中央日報 2003.12.21 18:08 国税庁「すべての洋酒に偽造防止ホログラム付着」を勧告 今後、にせ物の洋酒を製造し難くなる。洋酒に、偽造防止用のホログラムが付着され、にせ物の洋酒を簡単に区別できるようになるからだ。 国税庁が21日発表したところによると、同庁は、今週中に酒類業界の懇談会を行い、風俗店や量販店などで販売するすべての洋酒に、偽造防止用のホログラムを付着するよう勧告する方針を固めた。各酒類会社が、酒類の免許権・課税権を持っている国税庁の勧告を無視するのは難しいものとみられる。 偽造防止用ホログラムには、洋酒のブランド名と製造年度、製造会社などが表示される。ポルグラムをビニールで包み、瓶の上部に付着する。国税庁によると、零細な洋酒偽造メーカーらが、ホログラムまで偽造する技術力を持つのは難しいだろうということ。 現在、真露(ジンロ)・バレンタインが製造、販売している「インペリアル12年産」には、偽造防止のホログラムが付着されているが、残りの洋酒には、こうした表示がなく、にせ物洋酒の流通をめぐった議論が絶えなかった。国税庁当局者は「偽造防止用ホログラムの付着を、業界に強いることはできないが、業界が自主的に実践できるよう、積極的に誘導する計画」と話した。 鄭在洪(チョン・ジェホン)記者 < hongj@joongang.co.kr > |