Hobby

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   Ωdrive

     ドライブという趣味を持つようになってからはや10数年。

       東京−鹿児島ノンストップ32時間など、ファンtoドライブなどという言葉には程遠い

       ドライブをいくつかしてきた。(ほとんどラリーのようなものだった...)

       今回はそのなかでも、総行程3100キロ(走り終わった後にわかったことだがわれ

      ながらよく走ったもんだ)。海外でのドライブについてである。

       しかも言葉の通じないカナダでのこと(トロントは英語が通じるがモントリオール以北

       は、ほとんどフランス語のみ)なので、標識もよくわからなかった。

       高速をまちがえユーターンし(もちろん違法!and危険)、○しっこを我慢できず車を

       無理やり止めて用を済ましたり(よい子は真似しないように!)大変な思いをした

       旅だった。

       トロント−トロワリビエール(ここはおすすめ!小さな町だけどゆっくりできる)

       −モントリオール−ケベック(やっぱり魚介類がうまい!)を経て再度モントリオール

       へいきそこから北上。スキーをしにロレンシャン高原を目指す。そこでは結構雪が

       降っているにもかかわらず、周りの車は120キロ(時速)以上。しかもノーチェーン。

       とても全部の車がスタットレスとは思えない。ハイウェイの街灯がほとんどなく、まっく

       らな世界の中、みんなが私を追いぬいていく...。雪道の運転には自信のある私

       だが、彼らにはついていけないし、ついていきたくもなかった。でも4WDでよかった。

       ホテルに1泊して翌朝の気温はー20度以下。呼吸をするといつもの空気とはちがう

       物が肺に入ってくる。「これが喘息の誘引因子なのか。。」とはじめて認識した瞬間で

       あった。

       そのままモントリオールを経てトロントへ。つかれてきたせいか、結構道のりが長い。

       トロント友人宅で一泊し、ナイアガラフォールズをめざす。少し手前のナイアガラオン

       ザレイクで一泊する(ここもおすすめ)。翌日国境付近で2時間渋滞にはまるが、

       夕方には我が家へ到着。今回のたびでさらに長距離ドライブには自信がついた。

       その次ぎの週に再度カナダに行くとは夢にも思っていなかったが...しかもまた

       く・る・ま・で。ナイアガラフォールズまでいったのだが、レンタカーを4人で借り

       日帰りのため1人35ドルでアメリカからカナダまで行ったことになる。

       あまり余裕のある旅とはいかないが、プライス的には魅力あるプランだった。

       (注意:レンタカーで国境を越えてはいけません。借りる時は間違ってもカナダに行く

       なんて言ってはいけません。ちがいます。よい子はレンタカーで国境を越えないよう

       に!)

 

 

   Ωくるま

       最近気づいたことがある。

       ドライブ・釣り・スキー・キャンプ・温泉...といくつかの趣味があるのだが、どれも

       アメリカでは出来ない(車がないためだ)。

       そうすると、必然的にこのページは進んでいかない。

       解決策は4つある。

       1.このページを削除する。2.タイトルを変える。3.車を買う。4.新しい趣味を作る。

       このうちの1はちょっともったいない気がする。3は経済的に無理。2と4はできそう。

       ただ4は少し時間的余裕がないことと、経済的負担も考え保留。

       というわけで、そのうちタイトル変えます。ただいま検討中。

       

       前置きが長くなったが、車について書きたい。

       

       高校時代はバイクにのり、そして卒業すると車に乗るという非常に一般的なプロセス

       をへて、車にはまっていき10年以上が経った。

       その間乗り継いだ車は6台。多分平均よりは多いと思う。

       事故も3回経験した。被害者1回と加害者2回。

       幸いどれもそれほど大きな事故にはならなかった。

       それなり怖さも知っているが、車だけはやまられない。それくらい楽しい。

       わたしなりの哲学があるので能書きをたれてみたい。

       

       高い車…車高を言っているのではない。金額だ。一般的に高い車とはなにか?

       メルセデスやBMWを想像する人、フェラーリやポルシェを想像する人。

       国産のセルシオやシーマを想像する人。NSXやGTーRを想像する人。

       いろいろだとおもう。

       いくつか例に出したが、今現在、この中で一番高いのはおそらくセルシオであろう。

       単純に考えれば、フェラーリの360モデナの1645万円(車両価格)が一番高いと

       思われがちだがそうではない。

       そもそも車の値段は(買った時の値段)−(売る時の値段)である。

       もしフェラーリを1700万で買い2年後に1400万でうるとその車は300万である。

       セルシオのタイプA(一番下のグレード)を525万(車両本体)を600万で買い、

       2年後に250万で売ればその車は350万になる。

       (モデルチェンジまえだと更に値段は下がる)

       人気車のスカイラインGTーR V spec というグレードは559.8万円(車両本体)

       である。(今は生産がおわり次ぎのGT−Rを待っている状態であるが)

       これは高いか?

