガードナーのシュートが今日も決まらなかったのが大きい。前回のLSUに続いてシュート成功率が最悪で7本打って成功は1本。この2試合では17本中2本とシュートスランプに陥っているのは明らか。
そのため3ポイントの確率もワイルドキャッツは悪く、逆にオレゴン大は5割近くあり、ウチはインサイドで圧倒していたにも関わらず負けている状態が続いていたのはこのためである。
ガードナーくん、それでも最後の大事なフリースローを4本全部決め勝利を決定づけた。彼はこうゆう場面のフリースローはほんと強くさすがだ。

アリナスくんは今日もいい働きをして15得点。しかしまたもやスティールからの速攻ダンクを失敗して赤っ恥。その後まったく同じような場面があったのだが、そのときはダンクできたにも関わらずレイアップにとどめたところなんか、やっぱりかわいかった。

現在ケガのジェファーソンに代わってスターターを務めているウォルトンだが、役割が人を育てているいい例で、試合ごとに成長しているのがわかる。雑なパスもたまにあるが、今日もインサイドへいいパスを出していた。今日のアシスト数はガードナーよりも多く5つで得点も9といい貢献をした。

しかしやはり前回と同じように今日も厳しいディフェンスのため外から中へのパスがなかなか通らずその際のターンノーバーが目だった。この辺もつなぎ役のスモール・フォワード、リチャード・ジェファーソンがいないことが大きいのかもしれない。オルソン監督にはこの辺をもう少し看てほしいんだけどどうなっとるんじゃ。

前の試合報告でも書いたようにウチは人数が少ない分ファウルができないためと、ファウルをしなくてもブロックでシュートを防げるということもあって相手に与えるフリースロー数がいつも少ない。それとは逆に、ガードナーがファウルをもらうのがうまいのと、強いインサイドのためフリースローがいつも多い。だいたいいつも相手の3倍ぐらいのフリースロー数を稼ぐのだが、今日などは顕著で相手が3に対して36と圧倒してた。

ところで毎試合見ていて思うのは大学の審判というのは質がほんと悪いな、ということ。今日も正しくファウルを取らなかったし明らかなトラベリングを見逃すし、またミスコールが多いと思うのは気のせいだろうか。

下手したら今日は負けていてもおかしくない試合で、それで2連敗となっていたら私は完全に打ちのめされていただろう。何はともあれ勝ったのでよかった。でも、正直いうとジェファーソンがいない今のアリゾナ大はたいして強くないというのは事実でAPランキングの9位というのは妥当な位置だろう。


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