◆ワイルドキャッツ最新情報・観戦報告2月後◆

2月26日(土)◆アリゾナ州立大◆

Photo by AP
同じ州ということだけで今では名ばかりの宿敵、アリゾナ州立大(ASU、サンデビルズ)をホームに迎えての試合。
前の試合腰痛で欠場したウッズは今日も私服でベンチ入り。さらに悪いことにケガの状態は全治2週間から6週間ということでNCAAトーナメントの出場も微妙な状況。
逆に2ヶ月近く欠場していたリチャード・ジェファーソンは試合に出ることはなかったが、私服でなく今日はジャージ姿で登場。復帰は来週のオレゴン州立大戦からとなる。

今日の試合はまたしても「醜い勝ち方」でひどかった。前半一時21点差があったのが、後半追いつかれそうになり、3点差まで詰めよられた。最終スコアは89対82。ASUが相手なら快心の勝ちをしなければならないのにこれだもんな。
アリナスの「アウェイの方が燃える」という言葉にもあるようにどうもウチはアウェイの方がいい勝ち方をする。前回サンデビルズと敵地で対戦したときは30点差近い勝利だったのに、どうもホームコートではふらすとれいしょんを抱かせる試合が多いのが不満じゃ!

アリゾナ州立大といえば、あの61点男、エディ・ハウス。今日も前回同様彼をたった7点という低スコアに抑えることに成功。彼をマークしたアリナスもガードナーもいい動きをして彼を封じ込めた。彼らの働きはほんとエラい!
今日のハウスはほんとにひどく、前半までの得点は1フィールドゴールのたった3点、イージー・レイアップを2度も外し、後半残り14分を過ぎたところで4ファウルとふんだりけったり。おまけに会場からは彼をからかう「え〜でぃ〜、え〜でぃ〜」コールをことあるごとにあびせかけられ、正に泣きっ面に蜂。ご愁傷サマでした。
前半のASU自体お粗末すぎで、エアボール連発、シュート成功率28%で10分ぐらいまでフィールドゴールが一本も決まらなかった。
自慢のアンティーク・カーに乗ってのインタビューを受けるウォルトン Photo from FSNA
今日のワイルドキャッツで大活躍は、ルーク・ウォルトン。一体どうしちゃったの?状態で、シュート成功は9本中7本(3ポイント3本中2本)で自己最多の23点でプレイヤー・オブ・ザ・ゲームに選ばれた。それにしてもヤツがこんなにシュートが決まるとはおかしすぎる!アシストはいつも通りの活躍で7つ。今日はアリナスとのラインが冴えていた。彼のアシスト能力はほんとすばらしぎる。空きスペースを見つけそこに選手を引きつけるようなパスを出すのとフリーの選手を見つけるのがほんとうまい。その辺はやはりセンスの良さを感じる。得点力も今日のようであれば、ほんといい選手になる。
ちなみに試合前のテレビレポートでは彼のインタビューを流していたが、思ったより声が低かった。まるでお父さんのよう。
なんでもいいけどAPはいつもウォルトンの写真ばっかり撮って載せるのだが、今日みたいな活躍ならともかく、最悪なときでもそうなのが解せない。私が思うにこれは有力者の父親の指令、もしくはメディア界を支配している白人の陰謀(笑)ではないかとちょっと思っている。

ベンチでくつろぐウッズ、左はエドガーソン Photo from FSNA
アリナスも今日は自己最多の29点をたたき出しいつも通りの活躍。ただ3ポイントを5本打って1つも決めなかったのはいけなかった。
ウッズの代わりに出場したウェセルもなかなかいい働きをしていたし、マイケル・ライトも16点14リバウンドのダブルダブルとこれまたいつもどおり。彼の場合プレーがほんと地味なのでいつも終わってから「そんなに取ってたの?」って感じなんだけどね。
今日のガードナーくんは数字的には冴えてなかったが目立たないところでいい働きをした。

試合開始時に見なれない金髪頭がいて、誰かと思ったらリック・アンダーソンで、どうも染めたようだった。髪型を変えたり、今シーズン不甲斐ないプレーぶりを変えるためにいろいろとやってるみたいだが、その甲斐もなく彼は段々ダメダメになっていっている。今でははっきり言って、ジョン・アッシュなみの扱いになりつつある。彼が甦るということは今シーズンはもうないだろうな。というか来シーズンもダメだと思う。

三度言うが、あのPAC10の審判の質の悪さはなんとかならんだろうか。ファウルコールを感覚だけで吹いている。審判だって完璧でないといってもあまりにミスコールが多すぎる。ちゃんとやってくれよ、ほんと。