       単純に見れば600万という値段は大金だ。

       しかし、ある雑誌に書いてあったがGT-Rを一から作ると2000万くらいになると。

       性能と満足度を考えたときにその車の価格は安くも高くもなる。

 

       最後にもう一つ、全く別の視点。

       日本人は新車が大好きで、よく新車を買う。私もその一人だった。

       新車が一台増えると、今まで乗っていた車は廃車になるのだろうか?

       そういうケースもあるが、ほとんどは中古車市場にながれる。

       つまり、車は減っていかないのである。

       諸外国では車購入時に廃車費用もその値段に含まれていることがあるらしい。

       リサイクルが進んでいる中、1台の車全部をリサイクル部品に変えることは不可能

       である。当然、廃棄物が増えていく。中には不法投棄もあるだろう。

       自然を壊すもとにもなりかねない。

       まだまだ乗れる車が山ほどある。それがごみの山になっていくこともある。     

       もう少し中古車を見なおす次期ではないのだろうか?

       日本人は物を大切にするにたけた民族であると思う。

       こわした自然はもとには戻らない。    

       あまりに新車ばかりをおって、車が増えつづけるとほんとに高い代償が

       人間に返ってくる。

       くるまがとんでもなく高いものになりかねない。

       車を高いものにしないためには多くの視点が必要だろう。

 

   Ωくるまネタ その2

       スーパーカーブームというものが今から20年以上も前にあった。

       フェラーリ・ポルシェ・ロータス 今でもエンスーシアズムを書きたてられる

       カーメーカーであるがなんといっても知名度が高かったのがランボルギーニ

       であろう。

       カウンタックやイオタの名前に魅了たのはなにもカーマニアだけに限ったもの

       ではなく、当時小学生であったわたしも熱くなった一人である。

       そのランボルギーニ・カウンタックの後継車であるランボルギーニ・ディアブロ

       が2001年末にフルモデルチェンジをし、われわれの前に姿をあらわした。

       ランボルギーニ・ムルシェラゴ。このとてつもなくいいにくい名前は、闘牛の名前

       からきているそうだが、その語源はムカデである。

       ディアブロの「悪魔」という意味もすごいが、この「ムカデ」という発想もまたすごい。

       わたしは、ランボルギーニのV12よりもフェラーリのV8方がこのみである為に

       どちらかというと、そちらのよさを述べたいが、ムルシェラゴの驚くべきデータを

       見て、チョットだけ筆を進めてみたい。

       それは、何か?

       燃費である。

       今や、エコカーだとかスモールカー、もしくはハイブリットが時代の先端を走り、

       世間の注目はいかにガソリンを節約するか、限りあるエネルギー資源をどのように

       長く使っていくかに視点がある。

       トヨタプリウス、ホンダインサイトが燃費合戦を繰り広げ、

       ビッツやフィットがバカ売れし、

       エスティマハイブリットはオーダーしても半年待ちとう人気である。

       そんな時代のなか、ランボルギーニ・ムルシェラゴは米国で

       EPA(米国環境保護局)が毎年出しているデータの中の

       燃費ワースト車のトップに踊り出た。

       インサイトは燃費の記録の為に登場してきた車なので、それと比較するのは

       あまり意味のないことかもしれないが、インサイトの25.93km/Lに対して、

       ムルシェラゴ 2.21km/L。

       フェラーリ360モデナの4.25km/Lを大きく引き離し、ダントツである。

       しかも1km/L台も夢ではなさそうな数字といえる。

       ちなみにこれは市街地を走った場合のデータであり、高速の場合は5.53km/L

       まで数字は伸びる。

       同じ距離を走るのに、もし燃料タンクが同じ大きさならば

       (そんな事はありえないが)、

       インサイトが一度もスタンドに寄らないのにムルシェラゴは12回スタンドに

       寄らなければない。

       

       パワーが580PSあるV12 6200ccならしかたのないことかもしれないが、

       このご時世にこんな車を出した事をわたしはむしろ評価したい。

       この車が世間に登場した事はいいことなのか、悪いことなのか。

       わたしはすばらしい事だと思う。

       燃費を考えて、エコロジーを考える人は乗らない、そして買わなければいいだけの

       話であり、(部屋に飾っておくという手もあるが)

       こういった、「無駄の塊」みたいな車が登場してくるのは、

       わたしのような「車好き」にとっては幸せのきわみである。

       もちろん、この車を買えるかどうかというのはまったく別の話であり、

       そんなことは、全くどうでもいいことだ。

       このような車を見ることが出きるだけでも、なにか幸せを感じてしまうのは、

       きっとわたしだけではない。

 

 

