Grand Canyon & Monument Valley

日程表

5/22 Fri
 

出発 6:00am
Williams 到着 3:00pm 出発 5:00pm 
Grand Canyon 到着予定時刻 7:00pm Thunderbird Lodge 泊 112ドル

自宅を出発 6:00am 朝食、昼食ともに前日に買い込んでおく。おにぎり、アンパン(うちの子の大好物)、フルーツ各種も忘れずに。ただし、腐りやすいので、ナイフを持参して、クーラーボックスにそのまま詰めておくことにする。飲み物はミネラルウォーター、アップルジュース、麦茶のパックとクエンチ8をいれておく。

アムトラックの駅とRailroad Museum 蒸気機関車を見学。蒸気機関車は5:30にグランドキャニオンからもどってくるのだが、さすがに待っていられなかった。二歳の息子はとにかくトレインが大好きなのだ。

グランドキャニオンにサンセットまでに到着。ヤバパイポイントで最初のグランドキャニオンを見る。残念ながら博物館は五時で閉館で、見られなかった。しかしなんとロッジの窓からグランドキャニオンに落ちていく夕日を見ることができたのである。絶景かな。最高。ただし、車はすごく遠くにしか停められず、荷物を運ぶのに苦労した。(翌日、朝に車をロッジ前まで移動、縦列駐車にパパがギブアップ、運転手交代となる)

食事をしようとしたが、断念。なんと、ステーキハウスは三時間以上待ちを告げられてしまったのだ。子供連れにその時間は待てない。仕方なくマフィンを売店で買って済ます。売店のおばちゃんにミルクをどこかで売ってないかと聞いたが知らないとのこと。あとでわかったことだが、すぐ前でサンドイッチとかハンバーガーを売っていたのである。おばちゃん、教えてくれよう。そこにミルクもオレンジジュースも売ってました。しくしく。シャトルで十分くらいのところにカフェテリアもあることが夜判明。この日の夕食ほどわびしいものはなかった。

5/23 Sat

朝食は前日調べておいたカフェテリアへ。ジェネラルストアー(スーパーマーケットのこと)の真ん前。ちなみにジェネラルストアーではキャンプ用品一式まで売ってました。カフェテリアの朝食はちょっと高めです。コーヒーだけあったかければいいという人は、サンダーバードロッジとカテナロッジの間にあるサンドイッチハウスで済ましたほうが安あがり。われわれはスクランブルエッグとベーコンが食べたかったので行きました。(子供が好きなんだな)
 

Maricopa Point 眼前に戦艦とよばれる岩山がそびえ、足元にはブライトエンジェルトレイルが下っていくのが見える。ここは19世紀末に銅山として開発されたところで、廃坑跡も残っている。 

30分

Powell Point コロラド川を下った有名な探検家から名前を取っている。展望台からは正面にダナビュート、対岸にはイシス神殿が見える。夕焼けを見るには絶好のポイント。 

45分

Hopi Point クフ王のピラミッド Cheops Pyramid と呼ばれる岩山の下をコロラド川が蛇行して流れ、ダナビュートも迫力満点に見える。東の断崖の上にはデザートビューにあるウォッチタワーが突き出ている。ホピとはここに住んでいたインディアンの名前。 

1時間

Mohave Point アリゲーターと呼ばれる尾根の左右の間にコロラド川が見える。 

1時間半

Pima Point パノラマが楽しめる。 

3時間

Hermits Rest 一般の観光客が行ける西の終点。石造りの建物の中には開拓時代をしのばせる雰囲気のラウンジがある。 

ここにはスナックと飲み物を売っているお土産屋さんがある。

3時間半

Yaki Point ここからはイーストリム。正面のノースリムを一直線にえぐっているのがブライトエンジェルキャニオン。その端にグランドキャニオンロッジ、右手奥にはウータンの玉座 Wotans Throneや美しいビシュヌ寺院 Vishunu Templeも見えている。東の方に奇妙な形をしたアヒル Duck on the Rock がいる。さらに南を振り返れば白いサンフランシスコ連峰がそびえている。 
Mather Point 日の出を見た。はっきりいって日本でも日の出なんてここ何十年も見てないのに。ただし、寝坊したので既に日はあがっていた。 

シャトルバスを利用してまずは WEST RIM を回る。ここはシャトルバスが走っている間は個人の車は一切入れないエリアとなっている。

昼近くになってくると人出がすごい。朝一番で見たわたしたちはラッキーだった。

午後、子供は昼寝しなかったので(ホテルに帰ってサンドイッチを買っていって食べ、休憩した)無謀にもブライトエンジェルトレイルをハイキングしてみることにする。時計をきっかりにらんで、三十分だけ下ることにする。はっきりいうが、ものすごい坂道で、道幅は50センチもないくらい。切り立った崖っぷちを歩くのだ。パパは背中に13キロ近い息子を背負い、ママは飲み物とその他を背負い、それぞれ一眼レフとビデオカメラをひとつずつ持っているのである。パパは最初のレストハウスまで降りるといいはったが、絶対に無理、と説得。結局、一マイルほど下っただけである。

それでもやっぱり下から見上げるグランドキャニオンはちょっと違う。一番下の川のそばのインディアンの村、ファントムランチまでは約6時間から10時間、非常にハードという難易度付きのトレイルなのである。かなり熟練とおぼしきハイカーたちが行きも絶え絶えにあがってくるのだ。看板にはこのファントムランチまでは日帰りしてはいけない、重病をわずらったり、死んだりする人が毎年出ているという警告がっっ。

