43 ピート・ウォーカー/Peter Brian Walker
04/011/06 解雇された。お疲れ様。
ヒゲかっこいいオーソドックスな投げ方メジャー時代の勇姿


<プロフィール>
188cm 88kg。右投げ。
02年に33歳ではじめてメジャーに定着した遅咲きのメジャーリーガー。
03年年俸は42万5000ドル
04年年俸は50万ドル+出来高


<メジャー成績>
    歳 試 勝 敗 S 回  振  率
1995 26 13   1 0 0 17.2   5   4.58
1996 27   1   0 0 0   0.2   1   0.00

2000 31   3   0 0 0   4.2   2 19.29
2001 32   2   0 0 0   6.2   4   2.90
2002 33 38 10 5 1 140.1 80   4.36
2003 34 23   2 2 0 55.1 29   4.88

球団公式


<リンク>



<04年のピート・ウォーカー>
 オープン戦途中でチームに合流。調整不足が心配された。
 シーズンに入っても苦戦。ストレートは140km/h弱。主武器のはずのフォークが落ちない。被本塁打が多い。打ち取っても、フライアウトが38%もある(5/18現在)。内野ゴロを打たせるのがウォーカーの持ち味の筈だったが・・・
 腰のヘルニアを悪化させて戦線離脱。帰国してヘルニアを手術。オフに再来日して残留テストを受けたが、解雇された。



<03年までのピート・ウォーカー>
02年に33歳ではじめてメジャーに定着。中継ぎで活躍した後先発に回る。ローテーション三番手と評価されて20試合に先発。10勝(5敗)をあげた。
03年は故障に苦しんだ。5月2日に右肩痛で15日間のDL入り。復帰してすぐ右足首を痛め、6月4日に再びDL入り。別情報として「雨の日のヤンキース戦の登板のときプレートで滑り、左太もも裏を痛めてリタイヤした」という情報もある(ソースはJsports中継)。8月に復帰後は8試合に登板(うち3試合は先発)。23イニングを投げて防御率3.52と復調している。



<ピッチング>


本人が"Ground ball picher"という通り、打たせて取るタイプの投手。低めに球を集めながら、左打者にはカットボールを、右打者にはツーシームを内角に投げ込む。空振りが欲しいときはフォーク。
相川「ウォーカーはとにかく、どれだけ低めに球を集められるか、という投手」
直球は140キロ前後。持ち玉はスライダー、カットボール、ツーシーム、フォーシーム、フォーク、シンカー。
スタミナは十分ではなく、6回を超えると厳しい。(参考)。バッターの右左に得手不得手はない。
以下、獲得時の評判
山中専務「真っすぐの最速は145キロだが、スライダー、カットボール、チェンジアップの切れが素晴らしい」
山下監督「スピードはないが、30歳をすぎて投球術を身につけた感じ。先発で使いたい」



<その他>
・元ロッテのウォーレンと親交がある。ウッズとマイナー時代に対戦したことがある。
・五分刈りにヒゲという特徴的な風貌。ヒゲをたくわえ始めたのは20歳の時。「自分があまりにハンサム過ぎて、相手打者にチキンとナメられた。それがイヤでヒゲを伸ばし始めたんだ」「今や体の一部。ショーン・コネリーみたいだろ?」

・大学ではビジネス・コミュニティーを学んだ。元野球選手の兄とともに故郷で野球のトレーニングセンターを経営する。年に1回ベースボールコンベンションを開催している。その規模は年々拡大。自身のメジャー人脈、兄の人脈駆使して開く少年野球教室では「長谷川(マリナーズ)に臨時コーチをやってもらう約束をしたんだ」とのこと。「でもボクが日本に来ることになって、保留になったけどね」  リーグ、国が違えば野球も違う。「将来的にはあらゆる国のコネクションを生かした、総合的な野球教室を開きたい」と熱く語り、そのための人脈作りができるとして横浜入りを決意したという。
(以上、東スポより。)




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