注:これはフィクションです。 実在の人物、地名などとは一切関係ありません。 特に漫画家とか。 鈴木央「僕・・・自分がはずかしい。一瞬あなたを殺そうとした。殺そうと・・・思った。打ち切りが・・・怖かったんだ。」 涙ぐむ央。一瞬ぎょっとする画太郎。 漫☆画太郎「いいさ、気にすんなよ〜。そんな、こと。無理ないだろ。こんなことになって。」 漫☆画太郎「な、俺たち漫画仲間じゃないか。」 漫☆画太郎という漫画家はこんな器の大きい漫画家だったのだ。 自分を殺そうとした人間にすら、いいさと一言で許せる心をもった。 ・・・漫画の内容なんかで人を判断しちゃいけないんだ。 央は胸がいっぱいになった。 ざくっ、というトーンを切るような音が央の耳に聞こえた。 漫☆画太郎「ごめんな。俺も打ち切りが怖いんだ」 鈴木央 打ち切り 戻る |