子供連れでもちょっとだけ降りてみて欲しい。ミュール(ラバ)で降りていくツアーもあるから(ものすごく人気があるので、三ヶ月前から予約しておく必要があるらしい)子供連れの場合、子供ともどもがガイドの英語が理解できれば参加できる。うちは十年後、かな。

休憩ののち、夕食のためにシャトルに乗り、朝のカフェテリアへ。かなりの量と最後にチョコレートケーキ(子供が食べたがった)まで平らげたが、20ドルちょっとというお手軽さ。カフェテリア形式は子供連れにはナイスな形式なのだ。とにかく待たなくていいというのが魅力。

そのあと、サンセットを見にヤバパイポイントまでシャトルで行く。アコーディオンを奏でる人がいて、周りで人々が合唱していた。楽しげ。サンセットはもう、最高っっ。ちなみにサンライズサンセットの時間は入園時にもらえる新聞に載っています。

5/24 Sun
 

Grand Canyon 出発 6:00am前
Monument Valley 到着12:00pm 

ケイエンタのカールスジュニアにて昼食

Monument Valley 内のツアーに参加 

大人30ドル(計60ドル)

Goulding's Lodge 泊 108ドル

Mother Point にて日の出を見た。7:00am頃。戻って朝食にする。8:30am に出発。かなり急ぎの旅なのは、モニュメントバレーまでかなり遠いからだ。

日の出を見てすぐに出発。約3時間半で Monument Valley に到着。到着時刻は 12:00pm ツアーを申し込んでゆっくりまわる。行った人の話によれば、ここでは日本人と見ると、相当ふっかけてくるらしい。だが、大したお土産も買わなかったせいか、別にどうということはなかった。ただ、ナバホ族の母親が小さい娘を連れてアクセサリーを売りに来ていて、その娘と写真を撮らせて一回五ドルという商売をしているのにはあきれた。娘さんはとってもかわいかったけど。

赤い砂の舞いあがるものすごい土地である。景観がすごいのはいうまでもないが、うちの息子はここで砂遊びをしたのが一番楽しかったらしい。ただし、着ていたものはみんな赤い砂だらけだったけど。(まいいか、洗濯すりゃすむことさ)

とにかく。この日一番感動したのはホテル。ここのホテル、値段の割にはちゃちな造りではあるが、とにかくとにかく窓から見えるミニュメントバレーがすばらしいっっ。なんとベランダからサンライズサンセットが堪能できたのだっっ。これでこの値段はね安いかもしれない。それに、この赤い砂地の砂漠でプールを楽しむのはものすごい贅沢気分。一応、荷物に水着は入れておいてよかった。

ホテルのレストランで食事をしたが、味はなかなかにすばらしかったが、量がすごかった。アメリカに来て約二年、いい加減胃袋もアメリカ化しているわたしたち夫婦は当然のことのように二人前頼んだ。こういう観光地ではどーんと盛りはなかなかお目にかかれないから油断していたのである。ところが。ががーん。久しぶりにしまった、とふたりして呟いてしまった。一人前プラスなにか一品くらいでよかったのである。うまいが、食い切れない。しくしく。(ここはナバホの自治区なので、アルコールは置いていない。わたしたちはノンアルコールビールというのを頼みました)

とにかくこの日はゆっくり寝て、明日の強行軍に備える。

夢のようなサンセットを堪能。生涯忘れない光景のひとつ。

ちなみに今日はうちの息子の二歳のお誕生日でした。ハッピーバースデーをレストランで歌ったが、誰も振り返ってくれなかったのはちょっとさびしかったな。

5/25 Mon Memorial Day

日の出三十分以上前からパパはがさがさ置き出して三脚を据えていた。のぼるぞ、という声にのそのそ起き出したわたしだが、やっぱりサンライズってすごいわー、と連発。日本にいてもなかなかサンライズなんか見られないのに、こんなところで見られるなんて最高っっ。といっているうちに二歳児登場。それでもさすがの美しさに圧倒されたのか、機嫌も悪くなく、サンライズを見ていた。

帰りは14時間のロングドライブ。まず、二歳児が反乱を起こすであろうことは明白。ううう。

出発は日の出時刻、6:00am。朝食はここにくる途中、昼食をとったハンバーガーショップで食べる。ここは子供の遊び場があるのだ。ただし、うちの子はまだ小さくて、うまく遊べなかったけれど。

やっぱりというかお決まりというか、バーストゥでおもいっきり渋滞していた。ラスベガスとの合流地点は、週末は必ず渋滞する。ここで三時間くらいロスを覚悟すべし。結構ひんぱんに列車がやってきたので助かった。ひとつなんて、マリーンズらしき戦車とか装甲車とか積んでいて、大喜びしてたもんね。

途中、渋滞をようやくのことで抜けたところでチャイニーズレストランらしき看板を発見、飛び込んだが、予想外に安かった。三人で腹いっぱい食べて5ドルちょっと。ええっ、という安さだが、それもそのはず。かなり治安が悪そうなところだった。まだ日があるうちだったからよかったけど。

帰宅は夜10時近かった。とにかく、疲れたぁぁぁぁ。しばらくロングドライブはしたくない。