    Ω日常

      なかなかこのページが進んでいかないので、関係ない話をしてみたい。

       日本にいるときは気づかないものだが、われわれの周りには機械が氾濫している。

       これは多分 良いことなんだと思う。とても便利な世の中になった。

       いっておくが私は戦前の生まれではない。れっきとした30代なので間違えないよ

       うに。

       その便利な世の中の代表に携帯電話がある。

       待ち合わせる時はもちろんのこと、緊急の用事などではホンとに役立つ。かなり

       価格も安くなった。私もその利用者の一人で、特に車に乗っているときなどは

       その恩恵にあずかり、携帯のない生活が考えられないほどに携帯の閉める位置が

       大きな物になった。

       しかし、今、携帯のない生活をしている。全く不自由さを感じない。それどころか、

       携帯のない事を忘れてしまっていた。

       最近私の腕時計が止まった。修理をすればいいのだが、机の上に置いたまま

       約1ヶ月がたとうとしている。腕時計がなくても生活できているのだ。

       日本という国は何でも物事が正確に運んでいく。

       5分遅れると、人々はいらつきだし、時には大きな事業も失敗する。人間関係

       もこわれかねない。そのこと自体悪いことだと思わない。だけど、そのことが

       時間どおりにすべて物事が運ぶことが「快適」だと思ってきた自分に気づいた。

       アメリカはルーズだ。それは威張れることでも誇れることでもない。

       ただそういう世界も悪くない...そう思える自分が今ここにいる。

       ストイックな人間しか生き延びられない社会が少し多すぎるかもしれない。

       日本は。

       立ち止まって、肩のちから抜いて、深呼吸したら、次ぎはきっと  笑顔がでる。 

       アリナミンDXのコマーシャルみたいになってきたのでやめておこう。

 

   

   Ω釣りネタ

       最近海での釣りに、特に船釣りにはまっている。プロファイルにも書いたが

       わたしは船舶の1級免許をもっており、かっこよく海原に繰り出す海の男を

       想像される方もいるかもしれない。海が好きで船が好きで釣りが好き。

       松方博樹か梅宮辰夫、的場浩司などつり好き海好きな有名人はたくさんいる。

       しかし、わたしには最大の強敵がそこに存在した。

 

       船酔い

 

       である。こいつはものすごい厄介なもので、ほぼ90%くらいの確立で酔う。

       そんなものは気持ちの問題だ!という人もいるかもしれない。

       しかしわたしは万全の準備と意気込みと共に釣りに「出陣」している。

       まず充分な睡眠をとり、酔い止め薬を乗船1時間前にのみ、その時に少量の

       食事をする(空腹だと酔いやすい)。そしてリストバンド型の酔い止めバンドまで

       セットし、万全体制で釣りに挑む。そして下のほう見ると酔うので常に視線は水平線

       に対して平行以上の位置。できるだけ空を見るようにしてます。

       余談だがわたしの出立ちどう見ても「海釣りのジェダイマスター」である。

       かたちから入ることはとても大切で、船酔いしないためにもそこで自分自信に

       酔うのである。軽いおやじぎゃくはこのへんにして本文を続けたい。

       「うまい酒がまっている我が家に、最高の魚(肴)を釣って帰るぞぉ〜!」

       と気合たっぷりで船に乗り込み、いざ釣りが始まればそのことに専念して

       酔いのことなどあまり考えないようにしている。しかし、そこで待っているのは

       ウォータースライダーなみの大波!船は大きく上下に揺れる。

       それにも耐えて1時間ほどはがんばれるのだが、ここであえなく撃沈。となる。

       しかし、それでも、肴を釣らずに帰るわけにはいかない!吐いては横になり、

       少し嘔気が納まってはまた糸をおろす。そして吐く。その繰り返しでさらに1時間

       ほどがんばり、そして体力の限界とともに2時間ほど船で寝る。

       「もう釣りなんて絶対にやらない!」とか「今100万円払うからすぐに港に戻って!」

       など横になっているわたしの頭をよぎるが、帰ってから釣った魚をつまみに酒を飲む

       と「今度は何を釣ろうかなぁ」と喉もと過ぎれば熱さ忘れるのである。

       そしてわたしを釣りに惹きこむもう一つの要因がある。     

       

       実はここからが本題だ(前置き長すぎ!!!!!)

       

       釣った魚は多くの場合、家族の待つ自宅とと飲み仲間のまつ居酒屋に持ち込ま

       れる。

       先日もわたしが所属している「日本酒の会」のメンバー(新郎新婦の両方が所属)

       の結婚祝の席に魚をもっていくこととなった。

       場所はいきつけの居酒屋でうちわだけのささやかな会であったが、上記のごとく

       船酔いに完敗しながらもその日は小さなタイが釣れた。

       (持ちこみは毎度のことでこころよくマスターがOKしてくれます)

       祝の席にタイなんてほんとにめでたいと思いながら、塩焼きにしたタイがでてきた

       ときにはほんとうにみんな喜んでくれて、わたしとしてもとっても酔い気分、いやいや

       良い気分!

       タイの塩焼き、メバルの煮付け、キスのてんぷらと持ちこみ素材が次々と運ばれ

       みんな最高の笑顔。

       自分の個人的な趣味で回りの人間がこんなに喜んでくれるものって他に無い。

       どんなにすばらしいゴルフのスコア-見せたって、賞品の新品クラブを見せたって

       たいして喜んじゃくれない(ゴルフを否定しているわけじゃないですよ!)

       釣りとは本当にすばらしい。

       これが言いたかったのだった。

       ちなみに次回はこの新郎新婦とマスター夫婦が一緒に釣りいくことになった。

       その結果はまたここにアップしたいと思う。