2月19日(土)◆UCLA◆

Photo by AP
弱い・・・。UCLAほんと弱すぎる・・・。前にも書いたがわしはワイルドキャッツの前に好きだったカレッジチームはUCLAだった。だから、こんな不甲斐ないUCLAは例え今は敵でも悲しい・・・。
試合前、ウッズがジャージを着ていないことに気づいて一瞬青ざめた。それでも、今日の対戦相手がUCLAだということで、すぐにその心配は消え、実際その通りになった。
ターンノーバーが21。見ていて明らかに練習不足かコーチングが悪いというのがわかるプレーぶり。チームとしての歯車が全くあっていなくて個人技だけでやっている感じ。ディフェンスの悪さがファウルの数を増やし、ギャズリックなどは後半9分で4つめのファウル、昨日わしがこーしー屋の前で遭遇したアール・ワトソンも後半11分のところでファウル・アウトしてる始末。だいたいウチの超つかえんコンビ、アンダーソンとかウォルトンがラクラクダンクできてしまうディフェンスって相当やばいよっ!。
でもその中で光っていたのがチームのスコアリングリーダーのジェイソン・カポノ(マフィアみたいな名前だ)で一人で27点も取っていた。すごすぎ。ひょっとしてカンファレンスの年間最優秀新人賞を彼に取られちゃったりして。あとわしも好きなアール・ワトソンがありウープしたのには驚いた。あと、ギャズリックってなんか仕草が笑えるね。ひたむきにプレーしてるんだけどなんか違うところを見てるような。
3ポイントを決めた後謎の決めポーズをするガードナー Photo from ABC
ウチの今日の主役はやはり1年生両ガード。ガードナーは16点、4リバウンド、11アシスト、7スティール、ターンノーバーがたったの1と怪物的な活躍でプレイヤー・オブ・ザ・ゲームに選ばれた。7つのスティールは前半だけで上げたもので、これはPAC10記録にあと2つ足りないだけだった。オルソン監督も「ガードナーより点数を取る選手はたくさんいるかもしれないが、今日の彼のようにプレーできる選手は誰もいない。」と絶賛していた。
他方アリナスくんは今日も安定したプレーぶりで23得点。最近の髪型のせいかプレーだけでなく、顔つきもなんかディッカーソンに似てきたように思え、地元放送局もよくアリナスのことを彼に例えて実況している。
それにしても、今日はABCでの全国放送ということで、この1年生コンビはそれを意識していたのがまる分かり。アリナスなんかはこないだのワシントン州立大戦でも何か賞みたいなものが出るということでいつもよりはりきってプレーしてレイヤー・オブ・ザ・ゲームに選ばれたし、今日のガードナーも然り。現金な子たちだ。
今日はウッズがいない分スカラーシップ選手6人全員が2ケタ得点の活躍だった。マイケル・ライトも22得点と看板として力づよいプレーでなかなかよかった。
アンダーソンは4本のシュートを全部決めまずまず、ウェセルもシュートは7本中たった1本だったが、フリースロー10本決めるという彼からすると離れ業を見せた。ウォルトンは相変わらずシュート入らないし、くだらんミスはするしでアホだが、11点とこれまたまずまず。面白かったのはトラベリングを取られたとき、ボールを受け取ろうとするUCLAの選手を払いのけ、わざわざ審判に直接手渡していたとこ。大人げないっつーか、性格悪し。

今日の試合は何故かケガ人続出で、UCLAのヤングとかいう選手がブロックに行った際腰から落ちて負傷、ウチのウェセルもディフェンスでペネトレイトしてきたUCLAの選手と激突、顔面出血し、どちらもプレーを長いこと中断しなければならなかった。ちなみに、ウェセルが負傷し倒れている最中、ウッズはベンチでヘラヘラ笑っていたのをわしは見逃さなかった!ひでぇ。

この試合、スタジアムで観戦してるとき、ちょうど後に座っている兄ちゃんが「You suck, UCLA!」「オ〜、イヤァ〜」「フリースロー落とせぇ!あっ、これウチのチームだ。気にすんな。」とかおもろいことばっか言ってて笑えた。アリゾナ大はUCLAに入れなかったようなカリフォルニアの学生が流れてきているからUCLAを嫌っている人結構いそうなんだよね。

次の試合は1週間後のアリゾナ州立大戦。ウッズは十分な休養を取って、その試合では復帰するということに今のところなっている。それにしてもこの試合実際のコマはたったの6人だった。みんなよくがんばった。


