いよいよキンダーガーテンに進学!



キンダーへの道のり
手続きをきちんとしないかぎり、アメリカでは日本のようにどこそこの小学校においでください、などと通知はきません。しかも、学齢に達した子供をいつまでも家においておくと、児童虐待で訴えられ、子供を無理矢理保護されてしまいますので、ご注意ください。(お父さんが仕事が忙しいのを口実に、学校への手続きをのばしのばしにしていると、とんでもないことになります。お母さんも英語ができないのを口実に手続きしにいかないとこれまたとんでもないことに。英語ができなくても、困るのは係りの人。あなたではないんです(笑)


まず、このあたりではランゲージテストを受けます。これでレギュラークラスか、ESLクラスかに分けられますが、不服があれば申し立てます。最終的には必ず親の意向が優先されるのが原則なので、がんばってごねてください(笑)しかし、今年のランゲージテストはかなりきびしかった。2年プリスクールでがんばった子も何人かはESLクラスに。でもESLクラスはとてもいいのです。辞書の引き方や発音を徹底的に教えてくれるからです。ただし、宿題は1.5倍とか。


各学校にて面接テストのようなものが行われます。学校へ入学手続きを済ませていれば、大概の場合、お手紙がきますが、こない場合は必ず8月の末に問い合わせましょう。この面接テストでは、アルファベット、数字、形、色、それからPhonix(発音)が試されます。これによってクラス分けが決まりますが、できるできないは問題にされません。あくまでも先生がうまくクラス運営ができるようにわけるためのテストらしいです。うちの息子は発音だけがさっぱりできず(どうやら先生のいっている意味がよくわからなかったらしい)。でも先生はやさしく、他のことはパーフェクトにできるし、これから勉強することなんだから大丈夫。がんばろうね、といわれて帰りました


前日の夕方、ようやくクラスわけ発表。Early Birdのクラスで8:15-11:35までとなる。うーむ、朝、絶対ダッシュだよな、と覚悟を決める。(いや、早番のクラスを希望していたんだけど。子供は朝が強いので)
日本人は同じクラスには遅番に一人。隣のクラスの遅番に一人。計三人の男の子だった。


9/6
いよいよ、ファーストスクールデー。
ご本人もちょっと緊張気味。教室の前に並んでいると、先生が黄色い線の上にキンダーの子は並ぶよ、という。どうやらその先生はアシスタントらしい。いわれたようにおとなしく並ぶお子達。うーん、かわいい。しかし、このクラス、本当にインターナショナルカラーなのだ。アジア系の子、アフリカ系の子、白系の子、ラテン系の子。各種取り揃えました、という感じ(笑)こんな素敵なクラスになれて、こいつは本当にラッキーボーイだ、と思いながら、先生登場を待っていると、ハーイ、と現れる。
で、「じゃ、ママにばいばいとキッスしてねー」とひとこというと、お子達は並んで教室に迎え入れられながら、バイバイしながら去っていきました。
「コレで終わりか―っ」
叫ぶ暇もありません。そう、これでおしまい。お母さんたちになにか説明があるのでは、とおもっていたのですが、なんにもなし。ちょっとがっかり。


9/19
学校がはじまって1週間たちました。
息子は11時35分からあとは2時半までアフタースクールプログラムに入って(月270ドルなり)いますが、どうやらクラスから3人だけ、のようです。そのうちの2人が男の子で、その男の子と友達になったらしい。「うちに遊びにきてイイっていってもいい?」と聞くので、いいよ、と応えましたが、条件は(自分で相手のお父さんかお母さんにいうこと)なので、当分、実現しそうにありません(笑)
しかし彼はキンダーのクラスより、このアフタースクール(ドルフィンクラブ、という)の方が気に入っていて、週3日に減らしたいんだけどというと(金銭的な問題から)「いやだ」ときっぱり。「でもキンダーなら3日でもいいよ」だって。それはできないよー………