アクセス数について考えてみよう!
アクセス数に関する考察の説明をします。



・アクセス数とは?

    ホームページをアクセスしてくれた回数をアクセス数と言います。アクセス数により、ホームページがどれだけ見てもらえているかがわかります。自分のホームページを沢山の人に見てもらいたい場合には、このアクセス数を増やす必要があります。カウンターを設置しているサイトでは、これまでのトータルのアクセス数が表示されるのが一般的です。アクセス数の多いサイトは人気のあるサイトということができます。



・アクセスログ

    アクセス数を増やすためには、誰が、どこから来ているか、などのアクセス内容を把握することが大切です。これは通常、アクセスログを取得することで可能となります。ここでは、わたしの主催するホームページを例にとって、ログを解析してみることにします。



・アクセス元URL別アクセス状況

    自分のホームページに来る直前にどのページを見ていたかです。多くの場合はリンクを張ってくれている場所となります。これは、非常に重要です。何故なら、これらのリンクがなければ、個人的にアドレスを教えた人以外は、あなたのホームページにやって来てくれないことになるからです。ここに登場するリンクは、上得意様ということになります。上位20位までをあげてみます。

     1位 1964: 友人A
     2位  532: http://www.yahoo.co.jp/
     3位  366: 友人B
     4位  237: 友人C
     5位  115: 友人D
     6位   83: http://www.infoseek.co.jp/
     7位   61: http://navi.ntt.co.jp/
     8位   63: 友人の掲示板から合計
     9位   55: 自分の掲示板から合計
    10位   49: 友人E
    11位   42: 友人F
    12位   34: 友人G
    13位   23: http://edit.my.yahoo.co.jp/
    14位   14: 友人M
    15位   13: 友人J
    16位   12: 友人K
    17位   11: 友人L
    18位   11: mailbox:/C|/Program Files/Netscape/Navigator/Mail/Inbox?
    19位   11: 友人N
    20位    8: http://www.altavista.com/
    


    ・持つべきものは友である

      見ての通り、友人が張ってくれているリンクからのアクセスが一番多いことがわかります。やはり、持つべきものは友です。友人との相互リンクはどんどん張るべきです。



    ・検索エンジン

      2、6、7、20位に登場しています。友人Aはミリオンヒットを誇るサイトなので、取り合えず無視すると、検索エンジンがトップということになります。全く見ず知らずの人が検索してくれる場所としても、検索エンジンへの登録は大切です。ネットを始めたばかりで、ネット上に友人がいない場合には、宣伝の方法は検索エンジンしかありません。



    ・掲示板もバ○にできない

      8、9位に登場しています。掲示板でメッセージを書いた場合に、URLを記入できる場合があります。この掲示板上のリンクからやってきているわけです。URLが記入できる場合には、きちんと記入することが大切です。また、13位に登場するURLは、ヤフー・ジャパンの掲示板、掲示板からリンクされているプロフィール画面のものです。



    ・メールにはシグネチャを入れる

      18位に登場するURL。実はこれは、メールに書いたシグネチャの中のURLからやってきています。メールのシグネチャにURLを入れない人もいますが、きちんと入れるようにしましょう。シグネチャは4行以内がマナーに適っているようです。以下はわたしの例です。

      ------------------------------------------------------------
      人間 ゆたか(yutakayutaka@yahoo.co.jp)
       ゆたかの世界 http://www.infonia.ne.jp/~aaaa/index.html
      ------------------------------------------------------------
      






・検索エンジン別アクセス状況

    検索エンジンに絞って考えてみましょう。アクセス元URL別アクセス状況から検索エンジンだけを抜き出すと以下のようになります。
     1位  532: http://www.yahoo.co.jp/
     2位   83: http://www.infoseek.co.jp/
     3位   61: http://navi.ntt.co.jp/
     4位    8: http://www.altavista.com/
     5位    7: http://netplaza.biglobe.ne.jp/
     6位    5: http://www.goo.ne.jp/
     6位    5: http://www.csj.co.jp/
     8位    2: http://www.acara.com/
    


    さて、どこに登録すべきかは明らかでしょう。自分で考えてください。ただし、下位の検索エンジンの名誉のために言えば、わたしは、上記以外の検索エンジンにも登録しているはずです。



・検索エンジン傾向と対策

    昔はホームページは数も少なかったため、作成すれば誰でもが見てくれました。しかし、これだけ、ホームページの数が多くなって来ると、それは自然と無理になってきます。これからはホームページの自然淘汰が行われていくことでしょう。
    検索エンジンの代名詞、ヤフー・ジャパンでは登録依頼の名称が「登録」から「推薦」に変わりました。つまり、推薦されたものは、登録されない可能性もあるわけです。実際の登録率は3割程度との噂です。登録してもらいたいなら、それに見合うホームページを作成する必要があります。
    登録される基準としては、以下のような項目が必要ではないかと考えられます。

    ・主題、目的が明白なこと
    ・見た人にとって有益であること
    ・十分な内容(質、量)があること
    ・技術的に未熟でないこと
    


    逆に登録されない基準としては、以下のような項目があると考えられます。

    ・主題、目的が多すぎて、何が言いたいのかよくわからない
    ・内容(質、量)が無い
    ・工事中が多い
    ・リンクエラーがあるなど完成度が低い
    


    また、これらの基準は登録される、されないに関わらず、ホームページを作成する際に心がけるべき項目と考えられます。



・検索ロボットへの指示

    一部の検索エンジンでは、URLを登録することにより、検索ロボットがホームページを自動的に巡回し、ページの内容から情報を集めます。これらの検索ロボットに対して有効な指示を与えれば、ヒットする確立が高くなります。具体的には、「HTMLで書いてみよう!(上級編)」を参照してください。




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