中央日報 2004.02.17 20:50
旧日本軍の蛮行写真30点公開
旧日本軍が白頭山(ぺクドゥサン)頂上の天池(チョンジ)に鉄杭を打ち込むなど、日本植民地時代の各種蛮行を物語る写真が大量に公開された。時事週刊誌「週間朝鮮」は18日発刊の最新号(2月26日付)に、こうした写真30点を掲載した。
洪思光(ホン・サグァン)韓国社会文化研究院理事長(50)とチョン・ソンギル啓明(ケミョン)大ドンサン医療院名誉博物館長(63)が収集したこれらの写真は、ほとんどが未公開で、学界の関心を集める見通しだ。
最も注目される写真は、韓民族の精気を断つために白頭山の天池に鉄杭を打ち込み、天皇の始祖神であり、日本人の先祖として知られる「天照大神」に祭祀を執り行う場面(1943)。 日本731部隊の人体実験および解剖室の光景、内臓が飛び出したまま倒れている女性の姿、強姦される女性、日本刀で首を切って処刑する場面などは、旧日本軍の野蛮性を表している。
これらの写真は、洪理事長とチョン館長が収集した約1000点のうち、学界の考証と検討を経て、歴史的資料として重要な価値があるものだけが選ばれた。
洪理事長とチョン館長は個人的な関心から、私財6億ウォン(約6000万円)を投じて、日本、中国、ロシア、ドイツ、フランス、英国、オランダなど17カ国を回りながら7年かけてこの資料を収集した。
韓国独立運動史研究所のイ・ミョンファ博士は「まだ公開されていない写真が多数あり、重要な歴史的史料になるだろう」と語った。
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