学問の自由・言論の自由がない韓国

親日作家を在宅起訴 名誉毀損容疑

 約100年前の歴史上の人物に対する名誉毀損が成立してしまいます。
民事訴訟でなく、刑事です。

常識の影に隠れた「真実」を明らかにする、そんな自由な歴史研究は、現在の韓国では許されません。

親日作家を在宅起訴 名誉毀損容疑

 ソウル高等検察庁の鄭現太(チョン・ヒョンテ)検事は27日、虚偽の事実を流布し独立運動家の故・金九(キム・グ)先生の名誉を毀損した容疑で、「親日派のための弁解」の著者で親日作家であるキム・ワンソプ(41歳)容疑者を在宅起訴したと明らかにした。

 キム容疑者は昨年11月に開かれた過去史真相究明のための国会公聴会で、「金九先生は明成皇后(閔妃)の敵を討つため無実の日本人を殺害した後、中国に逃避した朝鮮王朝の忠犬」と批判した印刷物を傍聴者に配布した容疑で、金九先生の遺族によって告訴された。

 鄭検事は起訴状で、「金九先生が1896年黄海(ファンへ)道・チハポで殺害した日本陸軍の士田壤亮中尉は当時朝鮮人に偽装した日本軍人だ。

 また、金九先生は士田中尉を処断した後、官憲に逮捕されて死刑宣告を受け、1919年独立運動のため中国に亡命したが、直ちに逃走したかのように虚偽の事実を書いた」とし、キム容疑者を法廷に立たせた。

 キム容疑者は1999年以降、日本帝国の侵略を美化し独立運動をけなす内容の親日著作物を発行した容疑などで数回処罰を受けている。昨年2月には明成皇后暗殺事件を美化し、明成皇后の名誉を毀損したとして700万ウォンの罰金刑を言い渡された。

アン・ヨンヒョン記者 justice@chosun.com


朝鮮日報  2004/07/27 19:06  より