「盧大統領の義母にも左翼活動歴」 野党議員が主張
朝鮮日報 2004/10/29 16:39
▲朴成範議員
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ハンナラ党の朴成範(パク・ソンボム)議員は29日、盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領の義父であるクォン・オソク氏だけでなく、義母の朴徳南(パク・トクナム)氏も韓国戦争当時、昌原(チャンウォン)郡・チンジョン面の「女性同盟」委員長として左翼活動を行った」と主張した。
朴議員はこの日、配布した報道資料と聯合ニュースとの電話通話で「1973年に最高検察庁公安部が発刊した『左翼事件実録』第10巻の内容によれば、盧大統領の義母の朴徳男氏は韓国戦争当時の1950年9月21日に昌原郡・チョンジン面の女性同盟委員長に任命され活動していた」と述べた。
朴議員は「左翼事件実録によれば、朴氏は本籍および住所地が盧大統領の義父であるクォン・オソク氏と同じ昌原郡・チョンジン面・オサ里628番地と記録されており、大統領の義母だという事実を裏付けている」と主張している。
また「当時の女性同盟は北朝鮮関連の情勢宣伝と時局講演ポスター配布および付着、留置場看守、食事提供などの活動を行っていたという点で朴氏もチンジョン面の女性同盟委員長としてこうした活動を指揮していたと左翼事件実録は記述している」と話している。
また、朴議員は「左翼事件実録によれば、許成寛(ホ・ソングァン)行政自治部長官の実父も左翼活動に参加していたと記録されている」と主張した。
朴議員は「与党が過去史真相究明を主張しているが、与党指導部から自分自身と関連した過去史について明らかにし、明快にしなければ、まともな過去史真相究明は不可能だという点を強調するためこうした事実を明らかにするに至った」と説明している。
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