息子もようやく3歳の誕生日を5月末に向かえ、アメリカンプリスクールデビューとなりました。

わたしの知っているアメリカンプリスクールについて、まとめてみました。参考になるかどうかはわかりませんが、情報は必ず、プリスクールにてお確かめくださいね。(英語に自信がないので、嘘かもしれない………)


プリスクールの種類

日本と同じで、きちんと勉強っぽいことをしつけるところと、楽しくめいっぱいからだを動かして遊ぶのが主のところとがあります。人気は前者。しかし後者にも、ちゃんと目的があり、到達目標などのあるところもあり、ただ単に「チャイルドケア」をしているだけで、カリキュラムや先生の意図のない野放図な遊びだけをさせるところと別れます。見学はしっかりした方がいいですよ。(英語がわからなくても、見ていればわかる)

あとは日本にはないシステムでは、月、水、金の三日コースと火、木曜日の二日コースが大概設定されており、さらに、ハーフデイプログラム、オールデイプログラムの二種類が用意されています。

オールデイプログラムというのはいわゆるチャイルドケアのことで、朝の7時ごろから夕方6時まで、午前中にはカリキュラムもありますが、午後にはきっちりお昼寝2時間を含み、夕方まで見ていてくれます。ただし、お高いですよっ。ゼロ歳児だと800ドル近く、3歳になっても500ドルから600ドル必要です(週5日いった場合)

うちの息子はハーフデイプログラムに週5日いっているのですが、彼のところは少しだけお安くて、月300ドル。ただし時間は朝8時半から11時半。一日5ドルの追加で12時15分までお弁当持参で延長はできます。短いのですが、この3時間の間に、15分刻みでいろんなアクテビティーが用意され、ペインティングや粘土、はさみやのりを使った工作に、先生の知恵だなあ、と感心するようなものまでさまざまなことをさせてくれます。とても楽しいようです。

他のところではハーフデイプログラムとはいえ、9時から1時まで、お弁当持参だったり給食だったりするところもありますが、給食付きで12時半までというとあるプリスクールは毎日いくと500ドルほどになるそうで………。あと、日本並みに9時−3時というのがモンテッソーリプリスクールで、さすがにここはエデュケーションも充実していて、かなり評判がよく、「日本の幼稚園に一番近い」というお母さんたちも多いのですが、ここは溜め息を出るほど高いんです………。月580ドル。給食付きでこの時間なら、高くはないという人も多いのですが、しかしね、毎月払うんですよ、この金額を………。ふう………。

カリフォルニアの州法ではひとりの先生が持てるのは三歳の子供で12人までと決められているようです。息子のところは一クラス(しかないんだけど)18人で、先生ふたり。しかし毎日くるのはこのうち3人だけで(息子含む)、あとの15人は三日組と二日組に別れますので、合計32人のお友達がいるわけです………。

もちろん、先生ひとりあたりの子供の人数が減るに従って、授業料はあがります………。

人気のあるところは日本と同じでなかなか入れません。ウェイティングリストをつくるところと、指定された日時に並ぶ、日本式のところとあります。息子のところは後者でしたが、ウェイティングリストに半年載っていたので、「園内に兄弟姉妹のある」優先組のエンロールメントデイに手続きできました。リストの長いところだと、お母さんのおなかにいるときからリストにのせ、二歳か三歳になってようやく入れる、という状況だと聞きました。

プリスクールは英語だけでなく、韓国語、中国語、日本語、スパニッシュ、フレンチなどのネイティブスピーカーを配置したところもあります。日本語のところは完全日系幼稚園とインターナショナルとがあり、日系幼稚園は入りにくいということはありませんが、インターナショナルは相当待たされることが多いようです。しかし、運がよければ、すんなり入れたりするようで、リストが長くても、ちょくちょくそこに顔を出したり電話をしたりして、まめに連絡を取るのがコツだそうです。