2月17日(木)◆南カリフォルニア大◆
Photo by AP
前回アウェイでカンファレンス唯一の敗戦を喫した南カリフォルニア大が今日の相手。今回はこちらのホームで、当然リベンジということで本来格下のチームを徹底的にたたきのめす予定だったが(私の中では)、まったく駄目だった(泣)。
勝つには勝ったのだが、前半はUSCのリードが続き、一時は10点差ぐらいつけられて試合が進んだ。というのもディフェンスがまさにザル状態。USCにはシュート力のあるセンターやフォワードがおるんでそいつらが外にポジションを取った場合ウッズやライトがどうしても外についていかんといけない。そんで中が空いたところで別のが飛び込んできてシュートを決める、とまぁそんな仕組み。なんかUCLAカットとかやってたし、宇宙人みたいな風貌のビビー監督なかなかがんばったやんけ。でもなんか試合の進行を妨げるようなことをしたり、姑息な戦略を使ったりするところなんかキラ〜い。こーゆーとーちゃんならあーゆーひねくれた子(マイク・ビビー)が生まれてもしゃーないかな、と。今日のねちねちしたプレーを見てももうわしゃUSC嫌い。もう恒久の敵と認定。みんな思うことは同じようで会場のブーイングもいつもよりすごかった。
今日のディフェンスが冴えなかったのはウッズくんが腰を痛めているというのもあった。これまでNCAAの1試合のブロック記録に並んだりと大車輪の活躍をしてきた無理が祟ったのだろうか。しかし控えのセンターがいない今の状態からして腰が痛いなどと抜かしている場合でなく出場しなければいけないのがつらいところ。それでも故障がありながらも17点いれちゃうところはウッズもすごいね。
今ここで彼がポシャッたらウチは間違いなく終わり。ジェファーソンが帰ってくるまでね。

ガードナーくんはやっと調子が戻ったようで今日はシュート13本中6本19点と復活を宣言。彼がこうでなくてはワイルドキャッツはワイルドキャッツたる所以ではなくなるのだ。試合前親友のアリナスに「3ポイントを3本決められなかったら3発パンチしていい」と宣言していたらしく、実際ちょうど3本しっかり決めたのだ。
そのアリナスくんですが、今日も安定した活躍で21点。毎回コンスタントに決められる点でほんと頼りになる。こーゆーところはNBAのスカウトが好むところでもあるし、アーリーエントリーは近いかもしれないなぁ(嘆)。しかし彼のステップはトラベリングを取られやすく、今日は3回もコールされていた。彼はシュート前や切れこんで行ってパスをするときに両足で「ダン!」と着地するのだが、その場合足がスライドしやすくコールされてしまう。それに、両足で着地した場合は軸足をどちらにしてもいいはずで片足を動かして問題ないのだが、アホな審判だと軸足をあげたと判断してトラベリングをふく。その上このステップだと足が一列になってこけやすく、よくやるのだが、今日もしっかりコケていた(アホ)。

んで、その審判なんだが、いつも言ってるけど、今日は特にひどかった。大学の審判てほんとレベル低いと思う。彼らはプロなのかどうか。金をもらってやっているんだったらあまりにひどすぎる。彼らは感覚だけで吹いている観があって、中にはファウルコールを選手の背中からコールしたものもあった。今日はあまりにミスコールが多く、後半審判が入場してきたときも会場はブーイングの嵐。こちらにアドバンテージがあるようなミスコールももちろんあったが、全体的にUSCが特をすることが多かったので、今日は例え負けても負けとは認めなかっただろう。

最後にウォルトン。極刑に処す。ヤツは何度もやるが、試合終盤の大切なところで決定的なミスをおかしてくれる。今日もシュートを落とした後、ファウルを取られなかったことのイライラでボールを持っている相手に突っ込んでボールをふんだくろうとしてファウルを取られ、相手のフリースロー。だいたい前半負けていたのも自分の力量をわきまえないあのバカが3ポイントを打ちまくってそんで落しまくったのにも原因がある。USCはヤツが入らないのは先刻承知で外ではマークを全くつけず、シュートを打たされた形になっていた。
あまりに入らないので会場でもウォルトンが外でボールを持ちシュートを狙おうとすると、皆一斉に「ノー!」と叫んでいるのが笑えた。
ウォルトンよ、アシストだけに専念して頼むからシュートは打たないでくれ!

今日は最後まで気が抜けない試合で疲れた・・・。


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