快楽大魔王/成田アキラ(アクション・ピザッツ)

エッチな漫画家の元にある秘宝館のオーナーからモニターを依頼されるところから始まります。 秘宝館の一般公開の部屋から特別な部屋に入るとそこには、美宇1号がベビードールを着けて座っていました。 リアルな外見だけでなく、自由にポーズをとらせることができ、体を曲げたりしても不自然なシワもできないお人形でした。 人間の皮膚の表面をコピーできるスプレー式の素材を使っているので産毛まで表現できていました。 さらに改良型の美宇2号が完成したと言っていました。 別室では女性からボディーを型取りしている所や顔にカツラやまつげを付けている所、アソコの調整をしている工程を見学し、 さらに最後に胴体に皮膚を着ける前のスケルトンの状態の美宇2号の部屋を見学しました。

美宇1号は60万円でいまから注文して3ヶ月待ちの状態で、美宇2号は180万でした。 オーナーは新製品の美宇2号のモニターを依頼しました。 美宇2号の特徴は、美宇1号は自分では動けないんですが、美宇2号はロボットのように自分で手足を動かすことができるんです。 体温調節機能、コップを掴んで水を飲む動作、足をばたつかせる動作などの説明をオーナーから受けて自宅に戻ろうとするのですが、 我慢しきれずに近くのホテルに入ってしまうんです。 入り口で他のお客さんとすれ違っても人形とわからない位、精巧にできていました。 ベットに連れて行き、服を脱がすにしたがって異常に興奮していきました。 美宇2号のすべてを知りたいとオーナーから聞いたボタン以外を押すことにしました。 するとまばたきをしたり目が動いたり、息までしていました。外見では人間と区別できないくらいでした。 いよいよ挿入、美宇2号が「やさしくして」と声を出しました。 美宇2号にはセックスのプログラムが組み込まれていて始めは緩やかにだんだん激しくなって男を抱きしめる腕の力も強くなって、 声も大きく腰も絶妙に振りだします。男が我慢できなくなるころ、猛然と腰を振り、いっしょにいっちゃうんです。 その後は寝ているモードになって節電しているようでした。

後始末はカセット式のアソコを取り出して丸洗いします。 服を着せて帰ろうとしたときに、美宇2号が「おしっこがしたい」「私のおしっこ飲めます」というので、 ベットの上でおしっこすわりをさせ飲んじゃうんです。 さらに「死んじゃう」[うんこしないと死んじゃう」といって、 すべての機能がフリーズしてしまい、慌ててしまいます。これはバッテリーが少なくなってきたときの反応で、 ベッドの上にうんこ座りをさせるとお尻から円筒形のバッテリーが出てきました。これをコンセントに差して充電するんです。 外見を大事にするコンセプトだそうです。

東京に戻って友達に喫茶店で見せましたが、はじめ人形だと思わず、無口な人と思ったようです。 人形だとばらしたあと、ここでもオシッコがしたいというので、テーブルの上にうんこ座りさせて、みんなで眺めていました。 当然、店の人に怒られました。美宇2号を友達の一人に貸すことになったんですが、友達がトイレに入っている間に盗まれてしまいました。 幸い試作品だったので、なぜだか逆探知装置が付いていてやっとのことで犯人の部屋にたどり着きました。 しかし、犯人は返さないといって美宇2号といっしょにベランダから飛び降りてしまい。美宇2号は壊れ、犯人は大怪我をしました。 この事件のため、秘宝館のオーナーは美宇シリーズの生産を中止してしまい、漫画家は秘宝館の見える丘に美宇2号のお墓を建てました。

エッチ系お人形マンガの多くが一回のみで連載されるのが少ないですが、この話は3話にわたり、4週間も楽しませてくれました。 さらによくマンガにある、アンドロイド系(人間そっくり)ではなくてお人形の発展型のようなところもよかったです。 このマンガの美宇2号のようなお人形をオリエントは目指しているのでしょうか?来世紀の初めには登場するでしょうね。

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