MONET

モネ(1840-1926)は印象派を代表する画家です。

溢れる光に彩られた世界を、調和に満ちた色彩で描きました。

わたしの一番好きな画家です。


睡蓮

モネは生涯で何百枚もの睡蓮を描きました。

美術館の証明が暗かったのが残念でしたが、

壁一面にかかる大きさに圧倒されました。

端の方ではキャンバス生地が見えているのが印象的でした。





セーヌ河風景

空の青、雲の白、山の赤、木々の緑。

そして、それらを写すセーヌの色。

モネが書くと、何気ない風景がこんなにも美しくなるのです。





オンフルールの雪の道と二輪馬車(1867年頃)

白と黒の雪の風景、間近で見ると

しっとりとした雪の質感まで伝わってきます。

そして、安らぎを与えてくれる全体として調和。

素晴らしいです。





サン=ラザール駅(1877年)

この駅のあった場所には、今ではオルセー美術館があります。

機関車の吐き出す煙が青いのがわかりますか?

大気を汚す煙でさえ、ここでは美しいのです。





積みわら(1885年頃)

美しい自然の中、穏やかな日差し。

間近で見ると、はっきりしない親子の姿は、

少し離れると、浮かび上がります。





睡蓮(1909年頃)

「私はまた不可能なことを始めてしまった。。。

水底で揺らぐ草、見るだけならいいが、

これを描こうというのは、気違い沙汰だ」(モネ)

水が写す空の色、溜息が出るほど美しいです。






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